2011年7月23日土曜日

#16 お客様の目の前で・・・

大洋へ

今日はお母さんのたっての希望で
水族館に行きました。

実際に行ったのは、葛西臨海水族館。

水族館に行った大洋は、
最初の内は、水槽の中で自由に泳ぐお魚たちを
一生懸命見て興奮していました。

しばらくすると、お魚が自由に泳ぐのを見るよりも、
自分が自由に走り回る方が楽しいらしく、
水族館の中を走り回り、階段を登ったり降りたりを繰り返す始末。

でも最後は、サメやエイを自分の手で触って
これまた大興奮でしたよ。

自分の体を使って何かやるって楽しいですね。


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《企画趣旨》
 納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っている。日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思った。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中。
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先週、いろんなお客様を訪問して打ち合わせを数多く持ちました。


その打ち合わせとは、

「こんなことで困っているだが・・・」
「こんなことをやってみたいのだが・・・」
というヒアリングであったり、

「こういうプランでやってみませんか?」
という提案であったり、

「来月の研修の詳細は、こんな感じでいかがでしょうか?」
という実施に向けての詰めであったり、

「4月と5月に行った研修はこんな成果がありましたので、次は・・・」
みたいな振り返りであったり、

いろんな段階の、そしていろんな種類のものでした。


そして、それらの打ち合わせをこの週末に振り返ったところ、
ちょっとした変化に気がつきました。


それは、

打ち合わせ中に、お客様との会話の中で、
どんどん新しいアイディアが自分の中で浮かんでくる

ということです。


そのアイディアのタネをその場でお客様に打診してみると、

全く方向性がずれている
アイディアであることを確認できる場合もあれば、

今まで考えていなかった方向の
良いアイディアであることをしばしばありました。


なぜ、
そんなにアイディアが浮かんでくるのか?

それも、
少しは役に立ちそうなアイディアが浮かんでくるのか?


今、改めて振り返ってみると、
その理由の一つは、

「どうすれば目の前の人のお役に立てるのだろう?」

こればかりをずっと考えながら、
打ち合わせに臨んでいるからのように思える。


カーネギーが教えてくれている
「誠実な関心を寄せる」

という、今日も問題をつくるテーマが、
少しずつ自分にもでき始めていることに気付くことができました。


「人を動かす」を今回改めて読み、
ようやく1回目の読了迎えたばかりだが、
既に、その効果が見え始めてきたようでとてもうれしい。


自分が生み出した成果を見て、
自分の成長を実感する。

だから、同じ方向で努力を積み重ねる。

そして、もっと成長し、成果を生み出すことができる。

そして、この努力が苦しみではなく、楽しみや喜びに変わっていく。


そんなよいサイクルに入り始めたような錯覚(?)を
今強く感じています。




【今日の質問】

「人を動かす」デール・カーネギー著より
PART2「人に好かれる六原則」第1節の3日目

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カーネギーからの質問 #016

Q.
アメリカの有名な奇術師であるハワード・サーストンは、
まさに奇術師の王者であるとカーネギーは記している。

カーネギーの分析によれば、このサーストンは、
ほかの人にまねのできないものを二つ持っているという。


その一つは、
観客をひきつける人柄。

もう一つは、
人間に対して真実な関心を持っているということである。


この二つ目に関して、例を挙げてこう紹介している。

たいていの奇術師は、
観客を前にすると、はらのうちでこう考えるらしい。

「ほほう、だいぶ間の抜けたのがそろっているな。
 こんな連中をたぶらかすのは朝飯前だ」


しかし、サーストンは全く違うという。

さてそれでは、サーストンは観客を前に、
はらのうちでどう考えているのだろう?

そのサーストンが、
はらのうちで考え唱えている台詞を想像して書き出しみよ。

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A.
「わたしの舞台を見にきてくださる
 お客さまがいるのはありがたいことだ。
 おかげで、わたしは安らかに暮らせる。
 わたしの最高の演技をごらんいれよう」。

※「人を動かす」p.78参照
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さて、いかがでしたか?


なるほど。さすがですね。ホント。

そして、この記載の先はこう続きます。

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そして、サーストンは、舞台に立つとき、
かならず心のなかで、

「わたしは、お客さまを愛している」

と何度もくりかえしとなえるという。

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いやはや脱帽です。

目の前の人が自分を愛してくれているのなら、
その人と一緒にいる時間が
素晴らしいものになることは間違いないですよね。




【やってみよう!】

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あなたの目の前にお客さまがいます。

その時、サーストンに倣って、
あなたは自分の腹の中でなんと唱えることにしますか?

その魔法の呪文を紙の上に書き出してみよう。

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(影山の場合)

「この方の関心はどこにあるのだろう?
 
 折角頂いた時間ですから、有効に使うことを約束します。
 
 さて、どうすればお役に立つことができるのだろう?」



まずは、相手の関心に集中しよう。

そして、どうすればお役に立てるのか、
考え、そのアイディアを相手にぶつけてみる。

相手のその反応を常に確認しながら話を展開する。


そんな風に、これからは取り組んでいきたい。




【明日の予告】

明日もまたまた同じ節から出題することにしてみます。


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大洋へ
明日は一緒に行くので、
いい子にしていてくださいね。  お父さんより

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