2011年7月21日木曜日

#14 ワンワン

大洋へ

今晩帰ってきたら、
いきなり絵本を見せてくれましたよ。

そして、本を開いて
「これ、なあに?」と聞いてくれました。

「トンネルだよ」と答えると、
いきなり走り去り、直ぐに戻ってきてくれました。

その時手に持っていたものを差し出して
「これ、なあに?」とまた聞いてくれました。

プラレールの部品であるその物体を
「これも、トンネルだよ」と答えました。

すると、また走り去り、
別のおもちゃのトンネルを持ってきて
「これ、トンネル!」
と大声で叫んでくれました。


絵本の中のトンネルと
おもちゃのトンネルでは全く形が違うのに
それが同じものだと分かるのですね。

おお、スゴイ!


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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っている。

日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思った。

さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中。
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【THINK or FEEL】

今日は雑誌Numberの発売日。

この雑誌は創刊以来30年間ほど
ほぼすべての号を買っている。

新橋駅の売店で見かけたので、早速買った。


今号の特集タイトルは「非エリートの思考法」

なかなか面白そうだなと思った後、
副題がついていることに気づいた。

それは
「Don't Feel, Think!」
というものだった。


ブルース・リーは映画の中で
「Don't Think, Feel!」
と言っていた。

私はそのシーンと言葉がとても好きだ。


Numberはその逆を副題に掲げている。

「なんだこりゃ?」と思ったが、
記事を読み進めて行く内に、その意図が分かってきた。


「Don't Feel, Think!」

「Don't Think, Feel!」

いったい自分はどっちの流儀でいけばよいのか混乱した。



そして、しばらくしてひらめいた。


準備期間では、「Don't Feel, Think!」
感覚ではなく徹底的に考えろ。

そして、本番では「Don't Think, Feel!」
考えずに、感じろ。



要は、十分広く深く考えて準備を万全にした上で、
本番に臨め。

そして、本番では理屈ではなく感覚を信じて動け、行動せよ。


そんな風に考えるのが、一番自分に合っている気がした。


一見矛盾した二つのことを「統合」させることができた。
実に気持ちいい。


「統合」

この概念を今後ますます大切にして実践していきたいと改めて感じた。




【今日の質問】

「人を動かす」デール・カーネギー著より
PART2「人に好かれる六原則」第1節の初日

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カーネギーからの質問 #014

Q.
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友を得る方法を学ぶには、
わざわざ本書を読むまでもなく、
世のなかでいちばんすぐれたその道の達人の
やり方を学べばいいわけだ。
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そう、カーネギーは書いている。


さて、その学ぶべき達人とは?

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ヒント:

カーネギーはこうも書いている。

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われわれは毎日路傍でその達人に出あっている。

こちらが近づくと尾をふりはじめる。
立ちどまって、なでてやると、夢中になって好意を示す。

何か魂胆があって、このような愛情の表現をしているのではない。
家や土地を売りつけようとか、
結婚してもらおうとかいう下心はさらにない。
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A. 犬

※「人を動かす」p.73参照
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さて、いかがでしたか?


ヒントを読まずに当てた人はすごいと思う。

カーネギーは、「犬」が答えである理由を明確に説明してくれている。


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何の働きもせずに生きていける動物は、犬だけだ。

にわとりは卵を産み、
牛は乳を出し、
カナリヤは歌をうたわねばならないが、

犬はただ愛情を人にささげるだけで生きていける。

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確かに犬はかわいい。

ご主人様のことが大好きで大好きでしょうがないことを
全身を使って表現してくれる。

本当に犬は人間の大切な友人であると思う。



カーネギーは自身が5歳の時に飼い始めた
ティピーという名の犬のことを紹介した上で、
こうまとめている。

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ティピーは心理学の本を読んだことがなく、
また、その必要もなかった。


相手の関心を引こうとするよりも、

相手に純粋な関心を寄せるほうが、

はるかに多くの知己が得られるということを
ディピーは、不思議な本能から、知っていたのである。


くりかえしていうが、友を得るには、

相手の関心を引こうとするよりも、

相手に純粋な関心を寄せることだ。

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カーネギーの言うとおりだ。
深く納得できる。




【やってみよう!】

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最近、人とうまく関わることができた、
よい関係を築くことができたエピソードを
いくつか思い出してみよう。

その中から、

「相手の関心を引こうとするよりも、
 相手に純粋な関心を寄せること」

という原則がうまく機能したと思えるエピソードを
リアルに思い返してみよう。

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(影山の場合)

昨年の秋、お客様と接する態度や心構えを、
がらりと変えることができた。


その前は、「どうしたら売れるのか?」と
自分の都合ばかりを考えていた。


しかし、昨年の秋から今日までずっと、
目の前のお客様のことが
気になって気になってしょうがなくなってしまった。

「どうなってほしいのだろう?」

「何に困っていらっしゃるのか?」

「どうすればお役に立てるのか?」

「例えば、こんなアイディアはどうでしょう?」

こんなことばかり考えながら、接することができるようになった。
そして、営業面で明らかな成果が出ている。


今日お客様を訪問して行った3件の打ち合わせすべてで、
「相手に純粋な関心を寄せること」ができたと思う。

(しかし、その内1件は、相手の関心に合った話が見つかったので、
 それを長々話してしまったのだが・・・)


この大きな大きな変化のきっかけをくださった方は、平秀信先生。

「平先生、改めまして本当にありがとうございます」



もし仮に、昨年の今頃、

「相手の関心を引こうとするよりも、
 相手に純粋な関心を寄せること」

というカーネギーの言葉に出会っても、

「ふ~ん、そうなんだ~」

という程度の理解しかできなかったような気がする。


自分の成長や上達をm今改めて確認することができ、
これがまた実にうれしい。




【明日の予告】

明日も同じ節から出題することにしよう。


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大洋へ
今週末、お母さんは「大洋を水族館に連れて行ってあげたい」
そう言っています。
大洋は川遊びと水族館のどっちがいいのかな? お父さんより

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