2011年7月13日水曜日

#06 フロイトいわく・・・

大洋へ

今晩はお母さんとお風呂に入って
早めに寝ることができましたね。

是非、このリズムで行きましょう。


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【横浜にて】

今日は横浜のお客様の所へ行った。

少し時間が空いたので、
海辺のカフェでパソコン仕事をやってみた。

実に気持がいい。
仕事もはかどる。

自分は本当に水辺と風が好きなんだな~
と改めて感じた。




【今日の質問】

「人を動かす」デール・カーネギー著より
昨日と同じく、PART1の第2節からの出題

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カーネギーからの質問 #006

Q.
20世紀の偉大な心理学者ジークムント・フロイトによると
人間のあらゆる行動は、たった二つの動機から発する。

その一つは、性の衝動。

では、もう一つは何か?

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  ↓
  ↓
  ↓
A.
偉くなりたいという願望

※「人を動かす」p.34参照
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さて、いかがでしたか?


本当にそうなのか?と、
自分としては疑問に感じる部分も少しはある。

しかし、性の衝動と同じくらい
「偉くなりたい!」という願望は強いんだ~
とビックリしながら納得している自分にも気づかされる。

なんと言っても、性の「衝動」と同じですから。



これと同様のことをいろいろな人が語っていることが
本の中で紹介されているので、その一部を要約して紹介する。


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アメリカの第一流の哲学者であり教育者でもある
ジョン・デューイ教授によると・・・

人間の持つもっとも根強い衝動は、

“重要人物たらんとする欲求”


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リンカーンの書簡にあった記述

「人はだれしもお世辞を好む」


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心理学者ウィリアム・ジェームズによると・・・

人間の持つ性情のうちでもっとも強いものは、
他人に認められることを渇望する気持である


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自己の重要感に対する欲求は、
人間を動物から区別している主たる人間の特性である。

このことをカーネギーは父の思い出話しを
取り上げて紹介している。

そのエピソードとは、

食肉として素晴らし豚と牛を父は飼っている。
その豚や牛を品評会に出品して
何度も賞を取ったことだ。

その時、
豚は自分が得た賞にはまるで無関心だが、
父のほうは大変な関心を示していた。

つまり、この賞は、父に自己の重要感を与えたのである。


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キーワードを一言にすると、

「自己重要感」

この5文字が強烈な衝動や渇望を生み出すらしい。




【やってみよう!】

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・偉くなりたいという願望

・重要人物たらんとする欲求


この願望や欲求はあなたの中にありますか?

それはどんな風にありますか?

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(影山の場合)


こんな願望や欲求をあることを認めたくない自分がいる。

こんなことを願うようでは、
人間としてのレベルが低いような気がしてしまう。

でも、間違いなく自分の中にあるのだろう。
(仙人ではないのだから)


そのことは、こんな場面を考えたときに、
自分の中で明確になった。



「お前は取るに足らない奴だ」

「君ではなく、もっと重要な人物に相談するつもりだ」

もし、誰かにこんなことを言われたら・・・
私はきっとその人物を恨むだろう。


その人物が何をどう言おうが、
本当は自分は自分で変わらないはずなのだが、
どうしても許せない感情が湧いてくる。


ということで、
自分も人間なのだから「自己重要感」にこだわって、
それを渇望しながら生きている事実を
認めることから始めたいと思う。


この「自己重要感」を
「セルフイメージ」に近い概念で捉えると
自分にも理解しやすくなってきた。




【明日の予告】

今日は一般論の紹介だったので、
明日は具体的な事例を紹介することで
記憶にひっつくようにしてみたい。


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大洋へ
今晩の食事で「おいしい!」「おいしい!」を大洋が連発すると
お母さんは本当にうれしそうな顔をします。
大洋は相手の「自己重要感」を高めるコツを
マスターしているようにすら見えました。 お父さんより

1 件のコメント:

  1. 今日も参加させてもらいます。

    リズムが出来てきて、

    習慣になってきたと思っています。

    読んで終わりではなく、

    問題をつくらないといけないので、

    時間はかかりますが、

    腹落ちする感じがあります。


    今日の問題

    友つくるためにカーネギーが必要と言っている

    ことは何でしょうか?










    人のためにつくすことだ。

    人のために自分の時間と労力をささげ、

    思慮のある没我的な努力を行うことだ。

    P.83から抜粋

    長年、カーネギーは誕生日を聞くように

    心がけているそうだ。

    そして、正月には新しい卓上カレンダーに

    これらの誕生日を書き込んでいく。

    こうしておけば、忘れる心配がない。

    それぞれの誕生日には、カーネギーからの

    祝電や祝いの手紙が先方に届いている。


    また、電話がかかってきた場合にも、同じ

    心がけが必要で、電話をもらったのが大変

    うれしいという気持ちを充分に込めて「も

    しもし」と答えるのであると書いている。


    どれも些細なことなのですが、効果的な方法

    だと思いました。参考にしようと思います。

    以上です。

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