2011年11月28日月曜日

#50 弓具店への電話

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です


【カーネギーからの質問】#50 弓具店への電話

議論をすれば損をする。

それでは、何をすれば得をするのでしょうか?

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  ↓
  ↓
  ↓
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  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
相手の立場で物ごとを考える


※「人を動かす」p.210参照
===================



さて、いかがでしたか?


直感的に分かっていただけた部分も多いかと思いますが、
この引用の前後をもう少し長く紹介してみます。


**********

議論をすれば損をする。

相手の立場で物ごとを考えることは、
議論するよりもかえって興味があり、
しかも比較にならぬほどの利益がある。

考えてみると、
わたしはずいぶん長いあいだ、
議論で莫大な損をしてきた。

**********


私もカーネギーとこの点では全く同じです。

真剣な「議論」こそが新しい価値を生み出す。

こんなことを信じて、
物心ついた頃から、「議論」に明け暮れてきました。


しかし、今、
「議論」よりも価値のあること、
「議論」よりも新たな価値を生み出す方法を、
カーネギーから教えてもらうことができました。


「議論」<<「相手の立場で物ごとを考える」


この生き方に今から変えてみます。


その具体的なエピソード「弓具店」の話を、
抜粋で引用させていただきます。


**********

カリフォルニア州オークランド市で
カーネギー教室のスポンサーになっているエディ・スノーは、
ある店の主人から、
“イエス”を連発せざるをえないように仕向けられて、
その店の常連になってしまった話をしてくれた。

エディは弓をつかる狩猟を始め、土地の弓具店から、
かなりの金を使って用具を買い入れていた。

あるとき、弟がたずねてきたので、
その店から弓矢一式を借りて弟といっしょに狩りをやろうと思った。

ところが店員は
「手前どもではレンタルはやっておりません」
と断った。

そこで、もう一軒の店に電話した。
そのときのようすをエディはこう話した。


「電話に出た相手は、たいへん感じのいい男だった。
 
 レンタルの申し入れに対する返答は、
 前の店とはまったくちがっていた。

 『まことに申しわけございませんが、
  手前どもでは、レンタルは不経済ですので、
  やめさせていただいております』。

 そして、今までにレンタルを利用した経験があるかどうかたずねた。

 『あるよーーー何年か前に』

 『その時は、たぶん二十五ドルか、三十ドルぐらい
  レンタル料をお払いになったのではありませんか』

 『イエス』

 『お金を活かして使うことがたいせつでしょう』

 『イエス』

 そのあと、電話の相手は、
 付属品が全部付いて三十四ドル九十五セントの弓矢セットがあること、
 したがって、レンタル料に四ドル九十五セントだけ足せば
 完全なセットが買えることをわたしに説明した。

 『レンタル料を払うことを考えれば、
  いい買物だとお思いになりませんか?』

 ここでも私は『イエス』といって、
 結局、弓矢セットを買うことになった。

 そのうえ、品物を受け取りに店へ行ったとき、
 ほかに数点の品を買い求め、以後この店の常連になった」。

**********


『イエス』と答える質問を連発すること

すなわち、相手の立場で物ごとを考える

そんなことの威力を感じさせてくれるエピソードですよね。


みなさまの頭の中に、
「弓具店に電話する」イメージが残れば、
とてもうれしく思います。



【今日の実践】

今朝妻に、今月自分で立ち上げた
「凡人の逆襲 実践会」の事務局長に就任してほしいとお願いをしました。

責任感の強い妻は、
多分今晩、いろんな質問を私にしてくると思います。

その会話を通じて、
「議論」<<「相手の立場で物ごとを考える」
を実践してみます。


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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。

日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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バックナンバー(過去につくった質問)はこちら
http://hentaichange.blogspot.com/

2011年11月26日土曜日

「凡人の逆襲 実践会」キックオフミーティング開催概要

(凡人の逆襲 実践会  Project)

11月19日(土)に平秀信先生のセミナー
「格差社会で自由と収入を手に入れる方法」
が開催されました。
http://www.improbic.net/sem/world_chance/letter.php


そのセミナーの中で私も講師として1時間
お話をさせていただきました。

そしてその場で、
「凡人の逆襲 実践会」
を新たに立ち上げることを発表しました。

実践会そのものは1月からスタートですが、
この会に興味をお持ちいただいた方々にお集りいただき
12月17日にキックオフミーティングを開催します。


もし、「凡人の逆襲 実践会」にご関心をお持ちいただけましたら、
まずは11/19セミナーの参加者に宛てた
私からのメッセージをお読みください。

なお、私の自己紹介に相当する
「ひとり社長」「マイクロ法人」レポート
http://www.improbic.net/sem/world_chance2/
も併せてお読みいただけましたらうれしく思います。


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11月19日(土)開催 平秀信先生のセミナー
「格差社会で自由と収入を手に入れる方法」に参加されたみなさまへ



土曜日のセミナーはいかがでしたか?

こんにちは
マイクロ法人・パイオニアプロジェクトの影山勝巳です。


平先生のバートが素晴らしかったことはもちろんですが、
私のパートでも、何か少しでもお役に立てたのであれば
本当にうれしく思います。


サラリーマン時代に「左遷」を経験してから10年間ほど
私はセミナーマニアに成り下がっていました。

「自分の人生を一発で変えてくれる
 そんなセミナーがどこかにあるはず」

そんなことを期待して、
足繁くいろんな先生のセミナーに参加していました。

確かに素晴らしいセミナーといくつも出会うことができました。

「おっ、これはすごい!やるぞ!!」

とモチベーションが上がります。


しかし…

実践しないので、何も変わらない。

実践し始めても、やり続けることができないので、
自分の人生は一向に良くならない。

そんな繰り返しでした。


私のような凡人は、

・最初の一歩踏み出す勇気がない
・やり始めても続けることができない
・やらない言い訳が上手

であることは、身にしみて分かっています。

そして、やらない自分、やれない自分に自己嫌悪する。
そんな繰り返しでした。


平先生のことは、
神田昌典先生が主宰する「顧客獲得実践会」のレポートで
10年前から知っていました。

2002年に発行された神田先生と平先生の共著「凡人の逆襲」は
当時だけでも3回は読みました。

また、2004年12月7日に平先生が開催した「億万長者セミナー」にも、
私は参加していました。


しかし、当時の自分は平先生の教えを実践しませんでした。

「実践こそがすべて」

そう教えてもらっていたはずなのに…

だから、自分の暗黒時代は2009年までの長きに渡り
続くことになったのです。



そこでこの度、そんな昔の自分と似ている「仲間」の力になりたい。


・最初の一歩踏み出すきっかけを提供したい
・やり始めれば続けることができる仕組みを提供したい
・やらない言い訳がしないで済む仕組みを提供したい

この3つを実現する仕組みが、
「凡人の逆襲 実践会」です。


「凡人による、凡人のための、凡人の目標達成を実現する」

これが「凡人の逆襲 実践会」でやることです。


是非、その仲間に加わってください。

既に、20名くらいの方から、
「凡人の逆襲 実践会」への入会の意思表示を受けています。

まずは、12月17日に開催するキックオフミーティングにご参加ください。


わたしと同じ凡人であるあなたが、
私たちと一緒に「凡人の逆襲号」という船に乗って航海に出る。

そのために必要な「海図」をその場でお渡しすることをお約束します。


2011年11月21日

パイオニアプロジェクト株式会社
影山 勝巳


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「凡人の逆襲 実践会」キックオフミーティング
開催概要
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【日時】
12月17日(土)13:30〜17:00

【会場】
高田馬場駅から徒歩10分以内
(詳細は参加申込後に連絡します)

【参加対象者】
・変わりたくても変われない方
・頭で分かってはいるが動けない方
・来年2012年を飛躍の年にしたい方

【参加費】
2,000円(事前入金の場合)
(ミーティング当日支払いの場合は3,000円)
※入金方法は参加申込後に連絡します

【参加申込方法】
bongyaku@gmail.com
このメルアド宛に、次の情報をお送りください
氏名、シメイ、メルアド、電話番号、住所、会社名(組織名)、役職


【当日のスケジュール】

第一部 13:30〜16:00
凡人が目標達成するコツ
・師を持つ
・自分の強みを活かす
・あの人のために頑張る
・MWMの法則(Micro Way Method)
・実践会への入会を決断する

第二部 16:00〜17:00
目標達成行動を習慣にする方法
・facebook活用したPDCFA(目標達成につながる行動を習慣にする)
・実践会の今後の活動計画
※第二部は実践会への入会を決断した方のみの参加となります

【主催】
パイオニアプロジェクト株式会社
※主催者のプロフィールは以下のHPをご確認ください
http://www.improbic.net/sem/world_chance2/

【お問い合わせ先】
何か分からないことがありましたら、お気軽にメールをください
bongyaku@gmail.com
凡人の逆襲 実践会 事務局
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#49 NOと言わせると

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#49 NOと言わせると

相手にいったん“ノー”といわせると、
それを引っ込めさせるのは、なかなか容易なことではない。

さて、それはなぜでしょうか?

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  ↓
  ↓
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  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
「自尊心が許さない」から


※「人を動かす」p.205参照
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さて、いかがでしたか?


ちょっと分かりにくいかもしれませんので、
この箇所をもう少し長く引用してみます。


**********

最初は、相手に“イエス”といわせるような質問ばかりを取りあげ、
できるだけ“ノー”といわせないようにしておく。

相手にいったん“ノー”といわせると、
それを引っ込めさせるのは、なかなか容易なことではない。

“ノー”といった以上、
それをひるがえすのは、自尊心が許さない。

“ノー”といってしまって、
後悔する場合もあるかも知れないが、
たとえそうなっても、
自尊心を傷つけるわけにはいかない。

いい出した以上、
あくまでもそれに固執する。

だから、はじめから“イエス”といわせる方向に
話を持って行くことが、非常にたいせつなのだ。

**********


なるほど。その通りですよね。


人間は「一貫性」を保つことにこだわる。

そんな話を以前聞いたことを思い出しました。

人は「嘘つき」と思われたくない
ということだったような気がします。


最初に「NO」と言ってしまった後に、

「あれ、本当はYESだったのかな?」
と思い返してみても、

「最初にもうNOって言ってしまったからな〜」

とそんな感じで自分の
「自尊心」を保つため、
「一貫性」を保つため、
「NO」の立場を貫き通すのでしょう。


みなさん、ご自身でそのような体験をしたことはありませんか?

私は「NO」と言い張り続けた
今思えば恥ずかしい体験をいろいろ思い出してきました。

いや〜、ホント恥ずかしい限りです。

「NO」から「YES」に意見を変えることはしないで、
自分のちっぽけな「自尊心」を保つために
自己防衛的な行動をついついしてしまっていたのです。



カーネギーは「YES」と相手に言わせるメリットを
ビリヤードを比喩表現として使って教えてくれています。


**********

話し上手な人は、
まず相手に何度も“イエス”といわせておく。

すると、相手の心理は肯定的な方向へ動き始める。

これはちょうど、玉突きの玉が
ある方向へころがりだしたようなもので、
その方向をそらせるには、
かなりの力がいる。

反対の方向にはね返すためには、
それよりもはるかに大きな力がいる。

**********


みなさまの頭の中に、
ビリヤードの玉が同じ方向へ転がり続ける様子が
浮かんでいますか?

白い玉とぶつかった黄色の9番ボールが、
コーナにある穴(ポケット)に向かって
ゆっくりとゴロゴロ真っすぐ転がって向かっている。

そんな映像が私の頭の中に今浮かんでいます。


このイメージをカーネギーの教えとして
右脳に刻み込んでおきたいと思います。



【今日の実践】

今日は、息子のお誕生日のお祝いを家族でやります。

議論することが大好きな私の母もうちに来ます。

今日はおめでたい席でもありますので、
母と一切議論をしないで
「YES」と言ってもらえるような話し方を実践してみます。




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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。

日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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バックナンバー(過去につくった問題)はこちら
http://hentaichange.blogspot.com/

2011年11月24日木曜日

#48 YES

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です


【カーネギーからの質問】#48 YES

人と話をするとき、はじめに「やってはいけない」ことがあります。

さて、それはどういうことでしょうか?

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  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
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  ↓
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  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
意見の異なる問題をはじめに取りあげてはならない。


※「人を動かす」p.205参照
===================



さて、いかがでしたか?


ちょっと分かりにくいかもしれませんので、
この箇所をもう少し長く引用してみます。


**********

人と話をするとき、
意見の異なる問題をはじめに取りあげてはならない。

まず、意見が一致している問題からはじめ、
それを絶えず強調しながら話を進める。

互いに同一の目的に向かって
努力をしているのだということを、
相手に理解させるようにし、
違いはただその方法だけだと強調するのである。

**********


なるほど。結構深い話ですよね。

・「同じ目的」に向かっている

・「違い」はその実現「方法」だけ


すなわち、互いの「目的」は同じで「手段」だけが違う
ということを強調しましょうという話ですね。


これと同じことを、カーネギーは別の表現でも教えてくれています。


**********

最初は、相手に“イエス”といわせるような問題ばかりを取りあげ、
できるだけ“ノー”といわせないようにしておく。

**********


この極意は「人を説得する十二原則」
の5番目として紹介されています。


私たちはとかく「違い」に目が行きがちです。

特に日本人は細かい所に目が届く
「詳細重視」(Particular)という文化的な傾向があります。

この「詳細重視」はものづくりの改善活動などで
とても有効に機能しています。

(アメリカGEがトヨタよりもいい車はきっとつくれない
 そう私が考える根拠がこれです)


しかし、人と話すときには、「詳細重視」ではなく
「全体重視」(Universal)で是非行きたいと改めて強く感じています。



【今日の実践】

今日は、

・初めてお会いするお客様からのヒアリング

・お会いするのが二度目となる知り合いとのランチ

があります。

この二つの場面で、
最初は相手に“イエス”といってもらえるような
話のテーマで始めてみます。




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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。

日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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2011年11月23日水曜日

#47 イソップ物語

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#47 イソップ物語

○○、○○、○○は
世のいっさいの怒声よりもたやすく人の心を変えることができる。

さて、この3つの○○にはそれぞれ漢字2文字が入ります。
その3つとはなんでしょうか?

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  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
親切、友愛、感謝


※「人を動かす」p.204参照
===================



さて、いかがでしたか?


3つとも全部当てた方がいらっしゃればとてもすごいですね。

そういう達人ばかりではないと思いますが、
多くの方が、似たような言葉を思いつかれたと思います。


カーネギーがこのように書いてくれた前後の文章を
引用してみます。


**********

イソップはクリーサスの王宮につかえたギリシアの奴隷だが、
キリストが生まれる六百年も前に、
不朽の名作『イソップ物語』を書いた。

その教訓は、二千五百年前のアテネにおいても、
また現代のボストンにおいても、
バーミンガムにおいても、
同じく真実である。

太陽は風よりも早くオーバーを脱がせることができる。


親切、友愛、感謝は
世のいっさいの怒声よりもたやすく人の心を変えることができる。


リンカーンの名言
“一ガロンの苦汁よりも一滴の蜂蜜を用いたほうが多くの蠅が取れる”

をよく心にとどめておいていただきたい。

**********


ここでカーネギーはイソップの話をしていますが、
この箇所の前で
「北風と太陽」
の寓話を紹介しています。


イソップ
「北風と太陽」

リンカーン
「一ガロンの苦汁よりも一滴の蜂蜜を用いたほうが多くの蠅が取れる」

カーネギー
「親切、友愛、感謝は
 世のいっさいの怒声よりもたやすく人の心を変えることができる」


どれも言っていることは同じ。

みなさんの心に刺さるフレーズを
がっちり覚えてもらえればうれしく思います。



【今日の実践】

地元の図書館に行って、
イソップ物語「北風の太陽」の絵本を借りてきます。

それを今月末に3歳になる息子の大洋を
膝の上に乗せてだっこしながら
読み聞かせをやってみます。



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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。

日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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2011年11月20日日曜日

#46 家賃を安くしてもらう方法

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#46 家賃を安くしてもらう方法

O.L.ストローブという技師が、部屋の家賃を安くしてもらいたいと思った。
そこで、ある「作戦」を実行したら、実際に家賃が安くなった。

さて、彼が行った「作戦」とは何でしょうか?

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  ↓
  ↓
  ↓
A.
家主を“惜しみなくほめたたえた”


※「人を動かす」p.198参照
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さて、いかがでしたか?


家主をほめたたえたら、どうして家賃が安くなったのか、
そのやり取りを抜粋でご紹介します。


**********

わたしは契約期限が切れしだい、アパートを出ると
家主に通告の手紙を出した。

(中略)

わたしの手紙を受け取ると、
さっそく家主が秘書を連れてやってきた。

わたしは快活な笑顔で家主を迎え、
心からの好意を示した。

家賃が高いなどとは決していい出さない。

まず、このアパートが非常に気にっているのだと話しだした。

実際、わたしは“惜しみなくほめたたえ”たのである。

アパートの管理についても大いに敬服し、
せめてもう一年ぐらいはここにいたいのだが、
残念ながらそれができないのだと家主にいった。


家主は、今まで借家人から
こういう歓迎を一度も受けたことがなかったのだろう。

すっかり勝手が違うようすだった。


しばらくすると、家主は自分の苦労をぼつぼつ話しはじめた。

苦情ばかり持ちこむ借家人ーーー
なかには十四通も苦情の手紙をよこしたものもあり、
そのうちには、明らかに侮辱的な手紙もいくるかあった。

(中略)

『あなたのように、話のわかる方がいてくださるとは、
 ほんとうにありがたいことです』

といって、わたしから何もいい出さないうちに、
家主のほうから家賃を少し下げようといった。

わたしはもっと下げてもらいたかったので、
はっきりとわたしの払える金額をいうと、
家主はただちにそれを承諾してくれた。

そのうえ彼は、
『部屋の装飾を変えてあげたいのですが、
 何かご注文はありませんか』
といって帰って行った。

**********


なるほど、このやり取りが目の前に浮かび上がってきます。

確かに、このような対応を家主がされれば、
こういう結果につながることも理解できますよね。


このエピソードの紹介に後、
カーネギーは「北風と太陽」の寓話も紹介しています。

結局はそういうことなんだな〜
と改めて感じました。



【今日のモットー】

自分の要求を相手に飲んでほしいと思ったときは、
その要求を伝える前に、
「何か相手をほめることができないか?」
と一瞬考えてみることにします。

結構、実践が難しそうなのですが・・・

もし、ほめることを考える前に要求を言ってしまった場合でも、
後で「先に何かほめられなかったのか?」と自問してみます。



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2011年11月17日木曜日

#45 相手の心を

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です


【カーネギーからの質問】#45 相手の心を

人をむりに自分の意見に従わせることはできない。
しかし、「何か」をすれば、相手の心を変えることもできる。

そうカーネギーは言っています。

さて、その何かとはどういうことでしょうか?

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A.
やさしい打ちとけた態度で話し合う


※「人を動かす」p.196参照
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さて、いかがでしたか?


本当にそうなのか?

と疑問がやや残るかもしれませんが、
カーネギーはこれ以外の方法はないと言っています。


それでは、まず質問に出した文章の前後を紹介してみます。


**********

相手の心が反抗と憎悪に満ちているときは、
いかに理をつくしても説得することはできない。

子供を叱る親、
権力をふりまわす雇い主や夫、
口やかましい妻ーーー

こういった人たちは、
人間は自分の心を変えたがらないということを
よく心得ておくべきだ。

人をむりに自分の意見に従わせることはできない。

しかし、やさしい打ちとけた態度で話しあえば、
相手の心を変えることもできる。

**********


なるほど、そんな感じなのかもしれませんね。

この大切な教えを、
カーネギーは様々なエピソードを紹介することで
説得力を持って伝えてくれています。

今日は、リンカーンが語った言葉だけを
ご紹介することにしておきます。


**********

“一ガロンの苦汁よりも
 一滴の蜂蜜のほうが多くの蠅(ハエ)がとれる”

ということわざはいつの世にも正しい。


人間についても同じことがいえる。

もし相手を自分の意見に賛成させたければ、
まず諸君が彼の味方だとわからせることだ。

これこそ、人の心をとらえる一滴の蜂蜜であり、
相手の理性に訴える最善の方法である。

**********


なるほど、その通りですよね。


先月、平先生のプライベートクラブで一緒に学んでいる
先輩経営者である @川村 秀之 社長に
休日にお時間をいただいて
5時間くらい二人で話す機会を持つことができました。

その時の川村社長が私に対する姿勢は
「味方」や「仲間」であることが、
理屈抜きで伝わってきました。


自分に対して「味方」「仲間」として接してくれる人のありがたさを
強烈に実感することのできた時間でした。


今度は、誰かに対して、
自分がその人の「味方」や「仲間」であることを
感じてもらえるように
人と接して行きたいと思っています。



【今日のモットー】

今週の土曜日、11月19日に行われる
平秀信先生主催の「マイクロ法人」セミナーで
1時間程度講師としてお話する時間をいただいています。

そして、今その場でお話する内容を準備する
最終段階に取り組んでいます。


目の前にいるセミナー参加者の方々のことを

「お客様」
と思うのではなく、

「味方」や「仲間」
と思ってお話をするようにして
準備を進めていきます。



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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。

日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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バックナンバー(過去につくった問題)はこちら
http://hentaichange.blogspot.com/

2011年11月16日水曜日

#44 どんなバカでも

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#44 どんなバカでも

どんなばかでも過ちのいいのがれぐらいはできる。
事実、ばかはたいていこれをやる。

それでは、ばかではない賢い人のやり方とは?

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A.
自己の過失を認める


※「人を動かす」p.189参照
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さて、いかがでしたか?

質問の答えとしては、昨日の質問と同じになります。

カーネギーが自ら誤りを認める効用を
次のように言っています。


**********

自己の過失を認めることは、
その人間の値打ちを引きあげ、
自分でも何か高潔な感じがしてうれしくなるものだ。

**********


なるほど、そんな感じなのかもしれませんね。

このことをもっと実感していただくために、
二つのエピソードを抜粋してご紹介します。


その一つ目は、
アメリカ南北戦争の南軍の総司令官
ロバート・リー将軍の伝記に記された美談です。

**********

ゲティスバーグの戦闘で、
部下のピケット将軍がおこなった突撃の失敗の責めを、
リー将軍が一人で背負った話である。

(中略)

責任を転嫁するには、
彼はあまりにも高潔な人物でだった。

敗れたピケット隊の兵士を
ただひとりで前線に出迎えに行ったリー将軍は、
ひたすらおのれを責めた。

まさに崇高ともいうべき態度である。

彼は、兵士たちに向かって、

「これはすべてわたしが悪かったからだ。
 責任はわたしひとりにある。」

このことばを口にするだけの勇気と人格をそなえた将軍は、
古今東西の戦史を通じて、
そうざらには見あたらない。

**********



そして、二つ目のエピソードは
作家エルバート・パバードが受けた
読者からのクレームへの対応です。

**********

たとえば読者からひどい抗議が持ち込まれた場合、
彼はよくつぎのような返事を出した。

 実は、わたし自身も今では例の問題については
 大いに疑問をかんじています。
 
 きのうのわたしの意見は、
 かならずしもきょうのわたしの意見ではありません。

 貴殿のご意見を拝読、まことにわが意を得た思いがいたしました。

 当地へお越しの節は、
 ぜひとも小生宅におたちよりください。

 あらためて互いの意見の一致を祝したいと存じます。


こんなぐあいに出られると、たいていのものは
何ともいえなくなるだろう。

**********


この二つのエピソードはいかがでしたでしょうか?

人間関係の醍醐味と妙味が凝縮されていると
私は感じました。




【今日のモットー】

(昨日のモットーをパワーアップさせてみます。)


  自分の方が悪いと気づいたら、

  「負けるが勝ち」と心の中で唱えて、

  相手にやっつけられる前に
  自分で自分をやっつけて

  愉快な気分になる



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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。

日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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2011年11月15日火曜日

#43 自分が悪いと知ったら…

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#43 自分が悪いと知ったら…


相手と話している途中に、
自分の方が間違っている、自分の方が悪いと気づいたら、
そのとき何をした方がいいのでしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
自ら誤りを認める

※「人を動かす」p.186参照
===================

さて、いかがでしたか?

カーネギーが自ら誤りを認めた方がいいと主張する理由を
こんな風に表現してくれています。

**********

自分が悪いと知ったら、
相手にやっつけられる前に自分で自分をやっつけておいたほうが、
はるかに愉快ではないか。

他人の非難よりも自己批判の方がよほど気が楽なはずだ。

自分に誤りがあるとわかれば、
相手のいうことをさきに自分でいってしまうのだ。

そうすれば、相手には何もいうことがなくなる。

十中八、九まで、相手は寛大になり、
こちらの誤りを許す態度に出るだろう

**********

なるほど、その通りですよね。

このことについて、
カーネギーは自分の飼い犬レックス(小さなブルドック)と
警官のエピソードをわかりやすく紹介してくれています。

(1回目の警告)

カーネギーはレックスを連れて公園まで散歩に出た。

レックスは人に噛みついたりする犬ではないので、
鎖も口輪もつけずに、公園で放した。

すると警官が寄ってきて、法律違反だと指摘を受けた。

その時カーネギーは、
法律違反であることは知っているが、
この犬は人に危害を加えるような犬ではないと反論した。

それに対して警官は、
君の犬はりすや子供に噛みつくかもしれない。
今日のところは見逃すが、次やったら裁判所に行ってもらうことになる
と警告を受けた。

※カーネギーが反論したら、警官は次回は裁判所行きと警告した


(2回目の警告)

カーネギーは、犬が口輪をいやがるので、
警官に見つかったら見つかったときのことと覚悟を決め、
口輪をしないで公園意への散歩を続けた。

そしてある日、警官に見つかってしまった。

**********

いよいよめんどうになってきた。

わたしは観念して、警官の発言を待たずに先手を打った。

「とうとう、現行犯でおさえられましたね。
 わたしが悪いのです。何もいうことはありません。
 
 ーーー先週、あなたから、二度とこういうことがあれば
 罰金だと注意されたばかりですから」

「うん、だが、まあ、あたりに人がいないときには、
 こんな小さな犬のことだし、つい放してみたくなるのも人情だろう」。

警官の声はおだやかだった。

「まったくそのとおりです。だが、法律は法律です」。

「しかし、まあ、こんな小さな犬は、だれにも危害は加えないだろう」。

警官はそういって異議をとなえる。

「いや、りすにかみつくかも知れません」。

「それは君、考えすぎだよ。
 それでは、こういうことにしたら、どうだーーー
 坂の向こうへ連れて行って、放してやるんだ。
 そうすれば、わたしの目も届かないからね。
 それで万事解決ということにしよう」。

**********

ということで、何とも面白いエピソードですよね。

お互いがゆずりあいはじめるという
とても奇妙ねことが実際に起きた訳です。

カーネギーはこのエピソードを次のようにまとめています。

**********

警官も人間だ。
やはり、自己の重要感がほしかったのである。

わたしが自分の罪を認めたとき、
彼の自負心を満足させる唯一の方法は、
わたしを許して太っ腹なところを見せることだったのだ。

だが、もしわたしがいいのがれをしたとすればーーー
警官と議論すれば、どんなことになるか、読者もご承知のはずだ。

警官と渡りあうかわりに、わたしは、先方が絶対に正しく、
自分が絶対に悪いと認めた。

即座に、いさぎよく、誠意をこめて、認めた。

すると、互いにゆずりありがはじまり、
わたしは相手の身に、
相手はわたしの身になって話しあい、
事件はめでたく解決したのである。

前に法の権威でおどしつけたこの警官が
一週間後に見せたやさしい物腰には、
ださもおどろかされたことだろう。

**********

「人を動かす」の別のパートにあった、

『自己重要感を満たす』

という戦略と完全にシンクロしていることが分かると思います。

『議論を避ける』

『誤りを指摘しない』

『誤りを認める』

というカーネギーの教えを実践するよう意識していきます。



【今日のモットー】

自分の方が悪いと気づいたら、

相手にやっつけられる前に
自分で自分をやっつけて

愉快な気分になる

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納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。

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2011年11月14日月曜日

#42 価値判断よりも

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#42 価値判断よりも

私たちは他人からいろいろなことを聞かされるが、
その時普通どのように反応するだろうか?

本来は、相手の言ったことに対して、
「価値判断」を与えるのではなく、
「○○」を与えるべきである。

さて、この○○に入る漢字二文字はなんでしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
理解


※「人を動かす」p.173参照
===================



さて、いかがでしたか?

ちょっと分かりにくいので、関連する部分を引用してみます。


**********

高名な心理学者カール・ロジャースは、
『人格の形成』の中でこう述べている。

他人を真に理解することが、
どれほどむずかしく、
どれほど大きな価値があるかはかり知れないものがある。

わたしたちは、他人からいろいろなこをを聞かされるが、
そのとき、どう反応するだろうか?

相手のいったことに対して理解ではなく、
価値判断をまず与えるのが普通である。

だれかが何かについて、
感想、意見、または信念を述べると、
それを聞いたわたしたちは、即座に

「そのとおり」とか
「ばからしい」とか
「突拍子もない」とか
「むちゃだ」とか
「まちがいだ」とか
「ひどすぎる」とか

評価してきめつけてしまう。

相手の真意が、どこにあるのか
正確に理解しようとつとめることはきわめてまれである。

**********


「価値判断」や「評価」をする前に、
まずは「理解」に務める。

本当に大切なことなのですが、
なかなかできていない自分に気づかされます。

特に否定的な判断をしてしまったときは、
それを言葉に出さないように気をつける必要がありますね。


『議論を避ける』

『誤りを指摘しない』

というカーネギーの教えを実践するよう意識していきます。

(かなり強く意識しないと、
 ついつい議論したり、
 誤りを指摘してしまう自分がいます)



【今日のモットー】

相手を評価するのではなく、
相手を理解することから始めてみます。

その具体策としては、
「オウム返し」の話し方を取り入れていきます。


「なるほど、○○と思っているんだ〜」

「へえ、○○なんだ〜」

みたいな感じで、評価や判断するのではなく、
相手の話をそのまま受け取って、
そのままオウム返しするように努力してみます。



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2011年11月13日日曜日

#41 切り出す言葉

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#41 切り出す言葉

相手の誤りを指摘しないことは、
人間関係においてとても大切なことです。

それでは、相手が間違っていると思ったときには、
(思うばかりではなく明らかに間違っていたときでも)

どのような言葉を使って話を切り出して行けばいいのでしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
「おそらくわたしのまちがいでしょう。」


※「人を動かす」p.169参照
===================



さて、いかがでしたか?

すごい切り出しですよね。


自分ではなく、相手の方が間違っていると思っている時や
明らかに相手が間違っている時でも、

カーネギーは
「おそらくわたしのまちがいでしょう。」
と切り出すことを勧めているのです。


カーネギーから教えてもらわない限り、
そのような状況で
私はこんな台詞を一生言うことがなかったと思います。



かなり極端な教えと感じる方がいるかもしれないので、
本の中に書かれているエピソードを紹介してみます。

アメリカで自動車販売をしている男の話です。

彼が言うには、自動車販売の仕事はストレスが多く、
客の苦情に対しても、
つっけんどんになりがち。

そこで今までの作戦を変えて、
お客に対して、次のように言うようにしてみた。


**********

「おはずかしい話ですが、
 わたしどもの店ではこれまでに
 ヘマをしたことが何回かあります。

 今度も、何か考えちがいがあるかも知れません。

 お気づきの点がありましたら、
 どうぞおっしゃってください。」


これで、相手側も気を許して、
胸にあることを率直に話し、
最後にはものわかりよく決着をつけてくれる。

わたしの“理解ある態度”に対して、
客から例をいわることもあった。

新車を買いたいという友人まで店に連れてきて
紹介してくれた人がふたりもいた。

競争の激しい自動車業界では、
そういう客が何よりもありがたい。

客の意見を尊重し、
客をたいせつにあつかうことだけが、
激しい競争に勝つ道だとわたしは思っている。

**********


なるほど、そういうものなのですね、人間関係とは。



誤りを指摘しても、相手は変わらないという真理を
歴史上の偉人たちがいろんな言葉で表現していることも
本の中で紹介されています。


**********

教えないふりをして相手を教え、
相手が知らないことは、
忘れているのだといってやる

アレクサンダー・ポープ(18世紀のイギリスの詩人)

**********

人にものを教えることはできない。
みずから気づく手助けができるだけだ。

ガリレオ・ガリレイ

**********

できれば、人よりかしこくなりなさい。
しかし、それを、人に知らせてはいけない。

17世紀の政治家チェスターフィールド卿が息子に与えた処世訓

**********

わたしの知っていることはひとつだけだーーー
自分が何も知っていないということ。

ソクラテスが弟子に繰り返して言った言葉

**********


そして、これらの言葉の後に、
カーネギーはこう続けています。


**********

わたしは、どうまちがっても
ソクラテスよりかしこいはずがない。

だから、他人のまちがいを指摘するようなまねは、
いっさいしないことに決めた。

この方針のおかげで、
ずいぶんと得をしてきた。

**********


私(影山)がソクラテスやカーネギーより賢いことは
絶対にありえないので、
相手の間違いを指摘するなんて阿呆なことは
絶対にしないようにしていきます。



【今日のモットー】

今日の朝、家を出て駅に着くまでの間で、

「おそらくわたしのまちがいでしょう。」

という台詞を小声で10回言ってみる

自分としては全くもって不慣れなこの台詞が
少しでも自分らしく言えるようにチャレンジしていきます。



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《企画趣旨》
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2011年11月12日土曜日

#40 論理ではなく…

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です


【カーネギーからの質問】#40 論理ではなく…

相手の誤りを指摘しない大切さを
カーネギーは教えてくれています。

誤りを指摘しても、
相手は自分の考え方を変えようなどと思うわけがないと言います。

その理由は、
「傷つけられたのは、論理ではなく、○○なのだから」
ということです。

さて、この○○に入る漢字二文字は何でしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
感情

※「人を動かす」p.168参照
===================



さて、いかがでしたか?

なるほど、その通りですね。


傷つけられたのは、「論理」ではなく「感情」なのだから


この教えが書かれている部分を引用すると次のようになります。

**********

目つき、口ぶり、身振りなどでも、
相手のまちがいを指摘することができるが、
これは、あからさまに相手を罵倒するのとなんら変わりない。

そもそも、相手のまちがいを、なんのために指摘するのだーーー

相手の同意を得るために?

とんでもない!

相手は、自分の知能、判断、誇り、自尊心に
平手打ちをくらわされているのだ。

当然、打ちかえしてくる。

考えを変えようなどと思うわけがない。

どれだけプラトンやカントの論理を説いて聞かせても
相手の意見は変わらないーーー


傷つけられたのは、「論理」ではなく「感情」なのだから

**********


他人から誤りを指摘されたときの自分の感情を考えると
まさにその通りです。

しかし、他人の誤りに気づいたときの自分の行動は
相手の感情に配慮することなく
「相手にとってよかれ」と思って
相手の誤りを指摘してしまう。

そんな短絡的な行動をとっている自分に気づかされます。

なんとかこの教えを守れるように努力していきます。



【今日のモットー】

相手の誤りに気づいたときは、
心の中で「1、2、3」と3秒数える癖をつける。

(そして、誤りを指摘しない教えを思い出す)


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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。

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2011年11月11日金曜日

#39 9つの方法

(カーネギーセブン Project)斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です


【カーネギーからの質問】#39 9つの方法

「片々録」と題した本に、意見の不一致から口論を生じないようにする方法が9つ書かれています。

さて、その9つとは何でしょうか?
というよりも、あなたが考える「意見の不一致から口論を生じさせないようにする方法」を9つリストアップしてみてください。

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
1)意見の不一致を歓迎せよ

2)最初に頭をもたげる自己防衛本能に押し流されてはならない

3)腹を立ててはいけない

4)まず相手のことばに耳をかたむけよ

5)意見が一致する点をさがせ

6)率直であれ

7)相手の意見をよく考えてみる約束をし、その約束を実行せよ

8)相手が反対するのは関心があるからで、大いに感謝すべきだ

9)早まった行動を避け、双方がじっくり考えなおす時間を置け


※「人を動かす」p.164参照
===================



さて、いかがでしたか?

なるほど、その通りですよね。


でも、自分の日常と照らし合わせてみると
かなり実践できていない。
そんなお粗末な状況です。


私としては、特に4)と5)を実践したみたいと
強く思いました。

**********

4)まず相手のことばに耳をかたむけよ

相手に意見を述べさせ、最後まで聞く。

さからったり、自己弁護したり、争論したりすれば、
相手との障壁は高まるばかりだ。

相互理解の橋をかける努力こそたいせつで、
誤解の障壁をかさあげするなど愚の骨頂である。


5)意見が一致する点をさがせ

相手の主張を聞いたら、まず賛成できる点を話す。

**********



【今日のモットー】

・まずは相手のことばに耳をかたむける

・意見が一致する点をさがせ



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《企画趣旨》
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2011年11月10日木曜日

#38 お釈迦様の言葉

斎藤一人さんの教え『一人さんの本を読むより、カーネギーの「人を動かす」を7回読み!』を実践するために、日々【カーネギーからの質問】を作りながら、読み進めています。


【カーネギーからの質問】#38 お釈迦様の言葉

釈尊いわく
「憎しみは、憎しみをもっては永久に消えない。○をもってしてはじめて消える。」

さて、この○に入る感じ一文字はなんでしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.



※「人を動かす」p.163参照
===================



さて、いかがでしたか?

実に、深い言葉ですね。


このお釈迦様の言葉を、
戦争反対とか軍備増強禁止みたいな次元ではなく、
自分の日々の生活に活かしてみたいと思います。


そのヒントはカーネギーは具体的に教えてくれています。

「誤解は、議論をもってしては永久にとけない。」
とカーネギーは言います。


そして、誤解を解く方法を5つ紹介しています。

・気転

・外交性

・慰め

・いたわり

・相手の立場で同情的に考える思いやり


なるほど、その通りですね。



【今日のモットー】

気転、慰め、いたわり、思いやりを以て
議論をさけて、
清々しい一日にしていきます。


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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。

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2011年11月8日火曜日

#37 ベンジャミン・フランクリン

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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。

日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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【カーネギーセブン Project】今日の質問

「人を動かす」デール・カーネギー著より
PART3「人を説得する十二原則」第1節の2日目

====================================================
カーネギーからの質問 #37

Q.

**********

ベンジャミン・フランクリンはよくこういっていた

「議論したり反駁しているうちには、
 相手に勝つようなこともあるだろう。
 しかし、それはむなしい勝利だ」

**********


ベンジャミン・フランクリンがそう言っていた理由とは、
一体何でしょうか?

====================================================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
相手の好意は絶対にかち得ないのだから。


※「人を動かす」p.161参照
====================================================



さて、いかがでしたか?

確かに、勝ったとしても、好意を得られる訳ないですよね。

相手をノックアウト=ぶっとばしてしまったのですから…


カーネギの講習会に参加した会計士(フレデリック・パーソンズ)の
興味深いエピソードも紹介されています。


------------------------------------
【BEFORE】議論白熱中

税務監査官と一時間にも及ぶ議論の中で、
九千ドルの一項目が問題になった。

パーソンズの主張:

この九千ドルは事実上の貸し倒れで
回収不能であるから
課税の対象にされるべきではない


監査官の主張:

「貸し倒れ!ばかばかしい!
 当然、税金の対象になるよ」


------------------------------------
【転換点】

パーソンズ:

「議論」をやめて話題を変えて、
相手を「賞讃」することにした

**********

ほんとうに、あなたのお仕事は大変ですね。

この問題などはほんのささいなもので、
もっともっと重要なむずかしい仕事をなさってるんでしょう。

わたしも商売がら租税の勉強をしていますが、
わたしのは、書物から得た知識にすぎません。

あなたは実際の経験から知識を得ていらっしゃる。

わたしも、あなたのような仕事に
つけばよかったと思うことがよくあります。

きっといい勉強になるでしょう。

**********


------------------------------------
【AFTER】賞讃後

3日後、
彼(監査官)は私(パーソンズ)の事務所にやってきて、
税金が申告通りに決定したことを伝えた。

(パーソンズは追加の税金を支払わずに済んだ)

**********

この監査官は、人間のもっとも普遍的な弱点を
さらけ出して見せたのである。

彼は重要感を欲したのだ。

パーソンズと論争をしているあいだは、
権威をふりまわすことによって重要感を得ていた。

ところが、自分の重要感が認められて議論が終り、
自我の拡大がおこなわれると、
たちまちにして彼は、
思いやりのある親切な人間に変わったのだ。

**********

------------------------------------


『議論を賞讃に変える』

たったこれだけで、状況を一変させることができるのですね。


昨日紹介した「トラックセールスマン」の話と同じように
今日の「税務監査官」のエピソードも、
記憶にねちっとくっつけておきたいと思います。




【やってみよう!】

====================================================
『議論を賞讃に変える』

是非これを実践しましょう。

1)よく議論をする相手を一人思い出してみよう

2)その相手と次回会ったときに、
  議論ではなくどんな「賞讃」の言葉を投げかけるのか
  その台詞を考えてみよう。

====================================================


(影山勝巳の場合)

1)
ダーキーさん

2)
・彼の頭の回転の速さ
・相手のことを一番に考える「For You」の精神

この二つの素晴らしさを
率直に伝えてみることにします。





====================================================
【復習】カーネギーからの質問 #037

Q.

**********

ベンジャミン・フランクリンはよくこういっていた

「議論したり反駁しているうちには、
 相手に勝つようなこともあるだろう。
 しかし、それはむなしい勝利だ」

**********


ベンジャミン・フランクリンがそう言っていた理由とは、
一体何でしょうか?

====================================================

A.
相手の好意は絶対にかち得ないのだから。


※「人を動かす」p.161参照
====================================================

2011年11月7日月曜日

#36 議論に勝つ方法

-------------------------------------------------------
《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。

日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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【カーネギーセブン Project】今日の質問

「人を動かす」デール・カーネギー著より
PART3「人を説得する十二原則」第1節の1日目

====================================================
カーネギーからの質問 #36

Q.

**********

議論に勝つ最善の方法は、
この世にただひとつしかないという結論に達した。

**********


さて、その唯一の方法とはなんでしょうか?

====================================================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
議論を避けること


※「人を動かす」p.159参照
====================================================



さて、いかがでしたか?


何か禅問答みたいですね。

カーネギーはこの唯一の方法を紹介した後、
以下のように続けています。

**********

毒蛇や地震を避けるように議論を避けるのだ。

議論は、ほとんど例外なく、双方に、
自説をますます正しいと確信させて終わるものだ。

議論に勝つことは不可能だ。
もし負ければ負けたのだし、
たとえ勝ったにしても、やはり負けているのだ。

なぜかといえばーーー
仮に相手を徹底的にやっつけたとして、
その結果はどうなる?ーーー

やっつけたほうは大いに気をよくするだろうが、
やっつけられたほうは劣等感を持ち、
自尊心を傷つけられ、憤慨するだろう。

「議論に負けても、その人の意見は変わらない」。

**********


確かにその通りですよね。


そして、カーネギのセミナーに参加した
トラックのセールスマンの面白いエピソードも紹介されています。


【BEFORE】セミナー参加前

いつも客に議論を吹っかけたり、さからっている。
売りこもうとしているトラックに
ちょっとでも客がけちをつけると、
おそろしくいきり立った。
結局は、トラックは一台も売れない。


【AFTER】セミナー参加後

ホワイト・モーター会社の花形セールスマンとなった

**********

いま仮に私が売り込みに言って、相手から

「ホワイトのトラック?
 あれはだめだ!
 ただでくれてもお断りだ。
 買うなら○○社のトラックにするよ」

と言われたとする。

「ごもっともです。
 まったく○○社のトラックはいいですからね。
 あれは、お買いになってまちがいはありません。
 会社はりっぱだし、販売係もみないい人ばかりです」

と私は答える。

これには、相手も二の句がつげない。
議論の余地がないわけだ。

相手が○○社はいちばんいいといい、
こちらがそのとおりだと答えるのだから、
相手にはいうことがなくなる。

こちらが同意しているのに、
まだそのうえ
「○○社が一番だ、一番だ」
と一日じゅういいつづけるわけにはいくまい。

そこで、今度は話題を変えて、
ホワイト社のトラックの長所について
話しはじめるのである。

**********


大変興味深いエピソードですね。
このトラックセールスマンの話を
記憶にがっちりくっつけておきたいと思います。




【やってみよう!】

====================================================
「議論を避ける」

是非これを実践しましょう。

1)最近、議論した場面を思い出してみよう
  (相手、状況、場所、結論)

2)そのとき「議論を避ける」という作戦を知っていたら
  あなたはどのように振る舞いましたか?

====================================================



(影山勝巳の場合)

1)
昨日お客様に対して

2)
もちろん激しい議論にはなりませんでしたが、
もし、相手が議論に乗ってきたら、
どんどんエキサイトしてしまったと思います。
今後は、議論になりそうな話題を上手に受け流す。
これでいくようにします。

「受け流す」

自分としては、かなりしっくりくるキーワードです。






====================================================
【復習】カーネギーからの質問 #036

Q.

**********

議論に勝つ最善の方法は、
この世にただひとつしかないという結論に達した。

**********


さて、その唯一の方法とはなんでしょうか?

====================================================
A.
議論を避けること


※「人を動かす」p.159参照
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2011年11月6日日曜日

#35 どんな話題?

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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。

日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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【カーネギーセブン Project】今日の質問

「人を動かす」デール・カーネギー著より
PART2「人に好かれる六原則」第6節「心からほめる」の3日目

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カーネギーからの質問 #35

Q.

**********

人と話をするときは、○○を話題にせよ。
そうすれば、相手は何時間でもこちらの話を聞いてくれる

**********


さて、この○○に入る言葉はなんでしょうか?
(二文字ではなくもう少し長いです)

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  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
その人自身のこと

**********

人と話をするときは、その人自身のことを話題にせよ。
そうすれば、相手は何時間でもこちらの話を聞いてくれる

**********


※「人を動かす」p.154参照
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さて、いかがでしたか?


確かにその通りだと思います。

この言葉は、大英帝国ビクトリア朝期の首相
ベンジャミン・ディズレーリのものだそうです。

ディズレーリのプロフィールはこちら(Wikipediaへ)
http://tinyurl.com/6ezea


人に好かれる六原則の6番目として
「心からほめる」
ことをカーネギーは数多くのエピソードを紹介することで
とても強く強調しています。

このテーマに関しては、いろいろな表現で、
その意味や方法を展開しています。



・心からほめる

・常に相手に重要感を持たせる

・重要な人物になりたいという願望は
 人間のもっとも根強い欲求だ

・すべて人にせられんと思うことは
 人にもまたそのごとくせよ(黄金律)

・見えすいたお世辞は聞きたくないが、
 心からの賞讃には飢えている

・相手に敬意を示す

・ていねいな思いやりのあることばづかい

・“あなたは重要な存在だ”

・賞讃の原則

・ちょっとした思いやりや賞讃が
 よほど身にしみるのだろう

・人と話をするときは、その人自身のことを話題にせよ。
 そうすれば、相手は何時間でもこちらの話を聞いてくれる

・重要感を与えるーーー誠意をこめて


これらを肝に銘じて、人と接していくようにしていきます。




【やってみよう!】

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カーネギーが紹介してくれた
以下にあるディズレーリの教えを
あなたは今日誰に対して実践してみますか?

**********

人と話をするときは、その人自身のことを話題にせよ。
そうすれば、相手は何時間でもこちらの話を聞いてくれる

**********

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(影山勝巳の場合)

今日はお客様を3件訪問します。

(上福岡→溝の口→汐留という感じで、
 埼玉/神奈川/東京の3都県を移動します)


その3件とも、一度お会いしたことはあるものの、
まだほとんどお話ができていない方々です。

その打ち合わせの中で、
「その人自身のこと」を話題にして、
相手の話をしっかりと聞いてみることにします。




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【復習】カーネギーからの質問 #035

Q.

**********

人と話をするときは、○○を話題にせよ。
そうすれば、相手は何時間でもこちらの話を聞いてくれる

**********


さて、この○○に入る言葉はなんでしょうか?
(二文字ではなくもう少し長いです)


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A.
その人自身のこと

**********

人と話をするときは、その人自身のことを話題にせよ。
そうすれば、相手は何時間でもこちらの話を聞いてくれる

**********


※「人を動かす」p.154参照
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2011年11月5日土曜日

#34 相手の心をつかむ方法

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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。

日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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【カーネギーセブン Project】今日の質問

「人を動かす」デール・カーネギー著より
PART2「人に好かれる六原則」第6節「心からほめる」の2日目

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カーネギーからの質問 #34

Q.

**********

人はだれでも他人より
何らかの点ですぐれていると思っている。
だから、相手の心を確実に手に入れる方法は、

**********

カーネギーはこの先の文章で、
「相手の心を確実に手に入れる方法」
は何だと言っているでしょうか?

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  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
相手が相手なりの世界で
重要な人物であることを率直に認め、
そのことをうまく相手に悟らせることだ。

※「人を動かす」p.144参照
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さて、いかがでしたか?


この節の中で
何度も繰り返しカーネギーが繰り返している

・常に相手に重要感を持たせること

・人は心からの賞賛に飢えている

という真理の応用編と言えると思います。


この箇所の少し前では、
こんなエピソードも紹介されています。

**********

たとえば、レストランで、
給仕が注文をまちがえて持ってきたとき、

「めんどうをかけてすみませんが、
 わたしはコーヒーよりも紅茶のほうがいいんです」

とていねいにいえば、
給仕はこころよく取りかえてくれる。

相手に敬意を示したからだ。

こういうていねいな思いやりのあることばづかいは、
単調な日常生活の歯車にさす潤滑油の働きをし、
同時に、育ちのよさを証明する。

**********

なるほど、その通りだと思います。

普段の自分の行動を振り返ると
恥ずかしくて穴に入りたくなります。

注文を間違えて持ってきたウエイターに
カーネギーの言うような言葉遣いで話した経験は
過去に一度もありません。
(大変恥ずかしながら・・・)

間違えている
という事実を淡々と伝えるのが一番と
勝手に思い込んでいました。


「丁寧で思いやりのある言葉遣い」

「相手の自己重要感を尊重した話し方」

を実践するよう、肝に銘じていきたいと思います。




【やってみよう!】

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カーネギーの教えである

**********
相手の心を確実に手に入れる方法は、
相手が相手なりの世界で
重要な人物であることを率直に認め、
そのことをうまく相手に悟らせることだ。
**********

を活かしてみよう!

1)あなたが今日(または明日)会う人の中から、
  誰に対してカーネギーの教えを活かしてみるのか
  一人決めてみましょう

2)その相手に、具体的に、どのような態度を取りますか?

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(影山勝巳の場合)

1)明日のセミナーでお会いするあの方にします

2)その方に先日の御礼を伝える際、
  なぜその方を私が素晴らしいと思っているのか
  率直なところをお伝えしてみます



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【復習】カーネギーからの質問 #034

Q.

**********

人はだれでも他人より
何らかの点ですぐれていると思っている。
だから、相手の心を確実に手に入れる方法は、

**********

カーネギーはこの先の文章で、
「相手の心を確実に手に入れる方法」
は何だと言っているでしょうか?

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A.
相手が相手なりの世界で
重要な人物であることを率直に認め、
そのことをうまく相手に悟らせることだ。

※「人を動かす」p.144参照
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