2013年3月20日水曜日

【よちよち #18】 すごい紙

今日は4歳の息子のリクエストで

消防博物館

家族3人で行ってきました。


オフィスが地下鉄丸ノ内線の新宿御苑前駅にあるので、
そのお隣の駅である四谷三丁目駅の真上に、
この博物館があることは以前から知っていました。

しかし、今まで一度も訪れたことがなく、
今日初めて訪問しました。


地下鉄の駅と直結している
地下1階にある博物館の受付で、
写真にある紙を受け取りました。

「館内を回って
 この6つの文字をすべて見つけてもらうと
 お帰りの際に、素敵なプレゼントをお渡しします」

こんな何気ないことを言われました。




もらった紙をよく見てみると、
こんなことが書かれています。

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各階にある宝箱を探し出し、
○にあてはまる6つの文字をさがして、
地下1階受付に、持って来てください。

宝箱のありかは、
裏面の文がてがかりになります。
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なるほど、そういうことなんだ。

ということで、

受付と同じフロアーにある
沢山の古い消防車を一通り見た後に、

6つの文字の一つ目を息子と一緒に探しました。


そしてようやく宝箱を発見することができ、
そこに書かれていた

「全」

という1文字を、この紙に書くことができました。



折角1文字目を見つけたのだからと思い、
その後は5階にエレベーターで上がり、
2つの文字を見つけました。


そして、4階、3階、1階と
それぞれ「宝箱」を見付け、
全部で6つの文字を見つけることができました。


最後は、地下1階の受付で
6つの文字を記入済みのこの紙を見せて、
消防博物館オリジナルのメモ帳をもらって、
息子は大喜びでした。



消防博物館にいる間には気づかなかったのですが、
帰りの電車の中で、こんなことに気づきました。


「これって、
 行動科学の原則を
 見事に活用しているな〜」


もし、あの紙を受け取っていなければ、
地下1階から5階まで
もれなく回ることはなかったはず。


紙の書かれた誘導に従い、
「宝探し」のゲーム感覚で、
息子と妻と3人で楽しみながら、
消防博物館の展示を見て回ることになった。


要は、
・人に起こしてほしい「行動」を事前に計画し、
・それを言語化して紙に書き、
・そこに書かれたことにしたがって「行動」する

これは、
他の誰かに行動を起こしてもらう場合でも、
自分に対してちゃんと行動させる場合でも、
基本的に同じことのはず。


自分を思い通り動かすには、
消防博物館の紙のようなものを
事前につくっておけばいいはず。


息子の希望で行くことになった
消防博物館でしたが、

予想外に深い気付きを
得ることができました。



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【行動科学的目標達成の秘訣 その18】


自分を動かしたい場合でも、

相手に動いてもらいたい場合でも、

具体的な行動を紙に書いておくことが
極めて重要みたいです。


まずは自分がやってみたいことについて、

その具体的な行動を
ステップに分解して上で

紙に書き出してみていかがでしょうか?

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書き出して、
見える形にしておくことは、
本当に大きな力になりそうです。



「もっと自分らしく稼ごう!」

 凡人の逆襲実践会 代表
 影山勝巳
 http://bongyaku.com/


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【よちよち】とは何なのか?

その企画主旨はこちらにあります。一度ご覧ください。
http://hentaichange.blogspot.jp/2013/03/blog-post.html

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