2011年11月20日日曜日

#46 家賃を安くしてもらう方法

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#46 家賃を安くしてもらう方法

O.L.ストローブという技師が、部屋の家賃を安くしてもらいたいと思った。
そこで、ある「作戦」を実行したら、実際に家賃が安くなった。

さて、彼が行った「作戦」とは何でしょうか?

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A.
家主を“惜しみなくほめたたえた”


※「人を動かす」p.198参照
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さて、いかがでしたか?


家主をほめたたえたら、どうして家賃が安くなったのか、
そのやり取りを抜粋でご紹介します。


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わたしは契約期限が切れしだい、アパートを出ると
家主に通告の手紙を出した。

(中略)

わたしの手紙を受け取ると、
さっそく家主が秘書を連れてやってきた。

わたしは快活な笑顔で家主を迎え、
心からの好意を示した。

家賃が高いなどとは決していい出さない。

まず、このアパートが非常に気にっているのだと話しだした。

実際、わたしは“惜しみなくほめたたえ”たのである。

アパートの管理についても大いに敬服し、
せめてもう一年ぐらいはここにいたいのだが、
残念ながらそれができないのだと家主にいった。


家主は、今まで借家人から
こういう歓迎を一度も受けたことがなかったのだろう。

すっかり勝手が違うようすだった。


しばらくすると、家主は自分の苦労をぼつぼつ話しはじめた。

苦情ばかり持ちこむ借家人ーーー
なかには十四通も苦情の手紙をよこしたものもあり、
そのうちには、明らかに侮辱的な手紙もいくるかあった。

(中略)

『あなたのように、話のわかる方がいてくださるとは、
 ほんとうにありがたいことです』

といって、わたしから何もいい出さないうちに、
家主のほうから家賃を少し下げようといった。

わたしはもっと下げてもらいたかったので、
はっきりとわたしの払える金額をいうと、
家主はただちにそれを承諾してくれた。

そのうえ彼は、
『部屋の装飾を変えてあげたいのですが、
 何かご注文はありませんか』
といって帰って行った。

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なるほど、このやり取りが目の前に浮かび上がってきます。

確かに、このような対応を家主がされれば、
こういう結果につながることも理解できますよね。


このエピソードの紹介に後、
カーネギーは「北風と太陽」の寓話も紹介しています。

結局はそういうことなんだな〜
と改めて感じました。



【今日のモットー】

自分の要求を相手に飲んでほしいと思ったときは、
その要求を伝える前に、
「何か相手をほめることができないか?」
と一瞬考えてみることにします。

結構、実践が難しそうなのですが・・・

もし、ほめることを考える前に要求を言ってしまった場合でも、
後で「先に何かほめられなかったのか?」と自問してみます。



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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。

日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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バックナンバー(過去につくった問題)はこちら
http://hentaichange.blogspot.com/

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