(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です
【カーネギーからの質問】#44 どんなバカでも
どんなばかでも過ちのいいのがれぐらいはできる。
事実、ばかはたいていこれをやる。
それでは、ばかではない賢い人のやり方とは?
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A.
自己の過失を認める
※「人を動かす」p.189参照
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さて、いかがでしたか?
質問の答えとしては、昨日の質問と同じになります。
カーネギーが自ら誤りを認める効用を
次のように言っています。
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自己の過失を認めることは、
その人間の値打ちを引きあげ、
自分でも何か高潔な感じがしてうれしくなるものだ。
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なるほど、そんな感じなのかもしれませんね。
このことをもっと実感していただくために、
二つのエピソードを抜粋してご紹介します。
その一つ目は、
アメリカ南北戦争の南軍の総司令官
ロバート・リー将軍の伝記に記された美談です。
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ゲティスバーグの戦闘で、
部下のピケット将軍がおこなった突撃の失敗の責めを、
リー将軍が一人で背負った話である。
(中略)
責任を転嫁するには、
彼はあまりにも高潔な人物でだった。
敗れたピケット隊の兵士を
ただひとりで前線に出迎えに行ったリー将軍は、
ひたすらおのれを責めた。
まさに崇高ともいうべき態度である。
彼は、兵士たちに向かって、
「これはすべてわたしが悪かったからだ。
責任はわたしひとりにある。」
このことばを口にするだけの勇気と人格をそなえた将軍は、
古今東西の戦史を通じて、
そうざらには見あたらない。
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そして、二つ目のエピソードは
作家エルバート・パバードが受けた
読者からのクレームへの対応です。
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たとえば読者からひどい抗議が持ち込まれた場合、
彼はよくつぎのような返事を出した。
実は、わたし自身も今では例の問題については
大いに疑問をかんじています。
きのうのわたしの意見は、
かならずしもきょうのわたしの意見ではありません。
貴殿のご意見を拝読、まことにわが意を得た思いがいたしました。
当地へお越しの節は、
ぜひとも小生宅におたちよりください。
あらためて互いの意見の一致を祝したいと存じます。
こんなぐあいに出られると、たいていのものは
何ともいえなくなるだろう。
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この二つのエピソードはいかがでしたでしょうか?
人間関係の醍醐味と妙味が凝縮されていると
私は感じました。
【今日のモットー】
(昨日のモットーをパワーアップさせてみます。)
自分の方が悪いと気づいたら、
「負けるが勝ち」と心の中で唱えて、
相手にやっつけられる前に
自分で自分をやっつけて
愉快な気分になる
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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。
日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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バックナンバー(過去につくった問題)はこちら
http://hentaichange.blogspot.com/
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