(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です
【カーネギーからの質問】#59 善意を持たせる魔法の文句
口論や悪感情を消滅させ、
相手に善意を持たせて、
あなたのいうことを、
おとなしく聞かせる魔法の文句とは、
いったいどんな台詞でしょうか?
===================
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
A.
「あなたがそう思うのは、もっともです。
もしわたしがあなただったら、やはりそう思うでしょう」
※「人を動かす」p.236参照
===================
さて、いかがでしたか?
少し分かりにくいかもしれませんので、
もう少し長く引用してみます。
**********
口論や悪感情を消滅させ、
相手に善意を持たせて、
あなたのいうことを、
おとなしく聞かせる魔法の文句を披露しようーーー
「あなたがそう思うのは、もっともです。
もしわたしがあなただったら、やはりそう思うでしょう」
こういって話を始めるのだ。
どんなに意地悪な人間でも、
こういうふうに答えられると、
おとなしくなるものだ。
しかも相手の立場になれば、
当然相手と同じ考えを持つわけだから、
この文句には百パーセントの誠意がこもるはずだ。
仮にわれわれがカポネとまったく同じ精神と肉体を持って生まれ、
まったく同じ環境に育ち、
まったく同じ経験を積んだとすると、
カポネと寸分違わない人間になり、
カポネと同じことをやるはずだ。
われわれがヘビでない唯一の理由は、
われわれの両親がベビでなかったからだ。
**********
とてもロジカルな論理展開がされていますね。
少し理屈っぽく映るかもしれませんが、
「あなたがそう思うのは、もっともです。
もしわたしがあなただったら、やはりそう思うでしょう」
この2行が肝ですね。
そのポイントは、
・相手の立場に立つ
・相手に同情の感情を持つ
ということです。
そして、この先も引き続き、
ロジカルな論理が展開されています。
**********
われわれの人となりには、
自分が手をだしてつくった部分は、
ほんのわずかしかない。
したがって、われわれの接する相手が、
どんなにいら立っていたり、
偏屈だったり、
わからずやだったとしても、
その責めを本人に帰するわけにはいかない。
気の毒だと思ってやるべきだ。
同情してやることだ。
そして、こう考えるのだ。
「もし神様のお恵みがなかったら、
この相手がわたし自身の姿なのだ」。
**********
実に切れ味鋭い論理展開ですね。
そして、最後にはこんな決め台詞があります。
**********
「もし神様のお恵みがなかったら、
この相手がわたし自身の姿なのだ」。
われわれが交渉を持つ相手の四分の三は、
みな同情に飢えている。
それを与えてやるのだ。
好かれることは請けあいである。
**********
なんとも迫力のあるオチですね。
【今日の実践】
「もし神様のお恵みがなかったら、
この相手がわたし自身の姿なのだ」
という、相手に対して同情を持てる
そんなマインドセットを強く持つようにします。
その上で、
「あなたがそう思うのは、もっともです。
もしわたしがあなただったら、やはりそう思うでしょう」
という台詞は自分にとって少し固い台詞なので、
もっと自分らしい言い回しにアレンジしてみます。
そして、その言葉を言う必要が出たとき、
自分の言葉として自然に出て来るように練習をしてみます。
------------------------------
《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。
日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
------------------------------
バックナンバー(過去につくった質問)はこちら
http://hentaichange.blogspot.com/
0 件のコメント:
コメントを投稿