2012年1月22日日曜日

#69 命令はこう変えよう

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#69 命令はこう変えよう

命令を言うのではなく、ある形に変えて言ってみると、
思いのほかうまくいきます。

さて、どんな形に変えてみるとよいのでしょうか?

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A.
質問


※「人を動かす」p.288参照
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さて、いかがでしたか?

前回は、
「命令」を与えるのではなく「暗示」を与えましょう
というカーネギーの教えをご紹介しました。

今回は、
「命令」という形ではなく「質問」という形で伝えましょう
ということです。

かなり似た教えなので、
実際には組み合わせて使ってみたらよいと思います。


それでは、まずはこの教えに該当する場所を引用してみます。


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命令を質問のかたちに変えると、
気持よく受け入れられるばかりか、
相手に創造性を発揮させることもある。

命令が出される過程に何らかの形で参画すれば、
だれでもその命令を守る気になる。

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ということなのですが、
具体的なエピソードもご紹介した方がイメージが湧くと思います。

そこで、少し長くはなりますが、以下に引用してみます。


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南アフリカのヨハネスバーグに住むイアン・マクドナルドは、
精密機械部品を専門に製作する小さな工場の支配人だが、
あるとき、非常に大きな注文が取れそうだった。

ところが、指定の期日までに納入する自信がなかった。
工場ではすでに予定がぎっしりつまっている。
指定の納期は守れそうもない。

この注文は、引き受けること自体むりではないかと思われた。


マクドナルドは、
従業員に命令して突貫作業を強行するのではなく、
まず全員にいきさつを説明する方法を選んだ。

この注文が無事納入できたら、従業員にとっても、会社にとっても、
はかり知れないほどの意義があることを話して聞かせたのである。

話が終わると、次のような質問をした。


「この注文をさばく方法があるのか?」

「この注文を引き受けて納期に間に合わせるには、どんなやり方があるか?」

「作業時間や人員配置をどうしたらよいか?」


従業員はつぎつぎとアイディアを提供し、
会社はこの注文を引き受けるべきだと主張した。

こうして、従業員は自信のある積極的な姿勢でこの問題に臨み、
会社は注文を引き受け、製作し、そして期限を守った。

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確かにこうやれば、
単に命令するのとは全く違う世界が始まりますよね。




【今日の実践】

命令したくなったら、
まずは1秒思い留まるように努力してみます。

これは前回考えたことと同じです。

そして、その後の台詞を考える時に
二つの方向性を検討することにします。

一つは暗示を与える方向で、
「○○してみてはどうだろう?」
という感じ。

もう一つは、暗示を与えるよりも
もっとオープンに前提を与えることなく質問してみることです。

その台詞としては、
「○○するには、どうしたらいいのだろうか?」
「○○について、何かいいアイディアは?」
という感じ。


この二つを上手に使い分けていきたいと思います。
ただし、これを使い分けるにも、
命令を1秒思いとどまることがスタートなので、
まずはそのことに注力してみます。




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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。

日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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バックナンバー(過去につくった質問)はこちら
http://hentaichange.blogspot.com/

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