(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です
【カーネギーからの質問】#68 命令するよりも
アメリカの外交官であり実業家でもあるオウエン・ヤングは、
だれに向かっても決して命令的なことはいわなかったそうです。
それでは、命令を与えるのではなく、何を与えていたのでしょうか?
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A.
暗示
※「人を動かす」p.286参照
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さて、いかがでしたか?
なるほどと思える部分もありますが、
具体例があった方がより分かりやすいと思いますので、
該当箇所を引用してみます。
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ヤングはだれに向かっても
決して命令的なことはいわなかったそうだ。
命令ではなく、暗示を与えるのだ。
「あれをせよ」
「そうしてはいけない」
などとは決していわなかった。
「こう考えたらどうだろう」
「これでうまく行くだろうか」
などといったぐあいに相手の意見を求めた。
手紙を口述して書かせたあと、
彼は「これでどう思うかね」とたずねていた。
彼の部下が書いた手紙に目を通して
「ここのところは、こういういい方をすれば、
もっとよくなるかもしれないが、どうだろう」
ということもよくあった。
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「どうだろう?」
と相手に意見を求める。
確かにこうされるのは、命令されるのとは全く印象が違います。
このエピソードの最後を
カーネギーは次のようにまとめています。
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彼はいつも自主的に仕事をやらせる機会を与えたのだ。
決して命令はせず、自主的にやらせる。
そして、失敗によって学ばせた。
こういうやり方をすると。
相手は自分のあやまちが直しやすくなる。
また、相手の自尊心を傷つけず、
重要感を与えてやることにもなり、
反感のかわりに協力の気持を起こさせる。
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なるほど、その通りだと思えます。
命令の代わりに暗示を与えることは、
いいことずくめなのですね。
これを活用しない手はない。
そう強く感じています。
【今日の実践】
命令したくなったら、
まずは1秒思い留まるように努力してみます。
そして、その後の台詞としては、
「○○してみてはどうだろう?」
という提案型のフレーズをできるだけ使うように
まずは意識してみます。
何かと指示をするのが好きな自分にとって、
かなりタフなチャレンジになりそうですが、
何とか意識してやってみます。
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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。
日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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バックナンバー(過去につくった質問)はこちら
http://hentaichange.blogspot.com/
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