2012年1月14日土曜日

#63 成功者はみなゲーム好き

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#63 成功者はみなゲーム好き

行動科学者フレデリック・ハーツバーグは、
工場労働者から会社重役にいたる
あらゆる階層の人たち数千人の仕事に対する態度を研究しました。

仕事への意欲をもっとも強くかきたてる要件として、
この行動科学者が発見したのは何であったでしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
仕事そのもの


※「人を動かす」p.264参照
===================



さて、いかがでしたか?

「確かにその通りなのかも」
とは思えますが、
もっと深く理解していただくために、
該当箇所の前後を改めて引用してみます。


**********

ファイアストーン・ゴム会社の創業者
ハーヴェー・ファイアストーンがこういうーーー

「給料さえ出せば人が集まり、
 人材が確保できるとは限らない。
 ゲームの精神を採り入れることが必要だ」。

偉大な行動科学者フレデリック・ハーツバーグが、
これに賛同している。

ハーツバーグは工場労働者から会社重役にいたる
あらゆる階層の人たち数千人の仕事に対する態度を研究した。

仕事への意欲をもっとも強くかきたてる要件として、
この行動科学者が発見したのは何であったか?

金?良い労働条件?諸手当?いずれも否。

最大の要件は、仕事そのものだったのである。

仕事がおもしろければ、だれでも仕事をしたがり、
りっぱにやりとげようと意欲を燃やす。

**********


仕事がゲームと同じくらい面白ければ、
仕事がゲームを超えるくらい面白ければ、
人は夢中になって仕事をする。

仕事への意欲をかき立てる要因は、仕事そのものである。

確かに納得できます。


また、別の箇所では、
偉大なる経営者チャールズ・シュワッブが語った
とても興味深い言葉が紹介されています。


**********

「仕事には競争心がたいせつである。
 あくどい金もうけの競争ではなく、
 他人よりもすぐれたいという競争心を利用すべきである。」

優位を占めたいという欲求、対抗意識、
負けじ魂、男の気迫に訴えるのだ。

**********


「他人よりも優れたい」という純粋な競争心。

これがうまく発揮されるようなゲームをつくれば、
大きなことが実現できそうです。


この項の最後は、次の文章で締めくくられています。


**********

成功者はみなゲームが好きだ。

自己表現の機会が与えられるからだ。

存分に腕をふるって相手に打ち勝つ機会、
これが、いろいろな競争や競技を成立させる。

優位を占めたい欲求、
重要感を得たい願望、
これを刺激するのだ。

**********

仕事をゲームにすることで、
優位を占めたい欲求や
重要感を得たい願望を刺激する。

これは他人に対してだけではなく、
自分に対しても応用していきたいと思います。





【今日の実践】

今、32名の仲間と一緒に取り組んでいるプロジェクトがあります。

このプロジェクトにゲームの要素を取り入れて、
自己表現の機会をつくってみたいと思いました。

そこで、そのことを検討するミーティングを
来週開催するために、本日そのプランを立ててみます。




------------------------------
《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。

日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
------------------------------

バックナンバー(過去につくった質問)はこちら
http://hentaichange.blogspot.com/

0 件のコメント:

コメントを投稿