2012年1月3日火曜日

#60 子供が見せたがるもの

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#60 子供が見せたがるもの

人間は一般に、同情をほしがる。
子供は●●を見せたがる。
ときには同情を求めたいばかりに、
自分から■■■■■ことさえある。

この●の二文字と■の五文字は関連する言葉が入ります。
それぞれどんな言葉でしょうか?

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  ↓
  ↓
  ↓
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  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
●:傷口
■:傷をつける


※「人を動かす」p.245参照
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さて、いかがでしたか?


ちょっと怖い話なのですが、
やはり本当なんだろうな〜と
妙な説得力を持って私たちに迫ってくる言葉ですね。

関連する部分をもう少し長く引用してみます。


**********

アーサー・ゲイツ博士の有名な著書『教育心理学』に、
こういうことが書いてあるーーー

「人間は一般に、同情をほしがる。
 子供は傷口を見せたがる。

 ときには同情を求めたいばかりに、
 自分から傷をつけることさえある。

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ここまでのことはなるほどとすぐに思えるのですが、
その続きが、より深く人間の本質を突いています。


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 おとなも同様だーーー

 傷口を見せ、災難や病気の話をする。

 ことに手術を受けたときの話などは、
 事こまかに話したがる。

 不幸な自分に対して自己憐憫を感じたい気持は、
 程度の差こそあれ、だれにでもあるのだ」。

**********


なるほど。

でも、

「自分には、自己憐憫を感じたいなんて、
 そんな情けない気持なんか一切ないぞ!」

と格好つけて言い張ってみたい気持ちが湧いてはくるのですが、
やはり完全には否定できません。

ということで、聖人君子は別にしても、
私のような多くの凡人は

「同情をほしがっている」

という現実から目を背けることのないよう
気をつけていくことにします。


そして、この節の最後を
カーネギーは以下の言葉でまとめています。


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相手の考えや希望に対して同情を持つ。

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【今日の実践】

仕事を終えて家に戻ると
妻がよくその日の苦労やトラブルについて話し始めます。

今までは、
「そんな終わってしまったことはどうでもいいじゃないか」
と思いながら話を聞いて、
適当にあしらっていました。

しかし、今日からはそのような話を聞かされたときには、

「同情を持ちながら話を聞く、
 トレーニングのチャンスがやってきた!」

と思って、そのトレーニング(?)を楽しむようにしてみます。


また、一緒に仕事をしているダーキーさんは
自分が巻き込まれたトラブルや自分で犯したヘマを、
ユーモアを交えた自虐的なトーンでよく話しています。

これを私も真似して、
自分で相手の同情を求めたいんだな〜と思ったら、
それをユーモアを交えた自虐トークにして披露してみる。

そんなワザを練習し始めてみます。




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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。

日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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バックナンバー(過去につくった質問)はこちら
http://hentaichange.blogspot.com/

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