(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です
【カーネギーからの質問】#64 床屋と歯医者の流儀
われわれは、
●●●●●あとでは、苦言もたいして苦く感じないものだ。
さて、この●●●●●の5文字とはなんでしょうか?
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A.
ほめられた
※「人を動かす」p.264参照
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さて、いかがでしたか?
確かにその通りですよね。
まずほめる。
これはかなりパワフルな作戦ですよね。
アメリカ大統領選挙に臨むマッキンレーが、
選挙演説の原稿を書き直してもらうために
どんな話し方をしたのか、引用してご紹介します。
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「とてもうまくできた。
すばらしい演説だ。りっぱなものだよ。
これだけの演説の原稿がかけるものは、
まずいないと思うね。
適当な場所に用いれば、百パーセントの効果があるだろう。
だが、今度の場合には、
ちょっとまずいのではなかいなとおもうんだがーーー
もちろん君の立場からすれば、
これほどりっぱなものはないのだろうが、
わたしは党の立場から考えてみなくてはならないからね。
どうだろうーーー
わたしの主旨にそって、もう一度書いてくれないか。
できあがったら届けたもらいたい」。
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さすがにこう言われたら、
「はい、分かりました。もう一度書いてみます」
と答えてしまいますよね。
それも喜んで。
「ものは言いよう」
そんなことをとても強く感じさせてもらえます。
この「まずほめる」という教えを
カーネギーはこんな比喩を使って紹介しています。
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理髪師はかみそりをあてる前に石鹼の泡を塗る。
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まず相手をほめておくのは、
歯科医がまず局部麻酔をするのによく似ている。
もちろん、あとでガリガリやられるが、
麻酔はその痛みをけしてくれる。
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なるほど、確かにうまいこと言いますね。
【今日の実践】
先日、ある方から相談をいただいたので、
いろいろお話を伺った上でアドバイスをさせていただきました。
こちらは相手のためを思って建設的なアドバイスをしたつもりだったのですが、
後日、「影山さんからダメ出しを受けた」
というコメントを目にしました。
これにはビックリ。そしてガッカリしました。
しかし、今、胸に手を当てて落ち着いて振り返ってみると、
アドバイスをする前にほめることをしていなかった気がします。
また、アドバイスについても
マッキンレーのようにもっと柔らかく提案型で伝えることができたはずです。
今後、何かアドバイスをする時には、
1)まずほめる
2)柔らかい提案型で伝える
というこの二つを忘れずに実践することにします。
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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。
日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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バックナンバー(過去につくった質問)はこちら
http://hentaichange.blogspot.com/
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