大洋へ
海から帰ってきました。
今さらですが、お父さんは本当に海が好きみたいです。
そして、もちろんヨットも大好き。
大洋も海や水が大好きみたいなので、
来週、一緒に海に行くのを楽しみにしててね。
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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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ヨットでのクルージングから帰ってきました。
木曜日の深夜23:30に葉山マリーナを出航して、
石廊崎漁港へ向かい、金曜日の昼前10:30に到着。
翌日土曜日は、朝9:30に石廊崎を出港して、
熱海に向かい、16:30にスパマリーナ熱海に到着。
船は、日曜日に葉山まで戻りますが、
私は土曜日の夜、陸路で東京の自宅まで戻ってきました。
明日も良い天気に恵まれることを祈っています。
夜のセーリングでは、
空には満天の星。
そして、ヨットが走ることでできる引き波には
緑色の夜光虫が一杯。
本当にキレイでした。
そんな中、船を走らせながら
自分の商売のことをいろいろ考えていました。
そこで感じたことは、
ペンと紙を持たずに考えるのは、
本当に久しぶりだな~
という素朴な実感でした。
2年前に平先生に教えていただいた
THINK ON PAPER
(紙の上で考えろ)
を日々実践しているので、
紙とペンを持たずに考えることに
強烈な違和感を覚えました。
ラット(舵)を握って操船しているので、
ペンを持つことはできない事情はあるのですが、
紙とペンがないと、思考がぐるぐる回るだけで、
出口がないということを
久々に実感することができました。
そんなことを感じながら、
今年の年末にまた「孤独の旅」に出てみたいな~
という思いが込み上がってきました。
夜の海をひたすら走ることと、
「孤独の旅」に出て自分としっかり向き合うことは
結構似ているような気がしました。
2009年のクリスマスイブから6日間で行った「孤独の旅」は、
こんな感じでした。
新宿駅西口から夜行バスに乗って博多まで。
博多からは高速艇で釜山に渡る。
その後、ソウルまでは鈍行列車。
そして、中国に渡るフェリーに乗るために仁川に向かいましたが、
中国に渡る船の便が2日後にしかないため、
中国行きを断念したした経緯があります。
あの旅の続きとして、
仁川から中国・丹東行きの船に乗って、
今年は北朝鮮の対岸まで行ってみたい
そんな思いが沸々と湧き上がってきています。
本当に家族を置いて年末に「孤独の旅」に出るのか、
少し落ち着いて考えてみたいと思います。
【今日の質問】
「人を動かす」デール・カーネギー著より
PART2「人に好かれる六原則」第4節「聞き手にまわる」の5日目
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カーネギーからの質問 #30
Q.
人にきらわれたり、
かげで笑われたり、
軽蔑されたかったりしたら、
つぎの条項を守るにかぎる
とカーネギーは伝えている。
その最悪の結果をもたらす4つの条項とは何か?
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↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
A.
・相手の話を、決して長くは聞かない。
・終始自分のことだけをしゃべる。
・相手が話しているあいだに、何か意見があれば、
すぐに相手の話をさえぎる。
・相手はこちらよりも頭の回転がにぶい。
そんな人間のくだらんおしゃべりをいつまでも聞いている必要はない。
話の途中で遠慮なく口をはさむ。
※「人を動かす」p.128参照
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さて、いかがでしたか?
カーネギーはこの4条項を紹介した後、
以下の様に文章を続けています。
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世間には、この条項を厳守している人が
実在するのを読者は知っているはずだ。
私も不幸にして知っている。
有名人のうちにも、そういう人がいるのだからおどろく。
そういう人間は、まったく退屈でやりきれない相手だ。
自我に陶酔し、自分だけが偉いと思いこんでいる連中だ。
**********
確かに、そんな人間にははりたくないですよね。
でも、私の場合、かなり注意しないと、
そういう悪いパターンに入ってしまうことが
以前はかなり沢山ありました。
そうならないための対策を
カーネギーはシンプルに教えてくれています。
**********
話上手になりたければ、
聞き上手になることだ。
興味を持たせるためには、
まず、こちらが興味を持たねばならない。
相手が喜んで答えるような質問をすることだ。
相手自身のことや、
得意にしていることを話させるように仕むけるのだ。
**********
私の場合、どうしても何か言いたくなるときがあります。
何か言うにしても、自分のことを言うのではなく、
「相手が喜んで答えるような質問」
を自分が言えばいいんだ。
そんな私にとってとても便利でシンプルなコツを
カーネギーは教えてくれています。
【やってみよう!】
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最近、相手が気持ちよく話をしてくれた場面を
思い出してみましょう。
そして、その時、なぜ相手が気持ちよく話してくれたのか、
その理由を考えてみましょう。
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(影山勝巳の場合)
昨日、石廊崎漁港に入港した後、
自由に使える時間が随分あったので、
近くを少し散策してみた。
そして、その後、
遊覧船乗り場のそばにある
お土産やさん兼食堂に入りました。
そこの女将さんはとっても働き者。
きびきび動いていて、見ているだけで本当に気持ちがいい。
お客さんの流れが一段落したところで、
私はこんな風に声を掛けてみました。
「おねえさん、本当に働き者だね~
きびきび動いているのを見ているだけで、
こちらが気持ちよくなってくるよ。
で、いつも一人で店を切り盛りしているの?」
この質問を1つしたら、いろんな話を聞くことができました。
・姪っ子がいつも手伝ってくれているが、
今臨月なので今年の夏は一人で頑張っていること
・そこのお店の創業者であるおじいちゃんとおばあちゃんのこと
・自分の出身地のこと
・二人の息子のこと
などなど
そんな話を聞きながら、
お店が混んでくると、食器を下げたりするのを
私は手伝い始めました。
そして、2:30以降、客足が随分減ったので、
お店の外に出て、客引きまでやるようにしました。
すると、お客さんが結構入ってくれて、
それはそれでとても楽しい体験ができました。
「いつも一人で店を切り盛りしているの?」
たった一つの質問から始まりましたが、
そのことで、いろんなドラマが始まりました。
そして、その晩は、石廊崎漁港の目の前にある
龍宮という民宿に泊まったのですが、
夕食の後、食事の片付けを少し手伝い、
他のメンバーが部屋に戻った後も
民宿を経営するご夫婦の身の上話を
一人でいろいろと聞いていました。
特に何かを聞きだそうと狙った訳ではないのですが、
「なぜ、こんなにおいしい料理を出せるのだろう?」
と感じた素朴な疑問から、
いろんな話へとつながっていきました。
・相手に対して純粋な関心を寄せる
・相手が喜んで答えるような質問をする
カーネギーが繰り返し教えてくれている
この二つの大切なことを実践できたからこそ、
とても楽しい会話を楽しむことができたように思えます。
今後、このようなことがいつでも自然にできるよう、
修行を重ねていきたいと思います。
【明日の予告】
今日と同じ章から、最後の質問を作りたいと思います。
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大洋へ
月曜日から一緒に海に行けることを
楽しみにしています お父さんより
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