2011年8月9日火曜日

#26 熱心な○○

大洋へ

今晩帰宅したら、大洋は既に寝ていましたね。
すごく安心しました。


子供は22:30にはもう寝ている。

これって普通のことだと思いますが、
大洋は普段いつも遅くまで起きていますね。

来年から幼稚園に行くので、
早寝早起きの習慣を早くマスターできるといいですね。

これには、
お母さんとお父さんの努力と工夫が必要になります。

どうすればうまくいくか、
いろいろ考えて、お母さんと相談してみます。


-------------------------------------------------------
《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
-------------------------------------------------------


今日は、お客様3社を訪問してきました。

午前中に訪問した用件は、
この4月~6月に掛けて実施した
新入社員研修のレビューでした。


 「研修全体を通して
  例年をはるかに上回る
  大成功を収めることができた」

とのお話を伺い、とてもうれしい気持ちになりました。


うちの会社が担当させていただきた研修は
わずか3日間でしたが、
とにかく研修全体が大成功。

そして、私たちが担当した3日間も、
全体の成功に大きく貢献している
ということでした。


とても優しいお客様なので、
こちらに気を遣っていただいるのかと思いましたが、
いろいろ聞いているうちに、
額面通り受け取っても問題ないことが段々分かってきました。


お話を伺っている中で、
今回の大成功の要因は次の3つが組み合わさった結果のようです。


・人材育成プログラムの「設計」が良かった

・新人の育成を担当する「社内講師(トレーナー)」が懸命な努力をした

・研修を運営する「運営者」が親身になってフォローした


これら、3つのことがキーポイントのような気がします。

もちろん、受講者である新入社員も素晴らしかったのですが、
その素晴らしいポテンシャルを持つ新人達を
生かすも殺すも、周り次第。

特に、トレーナー達の本気が、
新人達を動かし続けたように感じました。


良いお手本を新人に対してリアルに見せる。


このことのパワーをとても強く感じることができました。


それと同時に、
一人一人の本気を生かすも殺すも
「設計」次第であることも
強く実感させられました。


上達する仕組みをもっともっと精度よく「設計」できるよう
精進していきます。




【今日の質問】

「人を動かす」デール・カーネギー著より
PART2「人に好かれる六原則」第4節「聞き手にまわる」の初日

====================================================
カーネギーからの質問 #26

Q.
カーネギー自身が体験したエピソードです。

あるブリッジの会にカーネギーが招待された。
しかし、カーネギーはブリッジをやらない。
ところが、いまひとり、カーネギーと同じく、
ブリッジをやらない女性が来ていた。

その二人の会話はこうして始まった。

女性:
「カーネギーさん、
 あなたのご旅行なさったすばらしい場所や
 美しい景色などのお話、
 ぜひうかがわせてくださいな」

しかし、その後のあるカーネギーの一言があったお陰で、
彼女は四十五分間、ひたすら自分で話し、
カーネギーの旅行談を聞かせてくれとは、
二度と言わなかった。


さて、カーネギーの話を聞きたがっていたその女性は、
なぜ、ひたすら自分の話を45分間も続け、
カーネギーの話を聞かせてくれと二度といわなかったのでしょうか?

====================================================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
人は自分の話を聞いてくれる人を求めているものだから

※「人を動かす」p.115参照
====================================================



さて、いかがでしたか?


この答えをより深く理解してもらうには、
彼女が話を聞かせて欲しいとカーネギーに頼んだ後の展開を
紹介する必要があると思います。

そこで、少し長くはなりますが、引用してみます。


**********

「カーネギーさん、
 あなたのご旅行なさったすばらしい場所や
 美しい景色などのお話、
 ぜひうかがわせてくださいな」。


わたし(カーネギー)とならんでソファーに腰をかけると、
彼女は、最近夫とともに
アフリカの旅から帰ったばかりだとわたしに告げた。


「アフリカ!」

わたしは大きな声をあげた。


「それは、おもしろい!
 アフリカは、前からぜひ一度旅行したいと思っていたところです。

 わたしはアルジェにたった二十四時間いただけで、
 アフリカのことは、ほかに何もしりません。

 猛獣のいる地方へいらっしゃいましたか?

 ほほう、それはよかったですねえ!
 まったく、うらやましい!

 ひとつ、アフリカの話を聞かせてください」。

**********


こんな風に話が展開したそうです。

このエピソードの結論として、カーネギーはこう言っています。

**********

彼女が望んでいたのは、
自分の話に耳をかたむけてくれ、
自我を満足させてくれる熱心な聞き手だったのである。

**********


なるほど、なるほど、
という感じですよね。




【やってみよう!】

====================================================
カーネギにアフリカ旅行の話を聞かせた女性のように、

あなたの身近に、

熱心な聞き手を求めている人はいませんか?

そして、その人の話を一度、
熱心に聞いてみてはいかがですか?

====================================================



(影山勝巳の場合)

真っ先に頭に浮かんだのは、妻でした。

帰宅の遅い私を、料理を作って待っていてくれている人。

この人の話を、もっと「熱心に」聞いてみたいと思いました。

今晩、食事をしながら、
妻の話を熱心に聞くようチャレンジしてみます。

私の場合、典型的な「話を聞けない男」なので、
かなりタフなチャレンジになりますが、
まずはやってみることにします。




【明日の予告】

今日と同じ節にから問題を作ってみます。


--------------------------------------------------------

大洋へ
早く寝たので、早起きできるといいですね。  お父さんより

0 件のコメント:

コメントを投稿