2011年8月12日金曜日

#29 少年の行動力

大洋へ

今、お父さんはおそらく海の上です。

大洋は何をやっているのかな?


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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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このブログを書き始めてから初めて
予約配信をしてみます。


今日8/12(金)から夏休み。


深夜0時に葉山マリーナを出航して
伊豆半島の南端、石廊崎の隣にある
長津呂という小さな港に向かっているはずです。

そして、予約配信を正午にセットしたので、
順調に行けば、下田沖辺りを
今、ヨットで走っているはずです。


今晩は、船を漁港に停泊させて民宿に泊まるのですが、
石廊崎の近くではUQ WiMAXの電波が入りそうもないですし、
ヨットにパソコンを持ち込むのも怖いので
予約配信にてお届けしています。


一日ブログを書くのを止めようかなぁ~
とも思ったのですが、
毎日更新するという良い習慣が折角続いているので、
それを途絶えさせることがもったいなくなってきました。

良い習慣を身につけるプロセスは
こんな感じなのかもしれませんね。




【今日の質問】

「人を動かす」デール・カーネギー著より
PART2「人に好かれる六原則」第4節「聞き手にまわる」の4日目

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カーネギーからの質問 #29

Q.
家が貧しく、学校には六年足らずしか通えなかった、
オランダ移民エドワード・ボックという名の少年の話。


十三歳のとき、彼は学校をやめて
ウェスターン・ユニオン電報会社の給仕にやとわれた。

彼は向学心に燃えていたので独学をはじめた。

交通費を節約し、昼食を抜いてためた金で、
『アメリカ伝記全集』を買うと、

それを使って前代未聞のことをやった。


さて、その前代未聞のこととは、何だったでしょうか?

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A.
有名人の伝記を読み、
本人にあてて手紙を書き、
少年時代の話を聞かせてほしいとたのんだのだ。

※「人を動かす」p.125参照
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さて、いかがでしたか?


すごく純粋な気持ちがあふれる
すごい行動力ですね。

そう頼んだ結果の一部を紹介すると・・・

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当時、大統領選挙に立候補中の
ジェームズ・ガーフィールド将軍に手紙を出して、
少年時代に運河で舟を引いていたというのは
ほんとうの話かと問いあわせた。

ガーフィールドからは返事が届いた。


グラント将軍(南北戦争で北軍の総司令官、第十八代大統領)
にも手紙を書いた。

ある会議について聞かせてほしいと書いたのであるが、
グラント将軍は地図を書いて説明した返事をよこし、

この十四歳の少年を夕食にに招待して、
いろいろと話を聞かせた。

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すごいエピソードですが、
もし偉人達が少年少女からこのような手紙を受け取ったら、
かなりの高確率でこのように行動するだろうと
私たちでも予測できますよね。


そして、エドワード少年のことを
カーネギーはこうも表現しています。


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彼(エドワード少年)は良き聞き手であった。

有名人に、進んで自己を語らせたのである。

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「良き聞き手になる」

このシンプルな行動には、
ものすごいパワーが秘められているということなのです。




【やってみよう!】

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普段あまり接することがない
目上の方や大物の方の中で、
この少年のような純粋な気持ちで、
話を聞いてみたいと思える人はいませんか?

もし、その誰かを思いついたら、
勇気を出して、話を聞かせてほしいとお願いしてみませんか?

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(影山勝巳の場合)

今乗せていただいているヨットのオーナーの話を
じっくり聞いてみたいと思いました。

会社をご子息に譲られてビジネスの世界からは引退。
ヨットクラブの会長などをやってきた方で、
今でもヨットの世界では理事などの世話役を務められている方です。


その方に聞いてみたい話は、

・人を動かす秘訣

・商売繁盛の心得

・男の子の育て方

の3つです。


普段、その方のヨットに乗せていただく機会が
年に数回あるのですが、
なかなか深い話を伺う機会がありませんでした。

(話を聞こうとする勇気がなかっただけかもしれません)


今晩は、石廊崎の隣にある小さな港にヨットを停泊させて、
民宿でゆっくりできるはずなので、
普段とは異なる環境で、
普段とは異なる話を聞いてみることにしてみます。


そして、もし今日のその場が、
そのような話を聞くのにふさわしくない雰囲気であった場合は、
日を改めて、お話を伺わせていただきたいと
勇気を振り絞ってお伝えしてみようと思います。




【明日の予告】

朝、石廊崎を出航し、午後に熱海に入港する予定です。
ヨットが熱海に着いたら、仲間と別れて新幹線で東京に戻ります。

どのような問題をつくるのかは、
その時の気持ちで決めようと思います。


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大洋へ
大洋の元気な姿をまた見れるよう、
航海には細心の注意を払うことにしますね    お父さんより

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