2012年10月4日木曜日

親父の背中


沢山の方々のお陰で、
今日に至るまでの3日間研修を
無事完了することができました。


思い返せば、

今年2月が起点となったプロジェクトが、
本日、成功裏に終えることができたことを
本当にうれしく思えています。


また、関わったメンバー全員に対し、
声を大にして

「本当にありがとう」

と伝えたい気持ちで一杯です。


総勢50人くらいを巻き込んだプロジェクトでしたが、
すべての始まりは、
お客様であるKさんが私たちのことを見つけてくださった。

それが、この物語の始まりです。


そのKさんと、
先ほどまで、お疲れさま会を
千葉県の某所でやっていましたが、

そのKさんから発せられるメッセージに
ひたすら頷きまくる、
そんな貴重で楽しい時間を過ごすことができました。



今回の研修を振り返って
Kさんから出た数々の言葉は、

「本当にありがたい」

という感謝の思いしか出てきません。



その言葉の中で、とても強く印象に残ったのは、

「来年、息子がうちの会社に入るんだよね〜」

という一言でした。



教職を目指して20年以上の歳を重ねた息子さんが、

「学校の先生となるより、ビジネスの世界に出たい!」

そう決心したそうです。


学校の先生になることを強くイメージして
20数歳まで生きて来たその息子さんは、
教育実習を終えた直後に、

自分が学校の先生になることに無理がある

と感じで、父親にその思いを打ち明けたそうです。


そして、

「教育」

を自ら実践する機会は、他にもあると気付き、
その結果、民間企業への就職活動を
遅ればせながら始めました。



その時の息子さんご自身の企業選びの判断基準は、
次の3つだったそうです。


1)GLOBAL

若いうちに、
海外に出て活躍できる可能性が大いにある、
そんな会社で
自分は働きたい


2)社員を大切にする会社

立派な企業理念を口だけで唱えることなく、
企業が本気でそこで働く社員を大切にする会社で
自分は働きたい


3)やってみなはれ

失敗する可能性があっても、意味や意義があるようなら、
「やってみなはれ」
と先輩たちに言ってもらえる社風の会社で
自分は働きたい



そして、当時の彼が自分なりに判断して、
自分が就職するにふさわしい会社を3つに絞り、

その3社に対して就職活動をしました。



親のコネをまったく使わずに就職活動をした結果、
最終的に就職を決めた会社が、
実の父が現役で勤めている会社だった
というお話です。



「お父さんみたいに、仕事をしてみたい」

そう息子から思われるように、
私も仕事をしないと!


そんな風に心が強く動かされている自分に
気づかせていただきました。

Kさん、本当にありがとうございました。


自分の背中を息子に見せる

そんな気概を持って、来月4歳になる息子と接して行きます。


影山勝巳

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