2010年3月4日木曜日

二番が一番いい

大洋へ
いつもありがとう。

今日は平日にも関わらず、
午前中にスーパーへの買い物とお散歩に一緒に行けましたね。
途中で2匹のわんちゃんに会ったとき、
大洋はとても興味津々でしたね。


さて、今日の言葉はこれです。

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二番が一番いい

(影山健三郎)
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昨日、お父さんのお父さん(大洋のおじいちゃん)の
お墓参りに行ってきました。
その墓前で、大洋に毎日よい言葉を贈ることを報告しました。

そこで、「昔、お父さんにどんな言葉を言われたのかな?」
と思い出そうとしてみました。

そして思い出せたのが、この言葉でした。


確かお父さんが小学校3年生くらいの時だった気がします。

学校で、かけっこ(徒競走)のタイムを計ったとき、
お父さんはクラスで2番目のタイム。
一番になれなかったのです。
そのことがとても残念でした。
そして、とても悔しかったのです。

生まれつきとても勝ち気な性分だったので
負けるのが許せない、納得できないのでした。

そんな気持ちをおじいちゃんにぶつけたところ
言われた言葉が
「二番が一番いい」
でした。


おじいちゃんはその意味をこう説明してくれました。

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いいか、勝巳。
一番になるとその先はどうなると思う?

もうこれ以上、上はないんだ。
これから先は、その位置を守れるか、下に落ちるかだけなんだ。

でも、二番なら、
「必ず一番になるぞ!」と努力できるだろ?

だから、二番が一番いいんだ。
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おじいちゃんは、お父さんの性格をよく分かっていたんだと思います。

一番になると慢心して努力を怠るし、
謙虚さを失い不遜な態度を取ってしまう。

一方、二番なら、勝ち気の虫が騒ぎ出して、
必ず一番になろうと努力し続ける。

努力し続けることが最も大切なことを
小学生のお父さんにも分かるように
お父さんの性格に合わせて伝えてくれたのだと思います。


この言葉を、
一番を目指さなくて二番で十分なんだとは、
誤解しなくてください。

大洋も是非自分が強い分野で一番を目指してください。
その途中経過として、一番になれず二番だったとき、
このおじいちゃんの言葉を思い出してください。

大切なことは、
1)チャレンジする目標を持つこと
2)その目標に向かい努力し続けること
です。

結果を恐れずチャレンジしていってください。



大好きな大洋へ

お墓参りに行ってきた
お父さんより

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