2012年1月30日月曜日

#72 徳あるごとくふるまえ

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#72 徳あるごとくふるまえ

相手にある点を直してもらいたいと思ったら、
どうするのが効果的でしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
その点について
すでに人よりも長じているといってやる


※「人を動かす」p.303参照
===================



さて、いかがでしたか?

少し分かりにくいと思いますので、
該当箇所もう少し長めに引用してみます。


**********

「どこかいいところを見つけて、
 それに敬意を表してやると、
 たいていのものはこちらの思いどおりについてくる」。


要するに、相手のある点について矯正したいと思えば、
その点について
彼はすでに人よりも長じているといってやることだ、


「徳はなくても、徳あるごとくふるまえ」

とはシェークスピアのことばだ。


相手に美点を発揮させたければ、
彼がその美点をそなえていることにして、
公然とそのように扱ってやるがよい。

良い評判を立ててやると、
その人間はあならの期待を裏切らないようにつとめるだろう。

**********


これまた、合気道のような感じで、
すごく面白い人間関係の力学を感じさせてくれます。


この力学を実践したエピソードとして、
“悪ガキ”トミーの話を紹介したいと思います。

小学4年の新学期、
ホプキンス夫人は新たに担任のクラスを持つことになった。

そのクラスには、学校中でいちばん評判の悪い
“悪ガキ”トミーが入っていた。

授業中に規律を乱し、男子にはけんかを仕掛け、
女子をからかい、先生に対しては生意気で、
その悪態はエスカレートする一方。

しかし、その反面、
物覚えが早く、授業内容を楽々とこなすことができた。

ホプキンス先生は、新学年の初日に教壇に立って、
クラス全員の前で次のように言った。


**********

「トミー、君は生まれながらのリーダーなんだってね。

 先生は、このクラスを、
 今年の四年のなかでいちばんいいクラスにしようと思っているの。

 それには、君がいちばんのたよりよ。
 たのむわね。」


ホプキンス先生は、最初の数日間、
トミーの行動をいちいちほめ、
たしかにトミーは良い子だと断言した。

良い評価を与えられたトミーは、
評価どおりになろう、
先生の期待を裏切るまいと努力した。

そして事実、先生の期待にこたえた。

**********


期待をかけることの威力を感じさせてくれるエピソードですね。

このようなすごいことは、
小学生が相手だったから実現したのか?

私はそうは思いません。

人間が持つ本質に根ざした反応だと思えますので、
相手が大人でも同じ効果が期待できるはずです。


**********

相手に美点を発揮させたければ、
彼がその美点をそなえていることにして、
公然とそのように扱ってやるがよい。

**********


なるほど、
美点集中/美点凝視
という感じでやれば、うまくいきそうな気がしてきました。




【今日の実践】

今まで自分はこういうことができていたのかな〜
と過去の記憶を振り返ってみましたが、
うまくいった具体的な記憶は全く思い出せませんでした。

その一方で、サラリーマン時代、
自分が上司からこのように接してもらっていたことを思い出し、
感謝の思いが湧き上がってきました。

大学を卒業してから、10年半サラリーマン勤めをする中で、
今改めて数えてみたら、
私は9人の直属の上司に仕えたことになります。

その9人の上司全員の私に対する態度は、
ホプキンス先生が“悪ガキ”トミーに接した態度と
ほぼ同じだったことに気づかされました。

本当にありがたい限りです。


これからは、自分が周りの人たちに対して、
美点集中/美点凝視でいきたいと思います。

これもかなり強く意識していないと直ぐに忘れてしまいそうなので、
お世話になった9人の上司の顔を変わる変わる思い出しながら、
相手の美点集中/美点凝視に取り組んで行くことにします。




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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが
「一人さんの本を読む時間があったら、
 カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」
と「強運」という著書の中で語っています。

日本一の商売人が勧めてくれるのだから、
素直に従ってみようと思い立ちました。

さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、
自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、
この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。

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バックナンバー(過去につくった質問)はこちら
http://hentaichange.blogspot.com/

2012年1月26日木曜日

#71 ほめる極意

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#71 ほめる極意

だれでもほめてもらうことはうれしい。
だが、その言葉が○○○を持っていてはじめて誠意のこもったことばになる。

さて、この○○○に入る漢字三文字とは何でしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
具体性


※「人を動かす」p.300参照
===================



さて、いかがでしたか?

このことを納得してもらうために
該当箇所の前後をもう少し長めに引用してみます。


**********

だれでもほめてもらうことはうれしい。

だが、その言葉が具体性を持っていて
はじめて誠意のこもったことば、

つまり、ただ相手を喜ばせるための
口先だけのものでないことば、

として相手の気持をじかにゆさぶるのである。

**********


単におだててほめればよい
ということでないことは十分わかります。

このことをより深く理解するために
エピソードも併せて紹介したいと思います。

以下が、印刷会社を経営する
カリフォルニア州のキース・ローバーに関するエピソードです。


**********

あるとき、ローバーのところに
刷りあがった印刷物がまわされてきたのを見ると、
格段の出来ばえだった。

これを仕上げたのは新入りの工員で、
職場になじめず苦労していた男だった。

主任もこの男が気に入らず、
クビにしようと考えていたのだった、


ローバーは工場に出向き、この青年と直接話をした。

自分の手もとに届いた製品の仕あがりは、
近ごろにない出来ばえだと青年をほめ、
その良さを具体的に指摘した。

こんなりっぱなものをつくれる青年は、
この会社の誇りだともいった。

ローバーの賞讃が、この青年の会社に対する態度を変えた。

彼は、社長との会話を同僚に話し、
いい仕事のわかる人がこの会社にもいるのだと皆に説明した。

それからというもの、
この青年は、忠実で、献身的な従業員になった。

**********


いやはや、これはすごい。

職場になじめずクビ寸前の社員が、
会社の自慢をして、忠実で、献身に変身した
という実話なのです。

そして、カーネギーはこのエピソードで注目するべきポイントを
次のようにまとめています。


**********

この場合、ローバーは、お世辞で青年をおだてたのではなかった。

製品のどこがすぐれているか、はっきりと説明したのである。

そのために、ほめことばが、
意味をもって相手の心に伝わったのだった。

だれでもほめてもらうことはうれしい。


だが、その言葉が具体性を持っていて
はじめて誠意のこもったことば、

つまり、ただ相手を喜ばせるための
口先だけのものでないことば、

として相手の気持をじかにゆさぶるのである。


われわれには、他人から評価され、
認められたい願望があり、
そのためにはどんなことでもする。

だが、心のこもらないうわべだけのお世辞には、反発を覚える。


重ねていう。

本書の原則は、それが心の底から出る場合にかぎって効果をあげる。

小手先の社交術を説いているのではない。

新しい人生のあり方を述べているのである。

**********


カーネギーの気合いがみなぎる、なんともすごいメッセージですね。




【今日の実践】

わずかなことでも惜しみなく心からほめる。

そのために、具体性を持った言葉で
心を込めて伝えて行きます。

この教えを実践する工夫をこんな感じでしたみたいと思います。


「あっ、どうもありがとう。・・・・・」

という感じで、

まずは冒頭で「ありがとう」と言ってから、
具体性を持たせた言葉を続けて行くことにします。


「ありがとう」という、とても素敵な魔法の言葉を上手に活用していきます。




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「一人さんの本を読む時間があったら、
 カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」
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2012年1月24日火曜日

#70 自分が正しくても

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#70 自分が正しくても

たとえ自分が正しく、相手が絶対にまちがっていても、
その顔をつぶすことは、どういう結果を招くことになるでしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
相手の自尊心を傷つけるだけに終わる


※「人を動かす」p.294参照
===================



さて、いかがでしたか?

それでは、質問と答えをつなげた形で、
カーネギーの教えを引用してみます。


**********

たとえ自分が正しく、
相手が絶対にまちがっていても、
その顔をつぶすことは、
相手の自尊心を傷つけるだけに終わる.

**********


確かにその通りですね。

相手の顔をつぶす
相手の面子をつぶす
ことは、百害あって一利なしという感じがします。

それでは、顔を立てたとき、
どのようなことが起こるのか、
そのエピソードを紹介してみます。


アンナ・マーゾンという女性が、
入社以来はじめての大仕事を命じられた。

それは、ある新製品のテスト販売であった。

テスト販売をした結果、
企画の段階で大きなミスがあったため、
テスト販売をすべてやりなおさなければいけない事態になった。

おまけに、この企画を報告する予定の会議まで、
上司である部長と打ち合わせをする時間が持てない。

そんなアンナにとって厳しい状況で会議は始まった。

アンナは調査結果を手短に報告し、
自分に落ち度があったことを認めた上で、
次の会議までにもう一度調査すると説明をした。

そしてその後、上司である部長はどのような対応をとったのか?

その様子をアンナの言葉として紹介されていますので
それを引用してみます。


**********

部長は、わたしの労をねぎらい、
新しい企画には、ミスはつきものだといい、
再調査が正確に有意義なものになることを確信すると述べました。

部長は、わたしを信じており、
わたしがベストをつくして、なお失敗したのは、
能力不足ではなく、経験不足からだと、
全員の前でいってくれたのです。

会議が終わって、わたしは、
二度と部長の期待にそむくまいと心に誓いながら、
胸を張って部屋を出ました。

**********


もし、何かあなたがミスをした時に、
上司やクライアントが
アンナの上司のような対応をしてくれたら
どうでしょうか?

私でしたら、
「この恩は絶対にお返しするぞ」
と心に固く誓うことになるはずです。


相手のミスを非難して顔をつぶすのではなく、
顔をたてる威力と効果を強く感じます。


それでは最後に、
航空界のパイオニアで「星の王子さま」の作家としても知られている、
サンテグジュペリの言葉を引用しておきます。


**********

相手の自己評価を傷つけ、
自己嫌悪におちいらせるようなことをいったり、
したりする権利はわたしにはない。

たいせつなことは、
相手をわたしがどう評価するかではなくて、
相手が自分自身をどう評価するかである。

相手の人間としての尊厳を傷つけることは犯罪なのだ。

**********




【今日の実践】

自分が正しい、絶対に間違っていないという確信がある時ほど、
自信を持って自分の主張を押し通そうとする自分がいます。

しかし、そういうときこそが要注意。

相手の顔をつぶすようなことは
どんな状況でも避けるべき。
百害あって一利なしなのです。

ということで、
自分が正しい、絶対に間違っていないという自信がある時には、
「星の王子さま」を思い出すことにしたい。

しかし、「星の王子さま」の本をちゃんと読んだことがないのです。
中学生の時に読み始めて、途中で読むのを止めた記憶がかすかにあるだけで、
本の中身はまったく記憶に残っていません。

今、Amazon.comを見てみたら、こんな本があることを知りました。


「新訳 星の王子さま」倉橋由美子(訳)
http://tinyurl.com/6rx5tuj

大人のための「星の王子さま」
全世界で「聖書」の次に読まれていると言われる『星の王子さま』。今年、多くの出版社から新訳が出る中で、最も簡潔で美しい日本語訳が、この倉橋由美子訳です。この半世紀、日本での『星の王子さま』は、童話として、あるいは純粋な「子どもの心」からのメッセージとして読まれてきました。倉橋由美子の訳では、けして子どものために書かれたものではなく、むしろ「大人のために」書かれた悲しい物語として訳されています。世界の傑作を、最も格調高く、文学の香りに満ちた新訳でおたのしみください。


倉橋由美子の訳
このことがかなり気になり、早速購入しました、

この本を読んでみて、そのイメージを
「顔を立てる」とくっつけて記憶することにしてみます。




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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。

日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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2012年1月22日日曜日

#69 命令はこう変えよう

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#69 命令はこう変えよう

命令を言うのではなく、ある形に変えて言ってみると、
思いのほかうまくいきます。

さて、どんな形に変えてみるとよいのでしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
質問


※「人を動かす」p.288参照
===================



さて、いかがでしたか?

前回は、
「命令」を与えるのではなく「暗示」を与えましょう
というカーネギーの教えをご紹介しました。

今回は、
「命令」という形ではなく「質問」という形で伝えましょう
ということです。

かなり似た教えなので、
実際には組み合わせて使ってみたらよいと思います。


それでは、まずはこの教えに該当する場所を引用してみます。


**********

命令を質問のかたちに変えると、
気持よく受け入れられるばかりか、
相手に創造性を発揮させることもある。

命令が出される過程に何らかの形で参画すれば、
だれでもその命令を守る気になる。

**********


ということなのですが、
具体的なエピソードもご紹介した方がイメージが湧くと思います。

そこで、少し長くはなりますが、以下に引用してみます。


**********

南アフリカのヨハネスバーグに住むイアン・マクドナルドは、
精密機械部品を専門に製作する小さな工場の支配人だが、
あるとき、非常に大きな注文が取れそうだった。

ところが、指定の期日までに納入する自信がなかった。
工場ではすでに予定がぎっしりつまっている。
指定の納期は守れそうもない。

この注文は、引き受けること自体むりではないかと思われた。


マクドナルドは、
従業員に命令して突貫作業を強行するのではなく、
まず全員にいきさつを説明する方法を選んだ。

この注文が無事納入できたら、従業員にとっても、会社にとっても、
はかり知れないほどの意義があることを話して聞かせたのである。

話が終わると、次のような質問をした。


「この注文をさばく方法があるのか?」

「この注文を引き受けて納期に間に合わせるには、どんなやり方があるか?」

「作業時間や人員配置をどうしたらよいか?」


従業員はつぎつぎとアイディアを提供し、
会社はこの注文を引き受けるべきだと主張した。

こうして、従業員は自信のある積極的な姿勢でこの問題に臨み、
会社は注文を引き受け、製作し、そして期限を守った。

**********


確かにこうやれば、
単に命令するのとは全く違う世界が始まりますよね。




【今日の実践】

命令したくなったら、
まずは1秒思い留まるように努力してみます。

これは前回考えたことと同じです。

そして、その後の台詞を考える時に
二つの方向性を検討することにします。

一つは暗示を与える方向で、
「○○してみてはどうだろう?」
という感じ。

もう一つは、暗示を与えるよりも
もっとオープンに前提を与えることなく質問してみることです。

その台詞としては、
「○○するには、どうしたらいいのだろうか?」
「○○について、何かいいアイディアは?」
という感じ。


この二つを上手に使い分けていきたいと思います。
ただし、これを使い分けるにも、
命令を1秒思いとどまることがスタートなので、
まずはそのことに注力してみます。




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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。

日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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2012年1月19日木曜日

#68 命令するよりも

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#68 命令するよりも

アメリカの外交官であり実業家でもあるオウエン・ヤングは、
だれに向かっても決して命令的なことはいわなかったそうです。

それでは、命令を与えるのではなく、何を与えていたのでしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
暗示


※「人を動かす」p.286参照
===================



さて、いかがでしたか?

なるほどと思える部分もありますが、
具体例があった方がより分かりやすいと思いますので、
該当箇所を引用してみます。


**********

ヤングはだれに向かっても
決して命令的なことはいわなかったそうだ。

命令ではなく、暗示を与えるのだ。

「あれをせよ」
「そうしてはいけない」
などとは決していわなかった。

「こう考えたらどうだろう」
「これでうまく行くだろうか」
などといったぐあいに相手の意見を求めた。

手紙を口述して書かせたあと、
彼は「これでどう思うかね」とたずねていた。

彼の部下が書いた手紙に目を通して
「ここのところは、こういういい方をすれば、
 もっとよくなるかもしれないが、どうだろう」
ということもよくあった。

**********


「どうだろう?」
と相手に意見を求める。

確かにこうされるのは、命令されるのとは全く印象が違います。

このエピソードの最後を
カーネギーは次のようにまとめています。


**********

彼はいつも自主的に仕事をやらせる機会を与えたのだ。

決して命令はせず、自主的にやらせる。

そして、失敗によって学ばせた。


こういうやり方をすると。
相手は自分のあやまちが直しやすくなる。

また、相手の自尊心を傷つけず、
重要感を与えてやることにもなり、
反感のかわりに協力の気持を起こさせる。

**********


なるほど、その通りだと思えます。

命令の代わりに暗示を与えることは、
いいことずくめなのですね。

これを活用しない手はない。
そう強く感じています。




【今日の実践】

命令したくなったら、
まずは1秒思い留まるように努力してみます。

そして、その後の台詞としては、
「○○してみてはどうだろう?」
という提案型のフレーズをできるだけ使うように
まずは意識してみます。

何かと指示をするのが好きな自分にとって、
かなりタフなチャレンジになりそうですが、
何とか意識してやってみます。




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2012年1月18日水曜日

#67 小言をいう場合

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#67 小言をいう場合

人に小言をいう場合、何かをしてから、まちがいを注意してやると、相手はそれほど不愉快な思いをしないで済みます。さて、その「何か」とは、いったい何でしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
謙虚な態度で、
自分は決して完全ではなく、
失敗も多いがと前置きしてから・・・


※「人を動かす」p.281参照
===================



さて、いかがでしたか?

このことはエピソードとセットで捉えると
すごく分かりやすいと思いますので、
該当箇所を引用してみます。

このエピソードの背景をまず先に紹介します。


カーネギーにはジョセフィンという姪がいた。
その姪が高校を卒業した後、両親の元を離れて、
ニューヨークにいるカーネギーの秘書として働くことになった。

彼女は当時19歳。仕事の経験が全くないため、
最初の頃は、へまばかりやっていた。

ある日のこと、カーネギーは彼女に小言をいおうとした。
しかし、思いとどまり、その代わりにこう言った。

**********

「ジョセフィン、これはいけないよ。

 しかし、まあ、わたしが今までにやった失敗にくらべると、
 これくらいは物の数ではないさ。

 はじめはまちがうのがあたりまえだよ。

 経験を積んではじめてまちがいもなくなるのだ。

 わたしの若いころにくらべれば、
 今のおまえのほうがよほどましだ。

 わたしはずいぶんへまをやった覚えがあるから、
 おまえに小言をいう気にはなれないが、

 どうだろうーーー
 こんなふうにしてみては・・・」。


人に小言をいう場合、

謙虚な態度で、
自分は決して完全ではなく、
失敗も多いがと前置きして、

それからまちがいを注意してやると、
相手はそれほど不愉快な思いをせずにすむものだ。

**********


なるほど。

結構苦しい言い回しとも感じますが、
ストレートに小言をいわれるのとは
全く違った感じにはなりますね。


注意を与えたり小言をいうときは、どうしても
「上から目線」
になってしまいますよね。

それを和らげるコツが
「自分のあやまちを話す」
という作戦ですね。

カーネギーはこのことをもっと具体的に、
「まず自分の誤りを話したあと相手に注意する」
と教えてくれています。


またこのことを応用した別のエピソードを紹介した後で、
次のような教えもまとめてくれています。

**********

謙遜と賞讃は、われわれの日常の交際にも、
大きな効果を発揮することができるはずだ。

正しく応用すれば、人間に奇跡を生み出すこともできるだろう。

**********


ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、
p.282〜284で紹介されているドイツ帝国の皇帝のエピソードを読めば、
ちゃんと納得してもらえると思います。




【今日の実践】

「相手を叩きたくなったら、その前に自分を叩く」

「振り上げた拳で、まずは自分の頭を叩く」

「まず自分の誤りを話したあと相手に注意する」


自分の頭を右手の拳で軽く叩きながら
自分のダメダメ話をしてみます。

その話を聞いてくれた相手の顔を確認した後で、
初めて注意を与えるよう気をつけてみます。


自分にとってかなり難しいチャレンジになりそうですが、
「自分の頭を右手の拳で軽く叩く」動作を
一日に一度は練習してみます。




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2012年1月17日火曜日

#66 「しかし」ではなく

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#66 「しかし」ではなく

人を注意を与える際、まずほめておいて、
つぎに“しかし”ということばをはさんで、
批判的なことをいいはじめる人が沢山います。

この言い方だと、相手がその注意を受け入れてくれるか、
甚だ怪しいものです。

この“しかし”という言葉を別の三文字に置き換えるだけで、
相手が喜んでその注意を受け入れるように様変わりします。
さて、その魔法のようなひらがな三文字とはなんでしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
“そして”


※「人を動かす」p.276参照
===================



さて、いかがでしたか?

これだけでは分かりにくいので、
該当箇所の前後をしっかりと長く引用してみます。


**********

人の気持や態度を変えようとする場合、
ほんのひとことのちがいが、
成功と失敗の分かれ目になることがある。

人を批判する際、まずほめておいて、
つぎに“しかし”ということばをはさんで、
批判的なことをいいはじめる人が多い。

たとえば、子供に勉強させようとする場合、
つぎのようにいう。


「ジョニー、お父さんもお母さんも、
 お前の今学期の成績があがって、
 本当に鼻が高いよ。
 
 しかし、代数をもっと勉強していたら、
 成績はもっとあがっていたと思うよ」。


この場合、“しかし”というひとことが耳にはいるまで
ジョニーは激励されて気をよくしていただろう。

ところが“しかし”ということばを聞いたとたん、
今のほめことばがはたして本心だったのかどうか疑いたくなる。

結局は批判するための前置きにすぎなかったように思えてくる。

信頼感がにぶり、
勉強に対する態度を変えようとするねらいも失敗におわる。

**********


確かに失敗に終わりそうですね。

その続きとして、
カーネギーからこんなことが提案されています。


**********

この失敗は“しかし”ということばを、
“そして”に変えると、すぐに成功に転じる。

**********


さて、“しかし”を“そして”に変えた上で、
“そして”に続く台詞をどのようにすればいいのか、
ちょっと考えてみてください。

先を読む前にちょっと考えてほしいのです


さあ、いかがでしょうか?

“そして”に続く台詞がイメージできましたか?

それでは、カーネギーがお勧めする台詞を紹介してみます。


**********

「ジョニー、お父さんもお母さんも、
 お前の今学期の成績があがって、
 本当に鼻が高いよ。

 ・・・
 そして、来学期も同じように勉強をつづければ、
 代数だって、ほかの課目と同じように
 成績があがると思うよ」。


こういえば、ジョニーは、
ほめことばのあとに批判がつづかないので、
素直に耳をかたむけるだろう。

これで、ジョニーに変えさせようとした問題点が
遠まわしにしらされたことになり、
その結果、彼は期待にこたえようと努力するだろう。

**********


いやはや、すごい違いですね。

“しかし”を“そして”に変えると
メッセージ全体の持つ意味が変わってきますね。


“しかし”“しかし”“しかし”で育てられた子供と、
“そして”“そして”“そして”で育てられた子供とでは、
随分大きな違いが生まれそうですね。

このことは、子供に限らず、
自分の周りにいる家族、仲間、スタッフなど
すべての人に対しても全く同じことだと思います。

このちょっとした配慮が、積もり積もって途方もなく大きな違いになる。

そんな威力とおそろしさを同時に感じています。




【今日の実践】

とにかく、できるかぎり批判をしない。
批判的な言い回しを使わない。

このことを肝に銘じたいと思います。

自分は正しいと思って批判的なことを言っても、
言われた方はやはりつらいという事実を忘れないようにします。

そして、批判的なことが言いたくなったら、
そこをぐっとこらえて、
その逆側からアプローチできないか考えてみます。

その時、水の入ったコップを頭の中でイメージしてみます。


コップの中の水が、
「もう半分しかない」と言うのか、
「まだ半分もある」と言うのか、
ものはいいようです。


批判的なメッセージを無理矢理にでもプラスのメッセージに変えて
口から出すよう、意識して、意識して、やり続けてみます。

本当にかなり強くしないと
すぐに批判的な言葉が飛び出しそうなので
日々意識してやり続けてみます。




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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。

日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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