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2012年3月25日日曜日

#75 喜んで協力させるには

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#75 喜んで協力させるには

西ドイツの食料品店の経営者の話。

陳列棚の商品に正札がついていないため、
お客からいろいろな苦情が出ていた。

そこで、商品には必ず正札をつけよう女店員に指導したが、
どうもちゃんとやってもらえない。
何度注意しても、あまり効果がなかった。

そこで、この困り果てた経営者は、
彼女を自分の事務室に呼んで、
あるメッセージを伝えたら、
すべてがうまくいくようになった。

さて、そのメッセージとは、
どんなセリフだったでしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
「今日からあなたを当店全部の正札係りの主任に
 なってもらうことにしました。
 しっかりたのみますよ。」

※「人を動かす」p.318参照
===================



さて、いかがでしたか?

事務所に彼女を呼びつけ、叱りつけたわけではないのです。

具体的な作業方法を教えた訳でもないのです。

この経営者はまったく違うアプローチをとったのです。


この内容が書かれている文章の前後を
もう少し長めに引用してみます。


**********

最後に、シュミットは、彼女を自分の事務所へ呼んでいった。

「今日からあなたを当店全部の正札係りの主任に
 なってもらうことにしました。

 しっかりたのみますよ。」


新しい責任と肩書きを与えられた
この女店員の仕事ぶりはがらりと変わり、

自分の任務を完全に遂行するようになったという。

**********


このようなエピソードを聞くと、
私たちは「子供だまし」のような印象を受けます。

そのため、カーネギーはこのエピソードの直後に、
ナポレオン一世のエピソードを紹介しているのが
とても興味深く感じました。


**********

これは、子供だましのような気がするかも知れない。

だが、ナポレオン一世も同じようなことをやった。

彼は、自分の制定したレジョン・ドメール勲章を千五百個もばらまいたり、
十八人の大将に“元帥”の称号を与えたり、
自分の軍隊のことを“大陸軍”と呼んだりした。

歴戦の勇士を“玩具”でだましたと非難されると、
彼は答えた。

「人間は玩具に支配される」。

**********


ちょっと極端なエピソードかもしれませんが、
これがカーネギーの深い人間への洞察なのだと思います。


そして、人を変えたい!と思った時に、
やった方がいいことを、分かりやすく6つリストアップしてくれています。


**********

人を変える必要が生じた場合、
つぎの事項を考えてみるべきだ。

一、誠実であれ。守れない約束はするな。
  自分の利益は忘れ、相手の利益だけを考えよ。

二、相手に期待する協力は何か。明確に把握せよ。

三、相手の身になれ。相手の真の望みは何か?

四、あなたに協力すれば相手にどんな利益があるか?

五、望みどおりの利益を相手に与えよ。

六、人にものをたのむ場合、
  そのたのみが相手の利益になると気づくように話せ。

**********


確かにその通りですよね。

この項のタイトルは、
「喜んで協力させる」
となっています。


自分の日常の体験を振り返ってみると

・「嫌々やらされる」と感じるのか?

・「喜んで協力したい!」と感じるのか?

その違いは、相手のちょっとした言葉によって
変わっていることに気づかされます。



【やってみよう!】

上で紹介した6つの秘訣のすべてができたら完璧だと思います。

しかし、いきなり6つを網羅しなくても、
何か一つだけでもしっかり実践できたら、
大きな効果が期待できるような気がします。

さて、まず一つ実践するとしたら、
あなたは何から始めてみますか?

一つ選んでみてください。


私は、一番を選んでみました。



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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが
「一人さんの本を読む時間があったら、
 カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」
と「強運」という著書の中で語っています。

日本一の商売人が勧めてくれるのだから、
素直に従ってみようと思い立ちました。

さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、
自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、
この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。

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バックナンバー(過去につくった質問)はこちら
http://hentaichange.blogspot.com/

2012年3月23日金曜日

#74 ののしるのではなく

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#74 ののしるのではなく

相手が懸命に頑張るようにするには、
ののしるのではなく、何をすればいいのでしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
相手の能力をこちらは信じているのだと
知らせてやるのだ。

※「人を動かす」p.310参照
===================



さて、いかがでしたか?

当たり前のことのようにも思えるかもしれませんが、
私はかなり深い話だなあと感じました。

この内容が書かれている文章の前後を
丸ごと以下に引用してみます。


**********

子供や夫や従業員を、
ばかとか、能なしだとか、
才能がないとかいってののしるのは、

向上心の芽を摘み取ってしまうことになる。


その逆を行くのだ。


大いに元気づけて、
やりさえすれば容易にやれると思い込ませ、

そして、
相手の能力をこちらは信じているのだと知らせてやるのだ。


そうすれば相手は、
自分の優秀さを示そうと懸命にがんばる。

**********


このように、頑張りたくなるようにする
具体的なコツとしては、

1)大いに元気づける

2)やりさえすれば容易にやれると思い込ませる

3)相手の能力をこちらは信じているのだと知らせる

の3つが書かれています。


自分に物心がついてから今に至る様々な体験を思い返してみると、

「こんな私の能力を信じてくれる誰か」

がいたとき、
自分は本当に懸命に頑張れたことに改めて気づかされます。


小学生の時に出会えた、少年野球のコーチ

中学生3年生の時に出会えた、学習塾の学院長

高校時代の出会えた、バスケ部の顧問の先生

大学時代に出会えた、ヨットの先輩


このように学生時代を少し振り返っただけでも、
「こんな私の能力を信じてくれた恩人達」
が何人も浮かび上がってきます。


そんな自分の体験を思い出してみると、

相手が自分の能力に一抹の不安を抱いている時こそ、
私の方が先に相手の能力を信じてみる。

そして、信じていることを伝える。

このことの威力を強く実感することができます。



【やってみよう!】

相手が自分の能力に一抹の不安を抱いている時こそ、
私の方が先に相手の能力を信じてみる。
そして、信じていることを伝える。

このカーネギーの教えを、
誰に対して実践してみますか?

いつ、伝えてみますか?

その思いついたイメージを、
今すぐメモをとってみてはいかがでしょうか?



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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが
「一人さんの本を読む時間があったら、
 カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」
と「強運」という著書の中で語っています。

日本一の商売人が勧めてくれるのだから、
素直に従ってみようと思い立ちました。

さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、
自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、
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2012年2月29日水曜日

#73 二人のダンス教師

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#73 二人のダンス教師

カーネギーの友人に40歳代独身男性がいた。
その男が最近、ある女性と婚約した。
ところが、相手の女性は、彼にダンスを習えという。

そして、その男はこう語った。

「わたしは若いときにダンスを習って、
 そのまま二十年間同じ踊り方をしていたので、
 一度習い直しておく必要は、たしかにあった。

 最初にたずねた教師は、
 わたしのダンスはまったくなっていないといった。

 たぶんほんとうのことをいったのだろう。

 はじめからやり直さねばだめだというのだが、
 わたしはすっきりいやけがさして、
 その教師のところに通うのをやめてしまった。」


つぎの教師は、ほんとうのことをいわなかったらしいが、
そのほうが気に入った。


さて、二番目の教師はその男のダンスを見て、
何と言ったのでしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
わたしのダンスは少々時代おくれだが、
基本がしっかりしているから、
新しいステップも、わけなく覚えられるだろう
というわけだ。


※「人を動かす」p.309参照
===================



さて、いかがでしたか?

いやはや、ものすごいコントラストですよね。

二番目のダンス教師のように言ってくれれば、
本当にありがたいですよね。
「ホッ」と、救われた思いがするはずです。


それでは、このエピソードの続きとして、
この男の台詞を最後まで引用してみます。


**********

 つぎの教師は、ほんとうのことをいわなかったらしいが、
 そのほうが気に入った。

 わたしのダンスは少々時代おくれだが、
 基本がしっかりしているから、
 新しいステップも、わけなく覚えられるだろう
 というわけだ。


 はじめの教師は欠点を強調して、
 がっかりさせたが、
 この教師はその逆だった。


 長所をほめて、欠点のことはあまりいわない。


 リズムがよくわかり、
 素質もなかなかよいといってくれる。

 そういわれてみると、自分は下手だとわかっていながら、
 つい、そうでもなさそうな気がしてくる。

 もちろん授業料を払ってあるのだから、
 お世辞をいうくらいのことは不思議ではないが、
 そんなことを、わたしが考える必要はない。

 とにかく、ほめられたおかげで、
 わたしのダンスは、たしかに上達した。

 教師のことばで元気が出て、希望がわいた。
 向上心が起きたのである。

**********


物事は解釈の仕方一つで大きく変わる。
伝え方一つで結果は様変わりする。

そんなことを強烈に感じさせてくれるエピソードです。


・コップには、もう半分しか水がない
・コップには、まだ半分も水がある

事実は一つでも、解釈は多様です。
何通りの解釈も可能です。


私たちは普通、

1. 事実を認識する
2. それを「自分なり」に解釈する
3. その解釈を相手に伝える

こんな感じの3ステップでコミュニケーションをとっているような気がします。


しかし、この「二人目のダンス教師」流のコミュニケーションは、
少しだけこのステップが違うのだと思います。

1. 事実を認識する
2. それを「人を動かす」ことのできるように解釈をする
3. その解釈を相手に伝える


この2番目のステップに決定的な違いがあります。

・それを「自分なり」に解釈する
・それを「人を動かす」ことのできるように解釈をする


前者は、単純に情報処理をしている。

しかし後者は、自分がほしい結果から「逆算」して解釈を決めている。


この「逆算の魔力」ともいうべき、
恐るべきものが後者には働いているのです。


「逆算の魔力」を引き出すためのシンプルなコツは、

・・・長所をほめて、欠点のことはあまりいわない・・・

ということなのだと思います。




【今日の実践】

私には、
「正論を自信たっぷりに堂々と語ってしまう」
という悪い癖があります。


10代の頃から大学を卒業する頃まで、
これこそが最高にカッコいいことなんだと勘違いしていました。

サラリーマン時代は、もっとエスカレートして、
「みんなサラリーマン根性丸出して
 本当にことをちゃんと言わないから、
 自分こそが正論を堂々と言わないといけない」
と偽物の正義漢ぶっていました。

独立起業後の8年間は、
その勘違いに薄々は気づき始めていたものの、
現実の行動を変えることができなかったため、
どうにもこうにも人生が立ち行かなくなりました。


そして最近ようやく、
世の中には「相手」という生身の人間がいるのだ
ということが、
少なくとも頭では分かるようになってきました。


誠にお粗末な話しなのですが、
それが今までの自分の大変情けない歴史なのです。



「相手の立場から考えて話しをする」

「求める結果から逆算して話しを伝える」

こういうことが未だに習慣にまで落とし込めていません。


特に危険なのが、自分の考えが明らかに正しい時。
そこに落とし穴が出現します。


とにかくこれからは、

「正論こそ、相手に最大限の配慮を逆算でした上で話す」

このことにこだわっていきます。


そして、正論を言いたくなったときには、

「二人のダンス教師」をイメージして、
自分は今どちらの「ダンス教師」になっているのか?

一拍置いて考える習慣を身につけていきます。




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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが
「一人さんの本を読む時間があったら、
 カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」
と「強運」という著書の中で語っています。

日本一の商売人が勧めてくれるのだから、
素直に従ってみようと思い立ちました。

さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、
自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、
この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。

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2012年1月30日月曜日

#72 徳あるごとくふるまえ

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#72 徳あるごとくふるまえ

相手にある点を直してもらいたいと思ったら、
どうするのが効果的でしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
その点について
すでに人よりも長じているといってやる


※「人を動かす」p.303参照
===================



さて、いかがでしたか?

少し分かりにくいと思いますので、
該当箇所もう少し長めに引用してみます。


**********

「どこかいいところを見つけて、
 それに敬意を表してやると、
 たいていのものはこちらの思いどおりについてくる」。


要するに、相手のある点について矯正したいと思えば、
その点について
彼はすでに人よりも長じているといってやることだ、


「徳はなくても、徳あるごとくふるまえ」

とはシェークスピアのことばだ。


相手に美点を発揮させたければ、
彼がその美点をそなえていることにして、
公然とそのように扱ってやるがよい。

良い評判を立ててやると、
その人間はあならの期待を裏切らないようにつとめるだろう。

**********


これまた、合気道のような感じで、
すごく面白い人間関係の力学を感じさせてくれます。


この力学を実践したエピソードとして、
“悪ガキ”トミーの話を紹介したいと思います。

小学4年の新学期、
ホプキンス夫人は新たに担任のクラスを持つことになった。

そのクラスには、学校中でいちばん評判の悪い
“悪ガキ”トミーが入っていた。

授業中に規律を乱し、男子にはけんかを仕掛け、
女子をからかい、先生に対しては生意気で、
その悪態はエスカレートする一方。

しかし、その反面、
物覚えが早く、授業内容を楽々とこなすことができた。

ホプキンス先生は、新学年の初日に教壇に立って、
クラス全員の前で次のように言った。


**********

「トミー、君は生まれながらのリーダーなんだってね。

 先生は、このクラスを、
 今年の四年のなかでいちばんいいクラスにしようと思っているの。

 それには、君がいちばんのたよりよ。
 たのむわね。」


ホプキンス先生は、最初の数日間、
トミーの行動をいちいちほめ、
たしかにトミーは良い子だと断言した。

良い評価を与えられたトミーは、
評価どおりになろう、
先生の期待を裏切るまいと努力した。

そして事実、先生の期待にこたえた。

**********


期待をかけることの威力を感じさせてくれるエピソードですね。

このようなすごいことは、
小学生が相手だったから実現したのか?

私はそうは思いません。

人間が持つ本質に根ざした反応だと思えますので、
相手が大人でも同じ効果が期待できるはずです。


**********

相手に美点を発揮させたければ、
彼がその美点をそなえていることにして、
公然とそのように扱ってやるがよい。

**********


なるほど、
美点集中/美点凝視
という感じでやれば、うまくいきそうな気がしてきました。




【今日の実践】

今まで自分はこういうことができていたのかな〜
と過去の記憶を振り返ってみましたが、
うまくいった具体的な記憶は全く思い出せませんでした。

その一方で、サラリーマン時代、
自分が上司からこのように接してもらっていたことを思い出し、
感謝の思いが湧き上がってきました。

大学を卒業してから、10年半サラリーマン勤めをする中で、
今改めて数えてみたら、
私は9人の直属の上司に仕えたことになります。

その9人の上司全員の私に対する態度は、
ホプキンス先生が“悪ガキ”トミーに接した態度と
ほぼ同じだったことに気づかされました。

本当にありがたい限りです。


これからは、自分が周りの人たちに対して、
美点集中/美点凝視でいきたいと思います。

これもかなり強く意識していないと直ぐに忘れてしまいそうなので、
お世話になった9人の上司の顔を変わる変わる思い出しながら、
相手の美点集中/美点凝視に取り組んで行くことにします。




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納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが
「一人さんの本を読む時間があったら、
 カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」
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素直に従ってみようと思い立ちました。

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2012年1月26日木曜日

#71 ほめる極意

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#71 ほめる極意

だれでもほめてもらうことはうれしい。
だが、その言葉が○○○を持っていてはじめて誠意のこもったことばになる。

さて、この○○○に入る漢字三文字とは何でしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
具体性


※「人を動かす」p.300参照
===================



さて、いかがでしたか?

このことを納得してもらうために
該当箇所の前後をもう少し長めに引用してみます。


**********

だれでもほめてもらうことはうれしい。

だが、その言葉が具体性を持っていて
はじめて誠意のこもったことば、

つまり、ただ相手を喜ばせるための
口先だけのものでないことば、

として相手の気持をじかにゆさぶるのである。

**********


単におだててほめればよい
ということでないことは十分わかります。

このことをより深く理解するために
エピソードも併せて紹介したいと思います。

以下が、印刷会社を経営する
カリフォルニア州のキース・ローバーに関するエピソードです。


**********

あるとき、ローバーのところに
刷りあがった印刷物がまわされてきたのを見ると、
格段の出来ばえだった。

これを仕上げたのは新入りの工員で、
職場になじめず苦労していた男だった。

主任もこの男が気に入らず、
クビにしようと考えていたのだった、


ローバーは工場に出向き、この青年と直接話をした。

自分の手もとに届いた製品の仕あがりは、
近ごろにない出来ばえだと青年をほめ、
その良さを具体的に指摘した。

こんなりっぱなものをつくれる青年は、
この会社の誇りだともいった。

ローバーの賞讃が、この青年の会社に対する態度を変えた。

彼は、社長との会話を同僚に話し、
いい仕事のわかる人がこの会社にもいるのだと皆に説明した。

それからというもの、
この青年は、忠実で、献身的な従業員になった。

**********


いやはや、これはすごい。

職場になじめずクビ寸前の社員が、
会社の自慢をして、忠実で、献身に変身した
という実話なのです。

そして、カーネギーはこのエピソードで注目するべきポイントを
次のようにまとめています。


**********

この場合、ローバーは、お世辞で青年をおだてたのではなかった。

製品のどこがすぐれているか、はっきりと説明したのである。

そのために、ほめことばが、
意味をもって相手の心に伝わったのだった。

だれでもほめてもらうことはうれしい。


だが、その言葉が具体性を持っていて
はじめて誠意のこもったことば、

つまり、ただ相手を喜ばせるための
口先だけのものでないことば、

として相手の気持をじかにゆさぶるのである。


われわれには、他人から評価され、
認められたい願望があり、
そのためにはどんなことでもする。

だが、心のこもらないうわべだけのお世辞には、反発を覚える。


重ねていう。

本書の原則は、それが心の底から出る場合にかぎって効果をあげる。

小手先の社交術を説いているのではない。

新しい人生のあり方を述べているのである。

**********


カーネギーの気合いがみなぎる、なんともすごいメッセージですね。




【今日の実践】

わずかなことでも惜しみなく心からほめる。

そのために、具体性を持った言葉で
心を込めて伝えて行きます。

この教えを実践する工夫をこんな感じでしたみたいと思います。


「あっ、どうもありがとう。・・・・・」

という感じで、

まずは冒頭で「ありがとう」と言ってから、
具体性を持たせた言葉を続けて行くことにします。


「ありがとう」という、とても素敵な魔法の言葉を上手に活用していきます。




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2012年1月24日火曜日

#70 自分が正しくても

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#70 自分が正しくても

たとえ自分が正しく、相手が絶対にまちがっていても、
その顔をつぶすことは、どういう結果を招くことになるでしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
相手の自尊心を傷つけるだけに終わる


※「人を動かす」p.294参照
===================



さて、いかがでしたか?

それでは、質問と答えをつなげた形で、
カーネギーの教えを引用してみます。


**********

たとえ自分が正しく、
相手が絶対にまちがっていても、
その顔をつぶすことは、
相手の自尊心を傷つけるだけに終わる.

**********


確かにその通りですね。

相手の顔をつぶす
相手の面子をつぶす
ことは、百害あって一利なしという感じがします。

それでは、顔を立てたとき、
どのようなことが起こるのか、
そのエピソードを紹介してみます。


アンナ・マーゾンという女性が、
入社以来はじめての大仕事を命じられた。

それは、ある新製品のテスト販売であった。

テスト販売をした結果、
企画の段階で大きなミスがあったため、
テスト販売をすべてやりなおさなければいけない事態になった。

おまけに、この企画を報告する予定の会議まで、
上司である部長と打ち合わせをする時間が持てない。

そんなアンナにとって厳しい状況で会議は始まった。

アンナは調査結果を手短に報告し、
自分に落ち度があったことを認めた上で、
次の会議までにもう一度調査すると説明をした。

そしてその後、上司である部長はどのような対応をとったのか?

その様子をアンナの言葉として紹介されていますので
それを引用してみます。


**********

部長は、わたしの労をねぎらい、
新しい企画には、ミスはつきものだといい、
再調査が正確に有意義なものになることを確信すると述べました。

部長は、わたしを信じており、
わたしがベストをつくして、なお失敗したのは、
能力不足ではなく、経験不足からだと、
全員の前でいってくれたのです。

会議が終わって、わたしは、
二度と部長の期待にそむくまいと心に誓いながら、
胸を張って部屋を出ました。

**********


もし、何かあなたがミスをした時に、
上司やクライアントが
アンナの上司のような対応をしてくれたら
どうでしょうか?

私でしたら、
「この恩は絶対にお返しするぞ」
と心に固く誓うことになるはずです。


相手のミスを非難して顔をつぶすのではなく、
顔をたてる威力と効果を強く感じます。


それでは最後に、
航空界のパイオニアで「星の王子さま」の作家としても知られている、
サンテグジュペリの言葉を引用しておきます。


**********

相手の自己評価を傷つけ、
自己嫌悪におちいらせるようなことをいったり、
したりする権利はわたしにはない。

たいせつなことは、
相手をわたしがどう評価するかではなくて、
相手が自分自身をどう評価するかである。

相手の人間としての尊厳を傷つけることは犯罪なのだ。

**********




【今日の実践】

自分が正しい、絶対に間違っていないという確信がある時ほど、
自信を持って自分の主張を押し通そうとする自分がいます。

しかし、そういうときこそが要注意。

相手の顔をつぶすようなことは
どんな状況でも避けるべき。
百害あって一利なしなのです。

ということで、
自分が正しい、絶対に間違っていないという自信がある時には、
「星の王子さま」を思い出すことにしたい。

しかし、「星の王子さま」の本をちゃんと読んだことがないのです。
中学生の時に読み始めて、途中で読むのを止めた記憶がかすかにあるだけで、
本の中身はまったく記憶に残っていません。

今、Amazon.comを見てみたら、こんな本があることを知りました。


「新訳 星の王子さま」倉橋由美子(訳)
http://tinyurl.com/6rx5tuj

大人のための「星の王子さま」
全世界で「聖書」の次に読まれていると言われる『星の王子さま』。今年、多くの出版社から新訳が出る中で、最も簡潔で美しい日本語訳が、この倉橋由美子訳です。この半世紀、日本での『星の王子さま』は、童話として、あるいは純粋な「子どもの心」からのメッセージとして読まれてきました。倉橋由美子の訳では、けして子どものために書かれたものではなく、むしろ「大人のために」書かれた悲しい物語として訳されています。世界の傑作を、最も格調高く、文学の香りに満ちた新訳でおたのしみください。


倉橋由美子の訳
このことがかなり気になり、早速購入しました、

この本を読んでみて、そのイメージを
「顔を立てる」とくっつけて記憶することにしてみます。




------------------------------
《企画趣旨》
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2012年1月22日日曜日

#69 命令はこう変えよう

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#69 命令はこう変えよう

命令を言うのではなく、ある形に変えて言ってみると、
思いのほかうまくいきます。

さて、どんな形に変えてみるとよいのでしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
質問


※「人を動かす」p.288参照
===================



さて、いかがでしたか?

前回は、
「命令」を与えるのではなく「暗示」を与えましょう
というカーネギーの教えをご紹介しました。

今回は、
「命令」という形ではなく「質問」という形で伝えましょう
ということです。

かなり似た教えなので、
実際には組み合わせて使ってみたらよいと思います。


それでは、まずはこの教えに該当する場所を引用してみます。


**********

命令を質問のかたちに変えると、
気持よく受け入れられるばかりか、
相手に創造性を発揮させることもある。

命令が出される過程に何らかの形で参画すれば、
だれでもその命令を守る気になる。

**********


ということなのですが、
具体的なエピソードもご紹介した方がイメージが湧くと思います。

そこで、少し長くはなりますが、以下に引用してみます。


**********

南アフリカのヨハネスバーグに住むイアン・マクドナルドは、
精密機械部品を専門に製作する小さな工場の支配人だが、
あるとき、非常に大きな注文が取れそうだった。

ところが、指定の期日までに納入する自信がなかった。
工場ではすでに予定がぎっしりつまっている。
指定の納期は守れそうもない。

この注文は、引き受けること自体むりではないかと思われた。


マクドナルドは、
従業員に命令して突貫作業を強行するのではなく、
まず全員にいきさつを説明する方法を選んだ。

この注文が無事納入できたら、従業員にとっても、会社にとっても、
はかり知れないほどの意義があることを話して聞かせたのである。

話が終わると、次のような質問をした。


「この注文をさばく方法があるのか?」

「この注文を引き受けて納期に間に合わせるには、どんなやり方があるか?」

「作業時間や人員配置をどうしたらよいか?」


従業員はつぎつぎとアイディアを提供し、
会社はこの注文を引き受けるべきだと主張した。

こうして、従業員は自信のある積極的な姿勢でこの問題に臨み、
会社は注文を引き受け、製作し、そして期限を守った。

**********


確かにこうやれば、
単に命令するのとは全く違う世界が始まりますよね。




【今日の実践】

命令したくなったら、
まずは1秒思い留まるように努力してみます。

これは前回考えたことと同じです。

そして、その後の台詞を考える時に
二つの方向性を検討することにします。

一つは暗示を与える方向で、
「○○してみてはどうだろう?」
という感じ。

もう一つは、暗示を与えるよりも
もっとオープンに前提を与えることなく質問してみることです。

その台詞としては、
「○○するには、どうしたらいいのだろうか?」
「○○について、何かいいアイディアは?」
という感じ。


この二つを上手に使い分けていきたいと思います。
ただし、これを使い分けるにも、
命令を1秒思いとどまることがスタートなので、
まずはそのことに注力してみます。




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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。

日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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http://hentaichange.blogspot.com/

2012年1月19日木曜日

#68 命令するよりも

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#68 命令するよりも

アメリカの外交官であり実業家でもあるオウエン・ヤングは、
だれに向かっても決して命令的なことはいわなかったそうです。

それでは、命令を与えるのではなく、何を与えていたのでしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
暗示


※「人を動かす」p.286参照
===================



さて、いかがでしたか?

なるほどと思える部分もありますが、
具体例があった方がより分かりやすいと思いますので、
該当箇所を引用してみます。


**********

ヤングはだれに向かっても
決して命令的なことはいわなかったそうだ。

命令ではなく、暗示を与えるのだ。

「あれをせよ」
「そうしてはいけない」
などとは決していわなかった。

「こう考えたらどうだろう」
「これでうまく行くだろうか」
などといったぐあいに相手の意見を求めた。

手紙を口述して書かせたあと、
彼は「これでどう思うかね」とたずねていた。

彼の部下が書いた手紙に目を通して
「ここのところは、こういういい方をすれば、
 もっとよくなるかもしれないが、どうだろう」
ということもよくあった。

**********


「どうだろう?」
と相手に意見を求める。

確かにこうされるのは、命令されるのとは全く印象が違います。

このエピソードの最後を
カーネギーは次のようにまとめています。


**********

彼はいつも自主的に仕事をやらせる機会を与えたのだ。

決して命令はせず、自主的にやらせる。

そして、失敗によって学ばせた。


こういうやり方をすると。
相手は自分のあやまちが直しやすくなる。

また、相手の自尊心を傷つけず、
重要感を与えてやることにもなり、
反感のかわりに協力の気持を起こさせる。

**********


なるほど、その通りだと思えます。

命令の代わりに暗示を与えることは、
いいことずくめなのですね。

これを活用しない手はない。
そう強く感じています。




【今日の実践】

命令したくなったら、
まずは1秒思い留まるように努力してみます。

そして、その後の台詞としては、
「○○してみてはどうだろう?」
という提案型のフレーズをできるだけ使うように
まずは意識してみます。

何かと指示をするのが好きな自分にとって、
かなりタフなチャレンジになりそうですが、
何とか意識してやってみます。




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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。

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2012年1月18日水曜日

#67 小言をいう場合

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#67 小言をいう場合

人に小言をいう場合、何かをしてから、まちがいを注意してやると、相手はそれほど不愉快な思いをしないで済みます。さて、その「何か」とは、いったい何でしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
謙虚な態度で、
自分は決して完全ではなく、
失敗も多いがと前置きしてから・・・


※「人を動かす」p.281参照
===================



さて、いかがでしたか?

このことはエピソードとセットで捉えると
すごく分かりやすいと思いますので、
該当箇所を引用してみます。

このエピソードの背景をまず先に紹介します。


カーネギーにはジョセフィンという姪がいた。
その姪が高校を卒業した後、両親の元を離れて、
ニューヨークにいるカーネギーの秘書として働くことになった。

彼女は当時19歳。仕事の経験が全くないため、
最初の頃は、へまばかりやっていた。

ある日のこと、カーネギーは彼女に小言をいおうとした。
しかし、思いとどまり、その代わりにこう言った。

**********

「ジョセフィン、これはいけないよ。

 しかし、まあ、わたしが今までにやった失敗にくらべると、
 これくらいは物の数ではないさ。

 はじめはまちがうのがあたりまえだよ。

 経験を積んではじめてまちがいもなくなるのだ。

 わたしの若いころにくらべれば、
 今のおまえのほうがよほどましだ。

 わたしはずいぶんへまをやった覚えがあるから、
 おまえに小言をいう気にはなれないが、

 どうだろうーーー
 こんなふうにしてみては・・・」。


人に小言をいう場合、

謙虚な態度で、
自分は決して完全ではなく、
失敗も多いがと前置きして、

それからまちがいを注意してやると、
相手はそれほど不愉快な思いをせずにすむものだ。

**********


なるほど。

結構苦しい言い回しとも感じますが、
ストレートに小言をいわれるのとは
全く違った感じにはなりますね。


注意を与えたり小言をいうときは、どうしても
「上から目線」
になってしまいますよね。

それを和らげるコツが
「自分のあやまちを話す」
という作戦ですね。

カーネギーはこのことをもっと具体的に、
「まず自分の誤りを話したあと相手に注意する」
と教えてくれています。


またこのことを応用した別のエピソードを紹介した後で、
次のような教えもまとめてくれています。

**********

謙遜と賞讃は、われわれの日常の交際にも、
大きな効果を発揮することができるはずだ。

正しく応用すれば、人間に奇跡を生み出すこともできるだろう。

**********


ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、
p.282〜284で紹介されているドイツ帝国の皇帝のエピソードを読めば、
ちゃんと納得してもらえると思います。




【今日の実践】

「相手を叩きたくなったら、その前に自分を叩く」

「振り上げた拳で、まずは自分の頭を叩く」

「まず自分の誤りを話したあと相手に注意する」


自分の頭を右手の拳で軽く叩きながら
自分のダメダメ話をしてみます。

その話を聞いてくれた相手の顔を確認した後で、
初めて注意を与えるよう気をつけてみます。


自分にとってかなり難しいチャレンジになりそうですが、
「自分の頭を右手の拳で軽く叩く」動作を
一日に一度は練習してみます。




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2012年1月17日火曜日

#66 「しかし」ではなく

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#66 「しかし」ではなく

人を注意を与える際、まずほめておいて、
つぎに“しかし”ということばをはさんで、
批判的なことをいいはじめる人が沢山います。

この言い方だと、相手がその注意を受け入れてくれるか、
甚だ怪しいものです。

この“しかし”という言葉を別の三文字に置き換えるだけで、
相手が喜んでその注意を受け入れるように様変わりします。
さて、その魔法のようなひらがな三文字とはなんでしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
“そして”


※「人を動かす」p.276参照
===================



さて、いかがでしたか?

これだけでは分かりにくいので、
該当箇所の前後をしっかりと長く引用してみます。


**********

人の気持や態度を変えようとする場合、
ほんのひとことのちがいが、
成功と失敗の分かれ目になることがある。

人を批判する際、まずほめておいて、
つぎに“しかし”ということばをはさんで、
批判的なことをいいはじめる人が多い。

たとえば、子供に勉強させようとする場合、
つぎのようにいう。


「ジョニー、お父さんもお母さんも、
 お前の今学期の成績があがって、
 本当に鼻が高いよ。
 
 しかし、代数をもっと勉強していたら、
 成績はもっとあがっていたと思うよ」。


この場合、“しかし”というひとことが耳にはいるまで
ジョニーは激励されて気をよくしていただろう。

ところが“しかし”ということばを聞いたとたん、
今のほめことばがはたして本心だったのかどうか疑いたくなる。

結局は批判するための前置きにすぎなかったように思えてくる。

信頼感がにぶり、
勉強に対する態度を変えようとするねらいも失敗におわる。

**********


確かに失敗に終わりそうですね。

その続きとして、
カーネギーからこんなことが提案されています。


**********

この失敗は“しかし”ということばを、
“そして”に変えると、すぐに成功に転じる。

**********


さて、“しかし”を“そして”に変えた上で、
“そして”に続く台詞をどのようにすればいいのか、
ちょっと考えてみてください。

先を読む前にちょっと考えてほしいのです


さあ、いかがでしょうか?

“そして”に続く台詞がイメージできましたか?

それでは、カーネギーがお勧めする台詞を紹介してみます。


**********

「ジョニー、お父さんもお母さんも、
 お前の今学期の成績があがって、
 本当に鼻が高いよ。

 ・・・
 そして、来学期も同じように勉強をつづければ、
 代数だって、ほかの課目と同じように
 成績があがると思うよ」。


こういえば、ジョニーは、
ほめことばのあとに批判がつづかないので、
素直に耳をかたむけるだろう。

これで、ジョニーに変えさせようとした問題点が
遠まわしにしらされたことになり、
その結果、彼は期待にこたえようと努力するだろう。

**********


いやはや、すごい違いですね。

“しかし”を“そして”に変えると
メッセージ全体の持つ意味が変わってきますね。


“しかし”“しかし”“しかし”で育てられた子供と、
“そして”“そして”“そして”で育てられた子供とでは、
随分大きな違いが生まれそうですね。

このことは、子供に限らず、
自分の周りにいる家族、仲間、スタッフなど
すべての人に対しても全く同じことだと思います。

このちょっとした配慮が、積もり積もって途方もなく大きな違いになる。

そんな威力とおそろしさを同時に感じています。




【今日の実践】

とにかく、できるかぎり批判をしない。
批判的な言い回しを使わない。

このことを肝に銘じたいと思います。

自分は正しいと思って批判的なことを言っても、
言われた方はやはりつらいという事実を忘れないようにします。

そして、批判的なことが言いたくなったら、
そこをぐっとこらえて、
その逆側からアプローチできないか考えてみます。

その時、水の入ったコップを頭の中でイメージしてみます。


コップの中の水が、
「もう半分しかない」と言うのか、
「まだ半分もある」と言うのか、
ものはいいようです。


批判的なメッセージを無理矢理にでもプラスのメッセージに変えて
口から出すよう、意識して、意識して、やり続けてみます。

本当にかなり強くしないと
すぐに批判的な言葉が飛び出しそうなので
日々意識してやり続けてみます。




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2012年1月16日月曜日

#65 遠まわし

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#65 遠まわし

アメリカの偉大なる経営者チャールズ・シュワッブが、
ある日の正午に工場を見まわりました。
すると、数人の従業員が禁煙と指定されている場所で、
たばこを吸っているのに出くわしました。

そのときシュワッブは、どのように声を掛けて注意をしたのでしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
ひとりひとりに葉巻を与え、
「さあ、みんなで外へ出て吸ってきたまえ」


※「人を動かす」p.275参照
===================



さて、いかがでしたか?

いやはや、すごい気転ですね。

このすごさをもっと実感していただきたいので、
該当箇所の前後を少し長めに引用してみます。


**********

チャールズ・シュワッブが
ある日の正午に工場を見まわっていると、
数人の従業員がたばこを吸っているのに出くわした。

彼らの頭上には“禁煙”の掲示が出ている。

シュワッブはその掲示を指さして、
「君たちは、あの字が読めないのか」
といっただろうか?

シュワッブはそんなことは絶対にいわない。


その男たちのそばへ行って、
ひとりひとりに葉巻を与え、
「さあ、みんなで外へ出て吸ってきたまえ」
といった。


もちろん彼らが金を破って悪いと自覚しているのを、
シュワッブは見抜いていたが、
それにはひとことも触れないで、

心づくしの葉巻まで与え、
顔を立ててやったのだから、

彼らに心服されるのは当然の話である。

**********


これはすごい。参りました。

もしこんな風に誰からか言われたら、
その人がどんな人であっても
間違いなく「心服」しますよね。

リーダーシップの神髄は
こういったちょっとした言葉や対応にも現れるものなのですね。

大変勉強になります。


また、シュワッブの他にも
すごいリーダーのエピソードが紹介されていますので、
それも引用してみます。


**********

ジョン・ワナメーカーもこれと同じやり方をした。

ワナメーカーは一日一度は、
フィラデルフィアの彼の店を見まわることにしていたが、
ある日、ひとりの顧客がカウンターの前で待たさせれているのを見つけた。

だれもその婦人に気がつかない。

店員は向こうの隅に集まって、
何かしきりに笑い興じている。

ワナメーカーは何もいわずに、そっと売場のなかにはいって、
注文を聞き、品物の包装を店員にたのんで、
そのまま行ってしまった。

**********


これまたすごいですね。

何も言わないまま、やるべきことをやって、
何も言わないまま、立ち去ってしまう。

何も言わないことこそが、
一番影響力のある方法になっていますね。


「リーダーシップは細部に宿る。」


そんなことを強く実感すると共に、
自分は全くできていないなぁと反省しきりです。




【今日の実践】

誰かに注意を与えたくなったら、
・禁煙の看板
・婦人服売場のレジ
を想像するよう努力してみます。


パブロフの犬みたいに、

「誰からに注意を与えたくなる」

→「禁煙の看板」「婦人服売場のレジ」をイメージする

これを自分に条件付けたいと思います。


そして、
「禁煙の看板」「婦人服売場のレジ」をイメージした後、
少し落ち着いて、
シュワッブやワナメーカーをお手本にできないか、
効果的な作戦を考えてみるようにしてみます。


今の自分にとって、かなり高いハードルを課すことになりますが、
意識してやる、意識してやる
これを繰り返している内に、
意識しなくてもできるようになることを目指してみます。




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2012年1月15日日曜日

#64 床屋と歯医者の流儀

(カーネギーセブン Project)
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【カーネギーからの質問】#64 床屋と歯医者の流儀

われわれは、
●●●●●あとでは、苦言もたいして苦く感じないものだ。

さて、この●●●●●の5文字とはなんでしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
ほめられた


※「人を動かす」p.264参照
===================



さて、いかがでしたか?

確かにその通りですよね。

まずほめる。
これはかなりパワフルな作戦ですよね。


アメリカ大統領選挙に臨むマッキンレーが、
選挙演説の原稿を書き直してもらうために
どんな話し方をしたのか、引用してご紹介します。

**********

「とてもうまくできた。
 すばらしい演説だ。りっぱなものだよ。

 これだけの演説の原稿がかけるものは、
 まずいないと思うね。

 適当な場所に用いれば、百パーセントの効果があるだろう。

 だが、今度の場合には、
 ちょっとまずいのではなかいなとおもうんだがーーー

 もちろん君の立場からすれば、
 これほどりっぱなものはないのだろうが、
 わたしは党の立場から考えてみなくてはならないからね。

 どうだろうーーー
 わたしの主旨にそって、もう一度書いてくれないか。

 できあがったら届けたもらいたい」。

**********


さすがにこう言われたら、

「はい、分かりました。もう一度書いてみます」

と答えてしまいますよね。
それも喜んで。


「ものは言いよう」

そんなことをとても強く感じさせてもらえます。


この「まずほめる」という教えを
カーネギーはこんな比喩を使って紹介しています。


**********

理髪師はかみそりをあてる前に石鹼の泡を塗る。

**********

まず相手をほめておくのは、
歯科医がまず局部麻酔をするのによく似ている。

もちろん、あとでガリガリやられるが、
麻酔はその痛みをけしてくれる。

**********


なるほど、確かにうまいこと言いますね。




【今日の実践】

先日、ある方から相談をいただいたので、
いろいろお話を伺った上でアドバイスをさせていただきました。

こちらは相手のためを思って建設的なアドバイスをしたつもりだったのですが、
後日、「影山さんからダメ出しを受けた」
というコメントを目にしました。

これにはビックリ。そしてガッカリしました。

しかし、今、胸に手を当てて落ち着いて振り返ってみると、
アドバイスをする前にほめることをしていなかった気がします。

また、アドバイスについても
マッキンレーのようにもっと柔らかく提案型で伝えることができたはずです。


今後、何かアドバイスをする時には、

1)まずほめる
2)柔らかい提案型で伝える

というこの二つを忘れずに実践することにします。




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2012年1月14日土曜日

#63 成功者はみなゲーム好き

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#63 成功者はみなゲーム好き

行動科学者フレデリック・ハーツバーグは、
工場労働者から会社重役にいたる
あらゆる階層の人たち数千人の仕事に対する態度を研究しました。

仕事への意欲をもっとも強くかきたてる要件として、
この行動科学者が発見したのは何であったでしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
仕事そのもの


※「人を動かす」p.264参照
===================



さて、いかがでしたか?

「確かにその通りなのかも」
とは思えますが、
もっと深く理解していただくために、
該当箇所の前後を改めて引用してみます。


**********

ファイアストーン・ゴム会社の創業者
ハーヴェー・ファイアストーンがこういうーーー

「給料さえ出せば人が集まり、
 人材が確保できるとは限らない。
 ゲームの精神を採り入れることが必要だ」。

偉大な行動科学者フレデリック・ハーツバーグが、
これに賛同している。

ハーツバーグは工場労働者から会社重役にいたる
あらゆる階層の人たち数千人の仕事に対する態度を研究した。

仕事への意欲をもっとも強くかきたてる要件として、
この行動科学者が発見したのは何であったか?

金?良い労働条件?諸手当?いずれも否。

最大の要件は、仕事そのものだったのである。

仕事がおもしろければ、だれでも仕事をしたがり、
りっぱにやりとげようと意欲を燃やす。

**********


仕事がゲームと同じくらい面白ければ、
仕事がゲームを超えるくらい面白ければ、
人は夢中になって仕事をする。

仕事への意欲をかき立てる要因は、仕事そのものである。

確かに納得できます。


また、別の箇所では、
偉大なる経営者チャールズ・シュワッブが語った
とても興味深い言葉が紹介されています。


**********

「仕事には競争心がたいせつである。
 あくどい金もうけの競争ではなく、
 他人よりもすぐれたいという競争心を利用すべきである。」

優位を占めたいという欲求、対抗意識、
負けじ魂、男の気迫に訴えるのだ。

**********


「他人よりも優れたい」という純粋な競争心。

これがうまく発揮されるようなゲームをつくれば、
大きなことが実現できそうです。


この項の最後は、次の文章で締めくくられています。


**********

成功者はみなゲームが好きだ。

自己表現の機会が与えられるからだ。

存分に腕をふるって相手に打ち勝つ機会、
これが、いろいろな競争や競技を成立させる。

優位を占めたい欲求、
重要感を得たい願望、
これを刺激するのだ。

**********

仕事をゲームにすることで、
優位を占めたい欲求や
重要感を得たい願望を刺激する。

これは他人に対してだけではなく、
自分に対しても応用していきたいと思います。





【今日の実践】

今、32名の仲間と一緒に取り組んでいるプロジェクトがあります。

このプロジェクトにゲームの要素を取り入れて、
自己表現の機会をつくってみたいと思いました。

そこで、そのことを検討するミーティングを
来週開催するために、本日そのプランを立ててみます。




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2012年1月6日金曜日

#62 事実だけでなく

(カーネギーセブン Project)
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【カーネギーからの質問】#62 事実だけでなく

現代は○○の時代である。
人の関心を引くには、○○によるのが何よりも有効だ。

さて、この○○に入る漢字二文字は何でしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
演出


※「人を動かす」p.254参照
===================



さて、いかがでしたか?

ちょっと唐突すぎる感じの質問かもしれませんので、
関連する部分をもう少し長く引用してみます。


**********

現代は演出の時代である。

単に事実を述べるだけでは十分ではない。

事実に動きを与え、
興味をそえて演出しなければならない。

興行的な手法を用いる必要がある。

映画、ラジオ、テレビなど、
みなこの手法を使っている。

人の注意を引くには、
これによるのが何よりも有効だ。

**********


なるほど、カーネギーはいいたいことは分かります。


**********
単に事実を述べるだけでは十分ではない。
**********

実に重い言葉です。


カーネギーの言う「現代」とは
1936年頃であることを思い返すと
より一層ビックリさせられます。

こんな古い時代でも、
「演習」はやはり重要だったのですね。


それでは次に、見事な演出を実践した
新聞社のエピソードを紹介してみます。

この新聞社は、悪意のあるうわさが流布されました。


それは、

・紙面の大部分が広告ばかりで記事が非常に少ない

・読者は興味を失っており、広告を出しても効果は薄い

というもので、
至急対策を打って、うわさの根を根絶する必要がありました。

そこで、こんな方法が採られました。


**********

ブルティン紙は、平常の一日分の紙面から記事を全部抜き出して、
それを分類し、一冊の本にまとめて出版したのである。

その本hが『一日』と題されて、
三百七ページもあり、
優に二ドルはすると思われた。

それをわずか二セントで売り出したのだ。


この本は、ブルティン紙に
おもしろい読物が多数掲載されているという事実を
効果百パーセントに知らせたのだった。

まことにあざやかな演出ぶりといわねばならない。

単に数字をあげたり話し合ったりしたのでは
何日かかってもできないことを
一挙にやってのけたのである。

**********


これはお見事です。

ネガティブな状況に陥ったときに、
その理不尽さを主張して戦うのではなく、
このようなユーモアとウイットに富む演出があれば、
みんなが「さすが!」と思いますよね。




【今日の実践】

来週、私にとってとても大切な方が
お誕生日を迎えます。

そのお祝いを、何か特別な「演出」を施して、
ビックリさせたり、喜んでもらえるよう、
仲間と一緒に知恵を出して実践してみます。




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《企画趣旨》
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日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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2012年1月4日水曜日

#61 二つの理由

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#61 二種類の理由

英国人のノースクリフ卿は、あるとき、
公開したくない自分の写真が新聞に出ているのを見つけて、
その編集長に手紙を書いた。

賢明なるノースクリフ卿はどのような内容の手紙を書いて、
自分の望みを叶えたのでしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
「あの写真は、
 もう新聞に発表しないでいただきたい
 ーーー母が大変いやがるものですから」


※「人を動かす」p.248参照
===================



さて、いかがでしたか?


この質問は、「美しい心情に呼びかける」という節からの出題でした。

それでは、関連する部分をもう少し長く引用してみます。


**********

ノースクリフ卿(1865-1922、英国の新聞業者)は、
あるとき、
公開したくない自分の写真が新聞に出ているのを見つけて、
その編集長に手紙を書いた。

しかし、

「わたしの気に入らないから、
 あの写真は、以後、新聞に発表しないでくれ」

とは書かなかった。

彼はもっと美しい気持に訴えた。

だれもが抱いている母への尊敬と愛情に訴えて、

「あの写真は、
 もう新聞に発表しないでいただきたい
 ーーー母が大変いやがるものですから」

と書いたのだ。

**********


なるほど、確かにそう伝えられれば、
胸に手を当てて相手のことを尊重したくなりますよね。

また、ノースクリフ卿の次には、
ロックフェラーの同じようなエピソードが紹介されています。


**********

ロックフェラー二世も、
彼の子供たちの写真が新聞に出ることを防ぐために、
人間の美しい心情に訴えた。

「子供たちの写真を新聞に発表することは、
 この私が不賛成だ」

とはいわず、
おさない子供たちを傷つけたくないという
万人共通の心情に訴えたーーー

「あなた方のなかにも
 子供のある方がいておわかりだと思いますが、
 あまり世間をさわぎたてるのは、
 子供にとってかわいそうです」。

**********


なるほど。
この二つのエピソードのメカニズムは
全く同じですよね。


この原則について、ここまでで紹介した二つのエピソードの前で、
こんな風に紹介されています。


**********

アメリカの大銀行家であり、
美術品収集家として有名なJ.P.モルガンは、
人間の心理を分析して、

「通常人間の行為にはふたつの理由がある。
 ひとつは、いかにも美しく潤色された理由、
 いまひとつは真実の理由である」

といっている。

真実の理由は、ほかのものがとやかくいわなくても、
当人にはわかるはずだ。

人間はだれでも理想主義的な傾向を持ち、
自分の行為については、
美しく潤色された理由をつけたがる。

そこで、相手の考えを変えるには、
この美しい理由をつけたがる気持に訴えるのが有効だ。

**********


「真実の理由」をずばっと突くのではなく、
「美しく潤色された理由」の方に訴えかける。

なるほど、すごいアイディアです。

なんだか、合気道みたいな感じで、無理なく望む結果が得られそうですよね。


最後にもう一つ、実践的な学びにつながるエピソードを
引用してご紹介します。


**********

「相手の信用状態が不明なときは、
 彼を立派な紳士と見なし、
 そのつもりで取引を進めるとまちがいがないと、
 わたしは経験で知っている。

 要するに、
 人間はだれでも正直で、
 義務をはたしたいと思っているのだ。

 これに対する例外は、比較的少ない。

 人をごまかすような人間でも、
 相手から心から信頼され、
 正直で公正な人物として扱われると、
 なかなか不正なことはできないものなのだ」。

**********


「真実の理由」と「美しく潤色された理由」

この二つの理由をしっかりと考え、
上手に活用していきたいと思う。




【今日の実践】

この1年間くらい、

「パーソナルベスト」

という考え方をベースに
チームメンバーとの関わりを考えて実践してきました。


人の能力には差はありますし、
この分野は不得意だが、あの分野は得意という違いもあります。


この事実を認めた上で、

・自分のベストを尽くそう!

・それにチャレンジしている仲間を応援しよう!

・自分の強みを活かして、仲間を支援しよう!

という考え方です。


この考え方の根底には、

・できることなら楽をしたい=真実の理由

・できることなら自分のベストを尽くしたい=美しく潤色された理由

の二つの理由の内、
後者に訴えかける考え方ややり方であることに
今気づくことができました。


この「パーソナルベスト」という考え方を、
この元日に正式に立ち上げた
「凡人の逆襲 実践会」の運営にも活用していくことにします。




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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。

日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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2012年1月3日火曜日

#60 子供が見せたがるもの

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#60 子供が見せたがるもの

人間は一般に、同情をほしがる。
子供は●●を見せたがる。
ときには同情を求めたいばかりに、
自分から■■■■■ことさえある。

この●の二文字と■の五文字は関連する言葉が入ります。
それぞれどんな言葉でしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
●:傷口
■:傷をつける


※「人を動かす」p.245参照
===================



さて、いかがでしたか?


ちょっと怖い話なのですが、
やはり本当なんだろうな〜と
妙な説得力を持って私たちに迫ってくる言葉ですね。

関連する部分をもう少し長く引用してみます。


**********

アーサー・ゲイツ博士の有名な著書『教育心理学』に、
こういうことが書いてあるーーー

「人間は一般に、同情をほしがる。
 子供は傷口を見せたがる。

 ときには同情を求めたいばかりに、
 自分から傷をつけることさえある。

**********


ここまでのことはなるほどとすぐに思えるのですが、
その続きが、より深く人間の本質を突いています。


**********

 おとなも同様だーーー

 傷口を見せ、災難や病気の話をする。

 ことに手術を受けたときの話などは、
 事こまかに話したがる。

 不幸な自分に対して自己憐憫を感じたい気持は、
 程度の差こそあれ、だれにでもあるのだ」。

**********


なるほど。

でも、

「自分には、自己憐憫を感じたいなんて、
 そんな情けない気持なんか一切ないぞ!」

と格好つけて言い張ってみたい気持ちが湧いてはくるのですが、
やはり完全には否定できません。

ということで、聖人君子は別にしても、
私のような多くの凡人は

「同情をほしがっている」

という現実から目を背けることのないよう
気をつけていくことにします。


そして、この節の最後を
カーネギーは以下の言葉でまとめています。


**********

相手の考えや希望に対して同情を持つ。

**********




【今日の実践】

仕事を終えて家に戻ると
妻がよくその日の苦労やトラブルについて話し始めます。

今までは、
「そんな終わってしまったことはどうでもいいじゃないか」
と思いながら話を聞いて、
適当にあしらっていました。

しかし、今日からはそのような話を聞かされたときには、

「同情を持ちながら話を聞く、
 トレーニングのチャンスがやってきた!」

と思って、そのトレーニング(?)を楽しむようにしてみます。


また、一緒に仕事をしているダーキーさんは
自分が巻き込まれたトラブルや自分で犯したヘマを、
ユーモアを交えた自虐的なトーンでよく話しています。

これを私も真似して、
自分で相手の同情を求めたいんだな〜と思ったら、
それをユーモアを交えた自虐トークにして披露してみる。

そんなワザを練習し始めてみます。




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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。

日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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2012年1月1日日曜日

#59 善意を持たせる魔法の文句

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#59 善意を持たせる魔法の文句

口論や悪感情を消滅させ、
相手に善意を持たせて、
あなたのいうことを、
おとなしく聞かせる魔法の文句とは、

いったいどんな台詞でしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
「あなたがそう思うのは、もっともです。
 もしわたしがあなただったら、やはりそう思うでしょう」

※「人を動かす」p.236参照
===================

さて、いかがでしたか?

少し分かりにくいかもしれませんので、
もう少し長く引用してみます。

**********

口論や悪感情を消滅させ、
相手に善意を持たせて、
あなたのいうことを、
おとなしく聞かせる魔法の文句を披露しようーーー


「あなたがそう思うのは、もっともです。
 もしわたしがあなただったら、やはりそう思うでしょう」


こういって話を始めるのだ。

どんなに意地悪な人間でも、
こういうふうに答えられると、
おとなしくなるものだ。

しかも相手の立場になれば、
当然相手と同じ考えを持つわけだから、
この文句には百パーセントの誠意がこもるはずだ。

仮にわれわれがカポネとまったく同じ精神と肉体を持って生まれ、
まったく同じ環境に育ち、
まったく同じ経験を積んだとすると、
カポネと寸分違わない人間になり、
カポネと同じことをやるはずだ。

われわれがヘビでない唯一の理由は、
われわれの両親がベビでなかったからだ。

**********

とてもロジカルな論理展開がされていますね。

少し理屈っぽく映るかもしれませんが、

「あなたがそう思うのは、もっともです。
 もしわたしがあなただったら、やはりそう思うでしょう」

この2行が肝ですね。

そのポイントは、

・相手の立場に立つ
・相手に同情の感情を持つ

ということです。

そして、この先も引き続き、
ロジカルな論理が展開されています。

**********

われわれの人となりには、
自分が手をだしてつくった部分は、
ほんのわずかしかない。

したがって、われわれの接する相手が、
どんなにいら立っていたり、
偏屈だったり、
わからずやだったとしても、
その責めを本人に帰するわけにはいかない。

気の毒だと思ってやるべきだ。
同情してやることだ。

そして、こう考えるのだ。

「もし神様のお恵みがなかったら、
 この相手がわたし自身の姿なのだ」。

**********

実に切れ味鋭い論理展開ですね。

そして、最後にはこんな決め台詞があります。

**********

「もし神様のお恵みがなかったら、
 この相手がわたし自身の姿なのだ」。

われわれが交渉を持つ相手の四分の三は、
みな同情に飢えている。

それを与えてやるのだ。

好かれることは請けあいである。

**********

なんとも迫力のあるオチですね。

【今日の実践】

「もし神様のお恵みがなかったら、
 この相手がわたし自身の姿なのだ」

という、相手に対して同情を持てる
そんなマインドセットを強く持つようにします。

その上で、
「あなたがそう思うのは、もっともです。
 もしわたしがあなただったら、やはりそう思うでしょう」
という台詞は自分にとって少し固い台詞なので、
もっと自分らしい言い回しにアレンジしてみます。

そして、その言葉を言う必要が出たとき、
自分の言葉として自然に出て来るように練習をしてみます。

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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。

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2011年12月31日土曜日

#58 ものを頼むときには

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#58 ものを頼むときには

他人にものを頼もうとするときには、
ある質問を自分に投げかけた方がいいと、
カーネギーは教えてくれています。

さて、それはどんな質問でしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
「どうすれば、相手はそれをやりたくなるだろうか」


※「人を動かす」p.234参照
===================



さて、いかがでしたか?


言われてみれば当たり前のことですよね。

しかし、相手にものを頼もうとする時に、
どうしてもこちらの事情を相手に分かって欲しい。

そんな欲求が湧き上がってきてしまいます。

でも、これはどう考えても邪魔な欲求ですよね。


それでは、この教えが書いてある箇所の前後を
もう少し長く引用してみます。


**********

他人にものを頼もうとするときには、
まずは目を閉じて、
相手の立場から物ごとをよく考えてみようではないか。

「どうすれば、相手はそれをやりたくなるだろうか」

と考えてみるのだ。

この方法は面倒にはちがいない。

だが、これによって味方がふえ、
よりよい結果がたやすく得られる。

**********


「相手の立場になってみる」

やはりこれが本当に重要ですよね。


カーネギーはこの本の中で
この大切な教えを様々なエピソードつ使って
繰り返し繰り返し言葉を変えながら教えてくれています。


そして、だめ押しとも言える教えをこの節の最後で
謙虚なカーナギーが珍しく強気に伝えてくれています。


**********

本書を読んで、

相手の立場になって物ごとを見きわめる

ということさえ会得すれば、

本書はあならの生涯にとって
画期的な役割をはたすことになるだろう。

**********


なるほど、きっとその通りでしょうね。




【今日の実践】

今日は大晦日。
まだまだ、これから大掃除が残っています。


相手の立場になって物ごとを見きわめる
という
「ことさえ」
会得すれば

とカーネギーが強調してくれているので、
それに絞って実践してみようと思います。


「どうすれば、
 相手はそれをやりたくなるだろうか」

これを自分に宛てた質問集を
facebook上のノートで作ってみます。


タイトル案「自分の強みを引き出す質問集」


どうやら、
適切な「質問」さえあれば、
自分は随分動ける/行動できる/実践できる

そんな自分の取り扱い方が
少しは分かって来たような気がしています。




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2011年12月21日水曜日

#57 非難ではなく

(カーネギーセブン Project)
斎藤一人さんの教えを日々実践する企画です

【カーネギーからの質問】#57 非難ではなく

非難は、どんなばか者でもできる。
○○することにつとめなければならない。
賢明な人間は、相手を○○しようとつとめる。


さて、この○○に入る漢字二文字は何でしょうか?

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
理解


※「人を動かす」p.229参照
===================



さて、いかがでしたか?


非難 vs. 理解

どちらが得策なのか、
落ち着いて考えればすぐ分かりますよね。

でも、普段の行動では、
相手を理解することよりも、
相手を非難する気持ちが先立つこともあります。

理解をより一層深めるために、
この箇所の前後を、もう少し長く引用してみます。


**********

相手はまちがっているかも知れないが、
彼自身は、
自分がまちがっているとは
決して思っていないのである。

非難は、どんなばか者でもできる。

理解することにつとめなければならない。

賢明な人間は、相手を理解しようとつとめる。

相手の考え、行動には、
それぞれ、相当な理由があるはずだ。

その理由を探し出さねばならないーーー
そうすれば、
相手の行動、相手の性格に対する鍵まで握ることができる。

ほんとうに相手の身になってみることだ。

**********


「相手の身になってみる」

やはりこれが大切ですよね。


逆の立場から考えてみると、

・私のことを非難する人
・私のことを理解しようとつとめる人

どちらが好きなのか、
どちらを大切に思うのか、
答えは明白なはずです。


先ほど引用した箇所に続けて、
カーネギーは、自問自答すべき質問を
紹介してくれています。


**********

「もし自分が相手だったら、
 はたしてどう感じ、
 どう反応するだろうか」

と自問自答してみるのだ。

これをやると、腹を立てて時間を浪費するのが、
ばかばかしくなる。

原因に興味を持てば、
結果にも同情が持てるようになるのだ。

おまけに、
人の扱い方が一段とうまくなる。

**********


まさにその通り。

なんとも当たり前ではありますが、
自分の胸に手を当ててみると、
分かってはいるけどできていないことが多い。

そんな現実を思い起こすことになります。


特に、

**********
原因に興味を持てば、
結果にも同情が持てるようになるのだ。
**********


この原因と結果の法則とも呼べる考え方を
体の中にしみ込ませてみたいものです。




【今日の実践】

今日、お客様への再提案を行います。

初回提案は9月で、
「年内には研修をスタートさせたい」
というご意向でした。

しかし、12月21日時点でもまだ何も始まっていません。


「どうすれば、研修を始めることができるのだろう?」

そう考えて再提案に臨む予定でおりましたが、


**********
原因に興味を持てば、
結果にも同情が持てるようになるのだ。
**********

このカーネギーの教えを実践するために、

「なぜ、今まで研修を始めることができなかったのだろう?」

とその原因をできるだけ詳しくヒアリングして、
年内に研修をスタートできなかったご事情に対して
「同情」の気持ちを持ちながら
打ち合わせを進めてみることにします。




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2011年12月12日月曜日

#56 老子の教え

(カーネギーセブン Project)
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【カーネギーからの質問】#56 老子の教え

人を説得する原則の7番目「相手に思いつかせる」でカーネギーは、
中国の賢人老子の言葉を次のように引用しています。

「賢者は、人の上に立たんと欲すれば、○○、
 人の前に立たんと欲すれば、□□」


さて、この○○と□□に該当する言葉は何でしょうか?

(それぞれ二文字ではなくもっと長くて「〜〜して、〜〜する」という感じになります)

===================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
○○:人の下に身を置き
□□:人のうしろに身を置く


※「人を動かす」p.228参照
===================



さて、いかがでしたか?


なんとなく雰囲気を掴んでいただくことは
できましたでしょうか?

それでは、この箇所の前後を、
もう少し長く引用してみます。


**********

二千五百年前に、中国の賢人老子が、
現代にも通用することばを残している。

「河や海が数知れぬ渓流のそそぐところになるのは、
 身を低きに置くからである。

 そのゆえに、河や海は
 もろもろの渓流に君臨することができる。

 同様に、賢者は、
 人の上に立たんと欲すれば、
 人の下に身を置き、

 人の前に立たんと欲すれば、
 人のうしろに身を置く。

 かくして、賢者は人の上に立てども、
 人はその重みを感じることなく、
 人の前に立てども、
 人の心は傷つくことがない。」

**********


なるほど、すごく明確にイメージができますよね。


地球には重力という「法則」が働いているので、
水は必ず高きから低きへ流れます。

それと同じように、人間関係においても
普遍的な「法則」が働いているため、
身を低きに置くからこそ君臨できるのですね。


この人間関係の「法則」は、
2,500年前の老子の時代でも、
75年前にカーネギーがこの本を出版した時代でも、
そして現在でも、
変わらることはないのです。


自らを低きに置き、
アイディアや意見を相手に思いつかせることを、
カーネギーはある言葉で何度も表現しています。

それは、

「花を持たせる」


なんともきれいな日本語ですね。


・渓流が河に注ぎ込む映像イメージ

・河が海に注ぎ込むイメージ

・花を持たせるという語感のイメージ


これらを頭の中に思い浮かべ、消えないようにしたいと思います。




【今日の実践】

今日、個別コンサルティングのセッションがあります。

明後日のプロジェクト成果報告会に向けて、
お客様のプレゼンテーションを指導します。


その場で、
私が思いついたプレゼンの改善方法を伝えるのではなく、

「どうすれば自分のプレゼンが良くなるのか?」

それをお客様に考えてもらい、
自分で自分の改善点に気づいてもらうよう
チャレンジしてみます。


コンサルセッションの時間が2時間と限られているため、

「自分が教えちゃった方が速い」

という衝動や誘惑が芽生えてくることは間違いないのですが、
そこをぐっとこらえて、

「自分で気づいてもらわないと効果が出ない」

このことを肝に銘じて取り組んでみます。




------------------------------
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日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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