2011年8月17日水曜日

#32 プログレ

大洋へ

大洋が最近やっている工夫は、段々すごくなってきましたね。

今の大洋のマイブームは、トンネル。


ソファーの下も、
テーブルの下も
すべてトンネルに見立てて
自動車や電車のおもちゃをくぐらせて遊んでいますね。

今晩は、
プラレールの橋桁を6段も積み重ねて、
「それをすごいトンネルができたよ!」
とお父さんに自慢してくれました。


想像力がどんどんたくましくなっていく姿を見ると、
お父さんはとてもうれしくなります。


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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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ここ2週間ほど、橘玲さんの本を
何冊も集中して読んでいます。

大きな夢を見ることが大好きな自分にとって、
橘玲さんの冷徹な視点はとても勉強になります。

まずは資産運用を見直す必要があると感じ、
少し手を打つことに決めました。


ないものを運用することはできないので、
資産運用にばかり自分の時間を使う気はさらさらありません。

もっともっと稼ぐことに集中したいと思っています。


しかし、正しい知識を一度持てば、
資産運用の大きなミスは回避できるようにも思えるので、
今の勉強は無駄にはならないような気がします。

早く自分の中で、人生設計に対する正しい基本体系を構築して、
自動操縦でそれが回るよう、賢く仕組化していきたいと思います。




【今日の質問】

「人を動かす」デール・カーネギー著より
PART2「人に好かれる六原則」第5節「関心のありかを見ぬく」の1日目

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カーネギーからの質問 #32

Q.

**********

アメリカ大統領であった
セオドア・ルーズヴェルトをたずねたものは、
だれでも彼の博学ぶりにおどろかされた。

ルーズヴェルトは、相手がカウボーイであろうと義勇騎兵隊員であろうと、
あるいはまた、政治屋、外交官、その他だれであろうと、
その人に適した話題を豊富に持ちあわせていた。

では、どうしてそういう芸当ができたか、
種をあかせば簡単だ。

**********

カーネギーはこんなことを書いています。

それでは、この簡単なタネとは何でしょうか?

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  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
ルーズヴェルトは、
だれかたずねてくる人があるとわかれば、
その人のとくに好きそうな問題について、
前の晩におそくまでかかって研究しておいたのである。

※「人を動かす」p.130参照
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さて、いかがでしたか?


なるほど、種明かしとしては、実に簡単ですね。

しかし、私たちに比べると、
アメリカ大統領は信じられないほど多忙なはずなのに、
よくそんな時間があったな~と驚きを禁じ得ません。


きっと、時間はない中でも、
なんとかこの準備作業をしていたはず。

この準備作業をしないで誰かに会うのが気持ち悪い。

そう思えるほど、習慣化ができていたのだと思います。


カーネギーはこの種明かしをした直後に、
こうも書いています。


**********

ルーズベルトも、他の指導者たちと同じように、
人の心をとらえる近道は、

相手がもっとも深い関心を持っている問題を
話題にすること

だと知っていたのだ。

**********


なるほど。

もし、私が最も深く関心を持っているテーマについて、
誰かが話を振ってくれたら、
私はとても喜んでその話に答えていくでしょう。

そう思うと、このシンプルな法則を、
相手への気遣いとして実践する。

必要最低限かもしれませんが準備をして臨む。

そんなことを実践していきたいものです。




【やってみよう!】

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明日会う人や明後日会う人が
最も関心を持っているテーマはなんでしょうか?

折角なので、そのテーマについて
インターネットなどで少し調べてみませんか?

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(影山勝巳の場合)

私が明日お会いする方は、
趣味でロックバンドをやっています。

特に、プログレというジャンルに
こだわっていらっしゃるという話を
伺っていたことを思い出しました。


プログレとは、プログレッシブ・ロックの略で、
私が小学校高学年から中学生の頃、
流行っていたサウンドであることは知っていました。

しかし、それ以上のことはほとんど知らないので、
まずはWikipediaで今調べてみました。

----------
(Wikipediaからの引用)

プログレッシブ・ロック(英語:progressive rock)は、1960年代後半のイギリスに現れた

ロックのジャンル・スタイルの一つ。日本に於ける一般的な略称は「プログレ」。("プログ

レッシヴ・ロック"なる名称そのものがそもそも日本発祥のものである。-後述-)。70年代の

みにとどまらず、現在もそのスタイルの拡散・細分化が進んでおり、一口には説明のしにく

いジャンルである。


定義
「プログレッシブ」とは、本来、「先進的」・「前衛的」というような意味だが、プログレ

ッシブ・ロック・バンドという場合、そのアルバムや楽曲などが次のような特徴をもつもの

をさすことが多い。

・アルバム全体を一つの作品とする意識の徹底(コンセプト・アルバム)

・大作主義傾向にある長時間の曲

・歌が短く演奏重視で、インストゥルメンタルの楽曲も多い

・技巧的で複雑に構成された楽曲(変拍子などの多用)

・芸術性を重視した曲作り

・クラシックやジャズ、あるいは現代音楽とのクロスオーヴァー・ミクスチャーを試みたも

のも多く、高度な技術を有する

・シンセサイザーやメロトロンなどといった、当時の最新テクノロジーを使用した楽器の積

極的使用

・今までにない独創的な音楽性(あるいは既存のプログレバンドの音楽性から強く影響を受

けている)


上記の特徴は、キング・クリムゾン、イエス、エマーソン・レイク&パーマー、ジェネシス、

ピンク・フロイドなどのバンドが持つものである。おそらく、ピンク・フロイドの音楽をプ

ログレッシブ・ロックと形容したのを皮切りに、その音楽と同様の特徴をもつキング・クリ

ムゾン、イエスの音楽もプログレッシブ・ロックと呼ばれるようになり、これらのバンドの

音楽の特徴である上記(の一部)を満たすものは、プログレッシブ・ロックである、と分類

されていったのであろう。

(引用、ここまで)
----------


なるほど、なるほど。

ざっと読んでみたが、
いろんな反応が自分の心の中に湧き上がってきました。


「1960年代後半からだったんだ~」

「イギリス発祥だったんだ~」

「日本が名付け親なんだ~」

「確かに大作主義で演奏が長いので、
 気の短い自分はあまり好きになれなかったな~」

「ピンク・フロイドにはまっていた高校時代の友人のことを
 今思い出したけど、彼と最後にあったのはいつだったかな~」


まだまだ他にもいろいろな感情や感想が湧いてきました。


普段自分が接していない種類の情報なので、
素朴な感想や疑問がいろいろ湧き上がってくるものですね。


Wikipediaの情報をざっと読むのに掛けた時間は
3分ほどです。


この3分間の準備があるだけで、
明日の夕方お会いする方と、
いろんなことを話したり、質問したりできそうです。


・相手の興味を知る

・それを話題にしてみる


この二つのことは、
実はとても簡単なんだと驚いています。


明日の夕方、その方とお会いすることが
なんだかとっても楽しみになってきました。




【明日の予告】

今日と同じ章から、問題を作ってみます。
そして、「プログレ」を話題に出してどうなったのか?
その顛末も紹介してみたいと思います。


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大洋へ
鼻水は随分おさまったのかな?  お父さんより

2011年8月16日火曜日

#31 歯痛とおでき

大洋へ

三戸浜の一泊旅行、楽しかったですね。

年が同じ男の子と一緒に遊ぶ姿は、
本当に楽しそうでしたよ。


そして、海がかなり荒れているのに、
大洋を海の中に連れて行ったことを
お父さんは反省しています。

あんなに大好きだった海のことを
少し怖がるようになってしまったことは
本当に残念です。

これからは海の楽しい面を中心に
大洋が体験できるようにしていきますね。

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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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自分が学生だったの頃からヨットでお世話になっている方の家に
一泊で泊まりに行ってきました。

行った場所は、三浦半島の南端にほど近い、三戸浜という海岸。

そこに、家族三人でお邪魔しました。


その日の晩、
そのお世話になった方と夜遅くまでいろいろ話をしている内に、
ビジネスアイディアを思いつきました。

今まで全く考えたこともない分野のビジネスですが、
その方の話を真剣に聞く中で、チャンスが見えてきました。

早速、今晩からいろいろ調べ始めましたが、
なかなか面白そう。

この可能性を地に足つけて検証していきます。


このビジネスチャンスを形にしにいくかは、
もっともっとしっかり調べて考えますが、
今強く実感していることはこんなことです。



・チャンスは人が運んでくれる

・だから、人の話をしっかり聞くに限る


カーネギーの教えを深く学ぼうとしていなかったら、
きっとこのチャンスには気付かなかったはずです。


ホント、カーネギーに感謝です。


もっともっと、カーネギーから学び、
その学んだことを着実に実践していきます。




【今日の質問】

「人を動かす」デール・カーネギー著より
PART2「人に好かれる六原則」第4節「聞き手にまわる」の6日目

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カーネギーからの質問 #31

Q.
あなたの話し相手は、
あなたのことに対して持つ興味の百倍もの興味を、
別の何かに持っています。

それは何でしょうか?

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  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
自分自身のこと

※「人を動かす」p.129参照
====================================================



さて、いかがでしたか?


すぱっと正解した方が多いかと思います。



「人は自分に対して、一番興味を持っている」

この原則を忘れないようにするために、
カーネギーは次のような比喩を使っています。


**********

あなたの話し相手は、
あなたのことに対して持つ興味の百倍もの興味を、
自分自身のことに対して持っているのである。

中国で百万人の餓死する大飢饉が起こっても、
当人にとっては、
自分の歯痛のほうがはるかに重大な事件なのだ。

首にできたおできのほうが、
アフリカで地震が四十回起こったよりも
大きな関心事なのである。

人と話をするときには、
このことをよく考えていただきたい。

**********


遠くの大飢饉 << 自分

遠くの地震 << 自分


いいか悪いかの判断は抜きにして、
これが人間の本質であることを忘れないようにしていきます。




【やってみよう!】

====================================================
自分の商売について、ちょっと考えてみましょう。

あなたのお客様(社内顧客でもOK)は
何に対して、強い興味を持っているのだろう。


中国の大飢饉やアフリカの地震よりも
本人にとっては重大事件である
お客様の「虫歯」や「おでき」に」当たるものは
いったい何なのか、考えてみましょう。

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(影山勝巳の場合)

冒頭で書いた、
新しいビジネスアイディアについて考えてみました。


想定している顧客層はいろいろ考えられるのですが、
やはり一番最初にターゲットにするべき人たちは、


今、まさに困っている人



その人達の

・痛みを解消してあげる
・問題を解決してあげる


このアプローチが大切であることに今改めて気付きました。



- お客さまの「歯痛」は何か? -

- だれが今「歯痛」で困っているのか? -


この二つの質問を、節目節目で自分に投げ掛けることで、
自己満足のビジネスプランにならないよう、気をつけていきます。




【明日の予告】

次の章に進んで、質問を作ってみます。


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大洋へ
鼻水がおさまるといいね  お父さんより

2011年8月13日土曜日

#30 聞き上手になるコツ

大洋へ

海から帰ってきました。

今さらですが、お父さんは本当に海が好きみたいです。
そして、もちろんヨットも大好き。

大洋も海や水が大好きみたいなので、
来週、一緒に海に行くのを楽しみにしててね。

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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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ヨットでのクルージングから帰ってきました。

木曜日の深夜23:30に葉山マリーナを出航して、
石廊崎漁港へ向かい、金曜日の昼前10:30に到着。

翌日土曜日は、朝9:30に石廊崎を出港して、
熱海に向かい、16:30にスパマリーナ熱海に到着。

船は、日曜日に葉山まで戻りますが、
私は土曜日の夜、陸路で東京の自宅まで戻ってきました。

明日も良い天気に恵まれることを祈っています。


夜のセーリングでは、
空には満天の星。
そして、ヨットが走ることでできる引き波には
緑色の夜光虫が一杯。

本当にキレイでした。


そんな中、船を走らせながら
自分の商売のことをいろいろ考えていました。

そこで感じたことは、
ペンと紙を持たずに考えるのは、
本当に久しぶりだな~
という素朴な実感でした。


2年前に平先生に教えていただいた

THINK ON PAPER
(紙の上で考えろ)

を日々実践しているので、
紙とペンを持たずに考えることに
強烈な違和感を覚えました。

ラット(舵)を握って操船しているので、
ペンを持つことはできない事情はあるのですが、
紙とペンがないと、思考がぐるぐる回るだけで、
出口がないということを
久々に実感することができました。

そんなことを感じながら、
今年の年末にまた「孤独の旅」に出てみたいな~
という思いが込み上がってきました。

夜の海をひたすら走ることと、
「孤独の旅」に出て自分としっかり向き合うことは
結構似ているような気がしました。

2009年のクリスマスイブから6日間で行った「孤独の旅」は、
こんな感じでした。

新宿駅西口から夜行バスに乗って博多まで。
博多からは高速艇で釜山に渡る。
その後、ソウルまでは鈍行列車。
そして、中国に渡るフェリーに乗るために仁川に向かいましたが、
中国に渡る船の便が2日後にしかないため、
中国行きを断念したした経緯があります。


あの旅の続きとして、
仁川から中国・丹東行きの船に乗って、
今年は北朝鮮の対岸まで行ってみたい
そんな思いが沸々と湧き上がってきています。

本当に家族を置いて年末に「孤独の旅」に出るのか、
少し落ち着いて考えてみたいと思います。




【今日の質問】

「人を動かす」デール・カーネギー著より
PART2「人に好かれる六原則」第4節「聞き手にまわる」の5日目

====================================================
カーネギーからの質問 #30


Q.
人にきらわれたり、
かげで笑われたり、
軽蔑されたかったりしたら、
つぎの条項を守るにかぎる
とカーネギーは伝えている。

その最悪の結果をもたらす4つの条項とは何か?

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  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
・相手の話を、決して長くは聞かない。

・終始自分のことだけをしゃべる。

・相手が話しているあいだに、何か意見があれば、
 すぐに相手の話をさえぎる。

・相手はこちらよりも頭の回転がにぶい。
 そんな人間のくだらんおしゃべりをいつまでも聞いている必要はない。
 話の途中で遠慮なく口をはさむ。

※「人を動かす」p.128参照
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さて、いかがでしたか?


カーネギーはこの4条項を紹介した後、
以下の様に文章を続けています。

**********

世間には、この条項を厳守している人が
実在するのを読者は知っているはずだ。

私も不幸にして知っている。

有名人のうちにも、そういう人がいるのだからおどろく。

そういう人間は、まったく退屈でやりきれない相手だ。

自我に陶酔し、自分だけが偉いと思いこんでいる連中だ。

**********


確かに、そんな人間にははりたくないですよね。

でも、私の場合、かなり注意しないと、
そういう悪いパターンに入ってしまうことが
以前はかなり沢山ありました。

そうならないための対策を
カーネギーはシンプルに教えてくれています。


**********

話上手になりたければ、
聞き上手になることだ。

興味を持たせるためには、
まず、こちらが興味を持たねばならない。


相手が喜んで答えるような質問をすることだ。

相手自身のことや、
得意にしていることを話させるように仕むけるのだ。

**********


私の場合、どうしても何か言いたくなるときがあります。


何か言うにしても、自分のことを言うのではなく、

「相手が喜んで答えるような質問」

を自分が言えばいいんだ。


そんな私にとってとても便利でシンプルなコツを
カーネギーは教えてくれています。




【やってみよう!】

====================================================
最近、相手が気持ちよく話をしてくれた場面を
思い出してみましょう。

そして、その時、なぜ相手が気持ちよく話してくれたのか、
その理由を考えてみましょう。

====================================================



(影山勝巳の場合)

昨日、石廊崎漁港に入港した後、
自由に使える時間が随分あったので、
近くを少し散策してみた。

そして、その後、
遊覧船乗り場のそばにある
お土産やさん兼食堂に入りました。


そこの女将さんはとっても働き者。

きびきび動いていて、見ているだけで本当に気持ちがいい。


お客さんの流れが一段落したところで、
私はこんな風に声を掛けてみました。

「おねえさん、本当に働き者だね~
 きびきび動いているのを見ているだけで、
 こちらが気持ちよくなってくるよ。
 で、いつも一人で店を切り盛りしているの?」


この質問を1つしたら、いろんな話を聞くことができました。

・姪っ子がいつも手伝ってくれているが、
 今臨月なので今年の夏は一人で頑張っていること

・そこのお店の創業者であるおじいちゃんとおばあちゃんのこと

・自分の出身地のこと

・二人の息子のこと

などなど


そんな話を聞きながら、
お店が混んでくると、食器を下げたりするのを
私は手伝い始めました。

そして、2:30以降、客足が随分減ったので、
お店の外に出て、客引きまでやるようにしました。

すると、お客さんが結構入ってくれて、
それはそれでとても楽しい体験ができました。



「いつも一人で店を切り盛りしているの?」

たった一つの質問から始まりましたが、
そのことで、いろんなドラマが始まりました。



そして、その晩は、石廊崎漁港の目の前にある
龍宮という民宿に泊まったのですが、
夕食の後、食事の片付けを少し手伝い、
他のメンバーが部屋に戻った後も
民宿を経営するご夫婦の身の上話を
一人でいろいろと聞いていました。


特に何かを聞きだそうと狙った訳ではないのですが、

「なぜ、こんなにおいしい料理を出せるのだろう?」

と感じた素朴な疑問から、
いろんな話へとつながっていきました。



・相手に対して純粋な関心を寄せる

・相手が喜んで答えるような質問をする


カーネギーが繰り返し教えてくれている
この二つの大切なことを実践できたからこそ、
とても楽しい会話を楽しむことができたように思えます。

今後、このようなことがいつでも自然にできるよう、
修行を重ねていきたいと思います。




【明日の予告】

今日と同じ章から、最後の質問を作りたいと思います。


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大洋へ
月曜日から一緒に海に行けることを
楽しみにしています   お父さんより

2011年8月12日金曜日

#29 少年の行動力

大洋へ

今、お父さんはおそらく海の上です。

大洋は何をやっているのかな?


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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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このブログを書き始めてから初めて
予約配信をしてみます。


今日8/12(金)から夏休み。


深夜0時に葉山マリーナを出航して
伊豆半島の南端、石廊崎の隣にある
長津呂という小さな港に向かっているはずです。

そして、予約配信を正午にセットしたので、
順調に行けば、下田沖辺りを
今、ヨットで走っているはずです。


今晩は、船を漁港に停泊させて民宿に泊まるのですが、
石廊崎の近くではUQ WiMAXの電波が入りそうもないですし、
ヨットにパソコンを持ち込むのも怖いので
予約配信にてお届けしています。


一日ブログを書くのを止めようかなぁ~
とも思ったのですが、
毎日更新するという良い習慣が折角続いているので、
それを途絶えさせることがもったいなくなってきました。

良い習慣を身につけるプロセスは
こんな感じなのかもしれませんね。




【今日の質問】

「人を動かす」デール・カーネギー著より
PART2「人に好かれる六原則」第4節「聞き手にまわる」の4日目

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カーネギーからの質問 #29

Q.
家が貧しく、学校には六年足らずしか通えなかった、
オランダ移民エドワード・ボックという名の少年の話。


十三歳のとき、彼は学校をやめて
ウェスターン・ユニオン電報会社の給仕にやとわれた。

彼は向学心に燃えていたので独学をはじめた。

交通費を節約し、昼食を抜いてためた金で、
『アメリカ伝記全集』を買うと、

それを使って前代未聞のことをやった。


さて、その前代未聞のこととは、何だったでしょうか?

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  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
有名人の伝記を読み、
本人にあてて手紙を書き、
少年時代の話を聞かせてほしいとたのんだのだ。

※「人を動かす」p.125参照
====================================================



さて、いかがでしたか?


すごく純粋な気持ちがあふれる
すごい行動力ですね。

そう頼んだ結果の一部を紹介すると・・・

**********

当時、大統領選挙に立候補中の
ジェームズ・ガーフィールド将軍に手紙を出して、
少年時代に運河で舟を引いていたというのは
ほんとうの話かと問いあわせた。

ガーフィールドからは返事が届いた。


グラント将軍(南北戦争で北軍の総司令官、第十八代大統領)
にも手紙を書いた。

ある会議について聞かせてほしいと書いたのであるが、
グラント将軍は地図を書いて説明した返事をよこし、

この十四歳の少年を夕食にに招待して、
いろいろと話を聞かせた。

**********


すごいエピソードですが、
もし偉人達が少年少女からこのような手紙を受け取ったら、
かなりの高確率でこのように行動するだろうと
私たちでも予測できますよね。


そして、エドワード少年のことを
カーネギーはこうも表現しています。


**********

彼(エドワード少年)は良き聞き手であった。

有名人に、進んで自己を語らせたのである。

**********


「良き聞き手になる」

このシンプルな行動には、
ものすごいパワーが秘められているということなのです。




【やってみよう!】

====================================================
普段あまり接することがない
目上の方や大物の方の中で、
この少年のような純粋な気持ちで、
話を聞いてみたいと思える人はいませんか?

もし、その誰かを思いついたら、
勇気を出して、話を聞かせてほしいとお願いしてみませんか?

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(影山勝巳の場合)

今乗せていただいているヨットのオーナーの話を
じっくり聞いてみたいと思いました。

会社をご子息に譲られてビジネスの世界からは引退。
ヨットクラブの会長などをやってきた方で、
今でもヨットの世界では理事などの世話役を務められている方です。


その方に聞いてみたい話は、

・人を動かす秘訣

・商売繁盛の心得

・男の子の育て方

の3つです。


普段、その方のヨットに乗せていただく機会が
年に数回あるのですが、
なかなか深い話を伺う機会がありませんでした。

(話を聞こうとする勇気がなかっただけかもしれません)


今晩は、石廊崎の隣にある小さな港にヨットを停泊させて、
民宿でゆっくりできるはずなので、
普段とは異なる環境で、
普段とは異なる話を聞いてみることにしてみます。


そして、もし今日のその場が、
そのような話を聞くのにふさわしくない雰囲気であった場合は、
日を改めて、お話を伺わせていただきたいと
勇気を振り絞ってお伝えしてみようと思います。




【明日の予告】

朝、石廊崎を出航し、午後に熱海に入港する予定です。
ヨットが熱海に着いたら、仲間と別れて新幹線で東京に戻ります。

どのような問題をつくるのかは、
その時の気持ちで決めようと思います。


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大洋へ
大洋の元気な姿をまた見れるよう、
航海には細心の注意を払うことにしますね    お父さんより

2011年8月11日木曜日

#28 子供はすべてお見通し

大洋へ

今晩からお父さんはヨットでクルージングに出ます。

土曜日の夜に無事に帰ってきますので、
それまでいい子にしていてね。


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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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大学生の頃、
生まれて初めて夜の海をヨットで走ったときの感動は
今でも覚えています。

それは1988年の夏のこと。

それは鳥羽レースという名の
三重県の鳥羽を出発して、神奈川県の油壺まで戻ってくる
レースに出場するヨットを
油壺から鳥羽まで船に乗って持って行く「回航」というバイトでした。


油壺を明け方4:30頃に出港し、
まずは伊豆の門脇を目指す。

そして、門脇からは進路を南に変えて、
下田をかわし、石廊崎を越えて、そこからは西へ真っ直ぐ鳥羽を目指す。


途中、御前崎を越えた辺りから夕方になり、
遠州灘を走りながら
陸で打ち上がる花火大会を花火を遠くから見ながら走っていきました。

沖には貨物船など数多くの本船が
高速道路の上を走るかのように、
航海灯を一列に並べながら暗闇の中を走る様に驚きを思えました。

そして翌朝、朝日が海を照らす中、
伊良湖水道の神島が見えてきたときは本当に感動しました。



あれから、23年が経ちました。

今晩24時に葉山マリーナを出港して向かうのは石廊崎。

順調に行けば、明日の昼2時頃には入港できそうです。

無事の航海になるよう、気をつけて行ってきます。




【今日の質問】

「人を動かす」デール・カーネギー著より
PART2「人に好かれる六原則」第4節「聞き手にまわる」の3日目

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カーネギーからの質問 #28


Q.
ニューヨークに住むミリー・エスポシト夫人と息子の会話より。


「ぼく、わかっているよ---
 お母さんが僕をとても愛してくれていること」。

エスポシト夫人は、これを聞いて胸が熱くなった。

「もちろん、とっても愛しているわよ。
 そうじゃないとでも思ったことがあるの?」

「ううん、お母さんがぼくを愛してくれてることはよくわかってる。
 だって、・・・・・・」


この「だって」の言葉に後には、
少年が母から愛されていると感じる理由が記されています。

さて、その少年は自分が愛されている理由を
どのような言葉で表現したのでしょうか?

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  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
「だって、ぼくが何かお話ししようとすると、
 お母さんはきっと自分の仕事をやめて
 ぼくの話をきいてくれるんだもの」。

※「人を動かす」p.120参照
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さて、いかがでしたか?


少年の純粋な感性が、
本物の愛を感じ取っているのですね。

大人はいろんな言葉を子供に投げ掛けることはできますが、
本当の愛は行動が表現してくれる。

言葉ではなく行動。

子供はすべてお見通しという感じがします。




【やってみよう!】

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あなたは、自分が愛している人の話を
ちゃんと聞いていますか?

もし、もっとしっかり聞こうとするなら、
これからどんなことをやってみますか?

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(影山勝巳の場合)

全くもって、耳の痛い話です。

自分で質問を作っているのですが、
本当に痛い。

まさに、分かっているけどできていないことを
自分で指摘しています。


一昨日(8月9日)に書いたブログの中で、
次の通り書きました。

**********

今晩、食事をしながら、
妻の話を熱心に聞くようチャレンジしてみます。

**********


確かに、1日だけやることができました。

しかし、昨晩24時頃帰宅して、自分の部屋で食事をとり、
その後また仕事をしているとき、
妻が部屋に入ってきました。

そこで、妻のお話が始まったのですが、
私はパソコンに向かって仕事をしながら話を聞き流していたので、
妻は怒って部屋から出て行ってしまいました。


嗚呼・・・


やると決めたはずなのに、全くできていない。
これではいけません。

今かなり反省モードになっています。


どうすれば、妻の話をちゃんと聞けるのか?


その答えとして、ちゃんと時間をとっておく
という作戦で行こうと思います。


24時に帰宅して、まだまだ仕事がある。
でも、明日のことを思うと、
早く仕事を片付けて寝てしまいたい。
とても、妻の話を聞く余裕はない。

これが昨晩の私の心の声でした。


そこで、毎晩妻の話を30分だけ真剣に聞くことを、
前もって自分のスケジュールに入れておこうと思い立ちました。

「予定通り」毎晩30分、妻の話を「熱心に」聞く。

その時間を予め自分の予定に入れておけば、
「なんで、今話すんだよ~」
「今、忙しいんだから・・・」
みたいな、心の声を少しは押さえることができることを期待してみます。


私にとっては、
結構、難しそうなチャレンジなのですが・・・




【明日の予告】

今日と同じ節にから、別の少年のすごいアイディアを元に、
問題を作ってみます。


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大洋へ
大洋と一緒に夜の海を走る日は、いつか来るのかな~
あの感動を大洋にも味わってほしいと強く思う  お父さんより

2011年8月10日水曜日

#27 商談の秘訣

大洋へ

今晩も帰宅したら、大洋は既に寝ていましたね。
いい傾向です。

習慣になるといいですね。


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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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今日、読み終えた本

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法
(橘 玲 著)




今年の初めに一度読んでいたが、
最近また読みたくなり、一気に読んでみました。

独特な文体とロジカルな展開がとても興味深い。

そして、とても刺激的な内容が書かれている。


今回読んで初めて気がついたのですが、
この本の中で何度も
カーネギーの「人を動かす」が紹介されています。

それも、進化心理学の理論を元に、
「人を動かす」なでの自己啓発は
無駄な努力であることを証明しようとしているのです。

やってもできない。
自分自身を変えることはできない。

その現実を受け入れた上で、
「残酷な世界」を生きる方法を説いています。


この本読んで、

「なるほど、確かにその通りかもしれない。
 よし、その方向でしっかりビジネスアイディアを出してみよう!」

と思い、いろいろアイディアを考え始めてはいます。



しかし、気になることが・・・


やってもできないのが現実であるのなら、
自分毎日毎日、何のために
「人を動かす」の問題集を作っているのだろう?

そんな素朴な疑問が湧き上がってきました。


しかし、半日くらい経過した後に、
その疑問が気にならなくなってきました。


・学習することが自分は得意

・人に何かを教えることが好き


この二つの根っこが自分の中にあるので、
橘玲さんが本の中で力説していることをただ実践しているだけだ
と捉えられることができるようになりました。


橘玲さんの本は、今の私に思考のゆらぎを強烈に与えてくれました。

そして、自分なりに少しずつそれを消化できているような気がします。


この本を読んで浮かんだビジネスアイディアは、
少し寝かして、熟成させようと思います。

どうも、即実行というほど、シンプルではないためです。




【今日の質問】

「人を動かす」デール・カーネギー著より
PART2「人に好かれる六原則」第4節「聞き手にまわる」の2日目

====================================================
カーネギーからの質問 #27

Q.
ハーバード大学の学長と務めた
チャールズ・エリオット博士は
商談の秘訣について次のように語っている。


「商談にはとくに秘訣などというものはない。ただ・・・」

という感じで、

「ただ」の後に、商談の秘訣を語っている。


さて、「ただ」の後に続く、商談の秘訣は何でしょうか?

====================================================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
商談にはとくに秘訣などというものはない・・・

ただ、相手の話に耳をかたむけることがたいせつだ。

どんなお世辞にも、これほどの効果はない。



※「人を動かす」p.118参照
====================================================



さて、いかがでしたか?


商談においても
「聞き手にまわる」
ということが一番の秘訣であることを
カーネギーは強調したいのであろう。


また別の箇所で
ジャック・ウッドフォードのことばを、
次のように紹介している。


**********

どんなほめことばにもまどわされない人間でも、

自分の話に心をうばわれた聞き手にはまどわされる。

**********



相手を惑わすために、聞き上手になるのは邪道であろう。


そこで、カーネギーは注意事項としてあげていることは、

・一心になって聞くこと

・心からおもしろいと思って聞くこと

の2つがある。


そして、このように相手の話を聞くことは、

わたしたちがだれにでも与えることのできる最高の賛辞

と結論づけている。




【やってみよう!】

====================================================
ビジネスにおいて、
今後どんな場面で
よい「聞き役」にまわろと思いますか?

その作戦をできるだけ具体的に考えてください。

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(影山勝巳の場合)

月1回行っている全体会議の場。

先月のこの会議では、
自分の話を少なくして、他のメンバーの話を聞こうとトライしました。

確かに、話は聞いていましたが、
「一心に」
「心からおもしろいと思って」
聞くことはできていなかったと反省しました。


「一心に聞く」

これに集中してみることにします。
次回の全体会議は、8月30日(火)です。




【明日の予告】

今日と同じ節にからまた問題を作ってみます。


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大洋へ
大洋がつくったプラレールを見て、
本当にトンネルが好きなんだな~と思いました。

なぜそんなにトンネルが好きなのか、
全く見当がつかない お父さんより

2011年8月9日火曜日

#26 熱心な○○

大洋へ

今晩帰宅したら、大洋は既に寝ていましたね。
すごく安心しました。


子供は22:30にはもう寝ている。

これって普通のことだと思いますが、
大洋は普段いつも遅くまで起きていますね。

来年から幼稚園に行くので、
早寝早起きの習慣を早くマスターできるといいですね。

これには、
お母さんとお父さんの努力と工夫が必要になります。

どうすればうまくいくか、
いろいろ考えて、お母さんと相談してみます。


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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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今日は、お客様3社を訪問してきました。

午前中に訪問した用件は、
この4月~6月に掛けて実施した
新入社員研修のレビューでした。


 「研修全体を通して
  例年をはるかに上回る
  大成功を収めることができた」

とのお話を伺い、とてもうれしい気持ちになりました。


うちの会社が担当させていただきた研修は
わずか3日間でしたが、
とにかく研修全体が大成功。

そして、私たちが担当した3日間も、
全体の成功に大きく貢献している
ということでした。


とても優しいお客様なので、
こちらに気を遣っていただいるのかと思いましたが、
いろいろ聞いているうちに、
額面通り受け取っても問題ないことが段々分かってきました。


お話を伺っている中で、
今回の大成功の要因は次の3つが組み合わさった結果のようです。


・人材育成プログラムの「設計」が良かった

・新人の育成を担当する「社内講師(トレーナー)」が懸命な努力をした

・研修を運営する「運営者」が親身になってフォローした


これら、3つのことがキーポイントのような気がします。

もちろん、受講者である新入社員も素晴らしかったのですが、
その素晴らしいポテンシャルを持つ新人達を
生かすも殺すも、周り次第。

特に、トレーナー達の本気が、
新人達を動かし続けたように感じました。


良いお手本を新人に対してリアルに見せる。


このことのパワーをとても強く感じることができました。


それと同時に、
一人一人の本気を生かすも殺すも
「設計」次第であることも
強く実感させられました。


上達する仕組みをもっともっと精度よく「設計」できるよう
精進していきます。




【今日の質問】

「人を動かす」デール・カーネギー著より
PART2「人に好かれる六原則」第4節「聞き手にまわる」の初日

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カーネギーからの質問 #26

Q.
カーネギー自身が体験したエピソードです。

あるブリッジの会にカーネギーが招待された。
しかし、カーネギーはブリッジをやらない。
ところが、いまひとり、カーネギーと同じく、
ブリッジをやらない女性が来ていた。

その二人の会話はこうして始まった。

女性:
「カーネギーさん、
 あなたのご旅行なさったすばらしい場所や
 美しい景色などのお話、
 ぜひうかがわせてくださいな」

しかし、その後のあるカーネギーの一言があったお陰で、
彼女は四十五分間、ひたすら自分で話し、
カーネギーの旅行談を聞かせてくれとは、
二度と言わなかった。


さて、カーネギーの話を聞きたがっていたその女性は、
なぜ、ひたすら自分の話を45分間も続け、
カーネギーの話を聞かせてくれと二度といわなかったのでしょうか?

====================================================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
人は自分の話を聞いてくれる人を求めているものだから

※「人を動かす」p.115参照
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さて、いかがでしたか?


この答えをより深く理解してもらうには、
彼女が話を聞かせて欲しいとカーネギーに頼んだ後の展開を
紹介する必要があると思います。

そこで、少し長くはなりますが、引用してみます。


**********

「カーネギーさん、
 あなたのご旅行なさったすばらしい場所や
 美しい景色などのお話、
 ぜひうかがわせてくださいな」。


わたし(カーネギー)とならんでソファーに腰をかけると、
彼女は、最近夫とともに
アフリカの旅から帰ったばかりだとわたしに告げた。


「アフリカ!」

わたしは大きな声をあげた。


「それは、おもしろい!
 アフリカは、前からぜひ一度旅行したいと思っていたところです。

 わたしはアルジェにたった二十四時間いただけで、
 アフリカのことは、ほかに何もしりません。

 猛獣のいる地方へいらっしゃいましたか?

 ほほう、それはよかったですねえ!
 まったく、うらやましい!

 ひとつ、アフリカの話を聞かせてください」。

**********


こんな風に話が展開したそうです。

このエピソードの結論として、カーネギーはこう言っています。

**********

彼女が望んでいたのは、
自分の話に耳をかたむけてくれ、
自我を満足させてくれる熱心な聞き手だったのである。

**********


なるほど、なるほど、
という感じですよね。




【やってみよう!】

====================================================
カーネギにアフリカ旅行の話を聞かせた女性のように、

あなたの身近に、

熱心な聞き手を求めている人はいませんか?

そして、その人の話を一度、
熱心に聞いてみてはいかがですか?

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(影山勝巳の場合)

真っ先に頭に浮かんだのは、妻でした。

帰宅の遅い私を、料理を作って待っていてくれている人。

この人の話を、もっと「熱心に」聞いてみたいと思いました。

今晩、食事をしながら、
妻の話を熱心に聞くようチャレンジしてみます。

私の場合、典型的な「話を聞けない男」なので、
かなりタフなチャレンジになりますが、
まずはやってみることにします。




【明日の予告】

今日と同じ節にから問題を作ってみます。


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大洋へ
早く寝たので、早起きできるといいですね。  お父さんより

2011年8月8日月曜日

#25 ルーズヴェルトの人間操縦術

大洋へ

最近、お外で遊ぶのが本当に好きになったみたいですね。

朝は早起き。
昼間は外でしっかり遊んで、
夜早く寝る。

そんな生活リズムが早くちゃんとできるといいですね。



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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)
(佐々木 俊尚 著)

という本を、先週読み終えました。



私にとってはとても面白い本でしたが、
ブログで紹介しようと思って
今、Amazonの書評を見たら、
あまり評価が高くないのでビックリ!

今年からfacebookを始めたSNS初心者の私が読むと、
「なるほど、なるほど」と
自分の肌感覚が体系的に整理されていく
気持ちよさがあったのですが・・・

今の自分は、明確な目的もなくfacebookに関わっているのですが、
しばらくfacebookとつき合っていこうと
感じさせてくれる本でした。


特に、この本のキーメッセージである

「他人の視座にチェックイン」

という概念は、
私としてはとても面白く、納得のいく考え方でした。




【今日の質問】

「人を動かす」デール・カーネギー著より
PART2「人に好かれる六原則」第3節「名前を覚える」の3日目

====================================================
カーネギーからの質問 #25

Q.
クライスラー自動車会社が、
両足麻痺でふつうの車を運転できなかったルーズヴェルトのために
特別な乗用車を製作したことがあった。

W・F・チェンバレンという人物が
機械工を一人連れて、
その車を大統領官邸に届けた。

その時の様子をチェンバレンは次の通り語っている。


「わたしは、大統領に、
 特殊な装置のたくさんついている自動車の操縦法を教えましたが、
 彼は、わたしにすばらしい人間操縦法を教えてくれました」


ルーズヴェルトがチェンバレンに教えた
「人間操縦法」とは何だったでしょうか?

====================================================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
相手の名前を覚え、
相手に重要感を持たせること

※「人を動かす」p.111参照
====================================================



さて、いかがでしたか?



ルーズヴェルトは、

「人間操縦術とは・・・」

という説教をした訳ではないのです。


車の納品を受けたときのルーズヴェルトの態度を見て、
チェンバレンは「人間操縦法」を学んだと語っているのです。

このエピソードは、本の中で3ページに渡り紹介されているので、
詳しい引用は控えますが、
ポイントを挙げてみるとこんな感じです。


・相手の名を何度も何度も呼びかけて話す

・相手の話に心からの興味を示す

・相手の努力に敬意を払い、それを口にする

・相手の苦労や苦心を理解する

・相手に心からの感謝の意を表す


カーネギーが本の中で紹介している
人を動かす極意を
ルーズヴェルトはしっかり実践している
ということなのです。

ホント、さすがです。


この引用のまとめとして、カーネギーはこうも言っています。


**********

フランクリン・ルーズヴェルトは、

人に好かれるいちばん簡単で、
わかりきった、
しかもいちばんたいせつな方法は、

相手の名前を覚え、
相手に重要感をもらせることだ

ということを知っていたのです。

ところで、それを知っている人が、
世のなかに何人いるだろうか?

**********


みんなそんなことは知っているはずですよね?

でも、それが実践できているかというと、
私を含めかなりの人は「???」という感じなのかと思います。




【やってみよう!】

====================================================
初対面の人の名を覚える工夫を

何か考えて

実践してみませんか?

====================================================



(影山勝巳の場合)

人の名前を覚えることの重要性を改めて理解した私は、
なんとかそれを行動に移したいと思っています。

そこで今考えたことは、
初めてあった人の名前を手帳に手書きで書いてみる
ということです。

早速、今、
今日打ち合わせで出会った初対面の人5人のフルネームを
ダイヤリー手帳に書き込んでみました。

しかし・・・

2名の方の下の名前の読み方が分からない・・・

参りました。


名刺にフルネームのフリガナ(ローマ字)が入っていることが
どれだけありがたいか、今強烈に実感できました。


人の名前を覚えるには、随分道は遠いのですが、
強く意識して実践してみます。




【明日の予告】

今日と次の節に移り、問題を作ってみます。


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大洋へ
今日、メダカにエサをあげましたか?  お父さんより

2011年8月7日日曜日

#24 子ウサギ

大洋へ

今日はここ10年以上お世話になっている方と一緒に
中野に会食に行きましたね。

中野は大洋が生まれた場所。

当時のことを大洋は何も覚えていないと思いますが、
お母さんとお父さんは
大洋がお腹の中にいた頃のことや
生まれた直後のことをいろいろ思い出して、
とっても懐かしい気持ちになりました。

(新しくなった丸井にも行ってみましたが、
 ここは相変わらず・・・という感じでしたよ)


入院したり、救急車で運ばれたこともあったけど、
よくここまで大きくなってくれたことを
お天道様や神様、そしていろんな人達に
感謝したい気持ちで一杯です。




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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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今日は午前中に、TOEIC S/W テストを受けてきました。

いわゆる「TOEICテスト」は、リスニングとライティングだけで
今まで何度も受けてきましたし、
特に昨年後半は集中して何度も受けてきました。。

しかし、この「S/Wテスト」の受験は今回が初めて。
スピーキングとライティングだけのテストです。


ヘッドセットをしてパソコンに向かって
聞かれた質問に瞬時で答えるのがスピーキングテスト。

その後、パソコンに向かってひたすらタイプするのが
ライティングテスト。

出来映えは惨憺たるものでしたが、
今の自分の実力は分かると思いますので、
ここを出発点にして、
10月、11月、12月と集中して
スピーキング力の向上に励むことにします。


その時、レアジョブのSkype英会話のお世話になろうかと思っています。

毎日25分の英会話レッスンをフィリピンにいる先生とやって
月々5000円。

これは安い。

TOEICのスピーキングテスト対策として
Skypeレッスンをやってみようと
心に決めました。



今までの自分のことを振り返ると、
満足に英語を「話せない」=「スピーキングができない」
理由が分かってきました。

1)正しい上達法を知らない
2)反復練習(量稽古)をやっていない
3)実力の伸びを計っていない

この3つに尽きるような気がしています。


これらの対策を個別に考えてみました。

1)については、
アイディア社のノウハウを改めて学び直す

2)については、
レアジョブのSkype英会話で毎日25分のアウトプット

3)については、
3ヶ月毎にスピーキングのテストを受ける


そして、スピーキングのテストについては、

・TOEIC S/W
・ベルリッツのGTEC
・電話15分のVersant

の3つを、それぞれ一度試しに受験してみることにします。


先ほど、facebookつながりの安河内先生が書かれた
facebookへのフィードを見て、
妙に納得した。


安河内先生のフィードはこんな感じでした。

**********

単純化してしまうと、

「開始→失敗による学習→継続」この3ステ?ップが、

仕事、ダイエット、資産形成、言語の習得、

全てに通じる?ように思う。

**********


おっしゃるとおり。

私の場合、成長が実感できないと継続できないタイプなので
「計測」という要素も加えています。


今、自分で取り組んでいる「レコーディング・ダイエット」も
安河内先生のfacebookのフィードを見て
「よし!」と思って始めました。

本当に素晴らしいヒントを沢山いただき
ありがとうございます >安河内先生




【今日の質問】

「人を動かす」デール・カーネギー著より
PART2「人に好かれる六原則」第3節「名前を覚える」の2日目

====================================================
カーネギーからの質問 #024

Q.
「人を動かす」の著者である
デール・カーネギーとは別人のカーネギーさんである
「鉄鋼王」アンドリュー・カーネギーの10歳の時のエピソード。


ある日、彼は、ウサギを捕まえた。

ところが、そのウサギは腹に子を持っていて、
まもなくたくさんの子ウサギが小屋にいっぱいになった。

すると、エサが足りない。

そこで、困ったカーネギーが実行した
素晴らしい知恵とは何だったでしょうか?

====================================================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
近所の子供たちに、
ウサギのえさになる草をたくさん取ってきたら、
その子の名を、子ウサギにつけた

名前

※「人を動かす」p.107参照
====================================================



さて、いかがでしたか?



すごいアイディアですね。

この作戦は見事大当たりして、
子ウサギたちはえさに困ることがなくなったとのことです。


また、後年、カーネギーはこの心理を事業に応用して、
巨万の富を築くことになりました。


ペンシルバニア鉄道会社に
自社製品のレールを売り込もうとしたとき・・・

当時、エドガー・トムソンという人が、
その鉄道会社の社長だったので、
ピッツバーグに巨大な製鉄工場を建てたとき、
それを「エドガー・トムソン製鋼所」を命名した。

結局、ペンシルバニア鉄道会社がどこからレールを買い付けたか?

その答えは明らかですよね。



また、こんなエピソードも紹介されています。

寝台車の売り込みに際して、
カーネギーはジョージ・プルマンという人物と
採算を度外視した泥試合を演じていた。

売り込みの出張で、このプルマン氏と出会ったとき、
カーネギーは両社の合併を提案した。

その時、カーネギーが提案した新会社の名前は
「プルマン・パレス車輌会社」
であった。

カーネギーの名は全く入れず、
相手の名前だけを入れた新会社名を提案したことで、
アメリカの工業史に新たな1ページを加えることになったのである。



そして、またまた、こんなエピソードも。

カーネギーは、自分の元で働いている多数の労働者の
名前を覚えていることを誇りにしていた。

そして、彼が企業の陣頭に立っているあいだは、
ストライキが一度も起こらなかったと自慢していたのである。




【やってみよう!】

====================================================
何かに誰かの名前をつけてみる。

合併する会社の名前をつけることは難しいと思いますので、
「何か」に「誰か」の名前をつけてみる。

そんなことを考えてみませんか?

====================================================



(影山の場合)

息子の大洋はプラレールが大好き。

プラレールとは、プラスチック製のレールをつなぎ合わせて
電車を走らせるおもちゃ。

プラレールの駅が2つ家にあるので、
一つは「大洋の駅」
もう一つは「ママの駅」
と書いたシールを貼ってみようと思います。

そして「大洋の駅」の駅長は大洋本人にして、
しっかりおもちゃを片付けてキレイにするよう
促してみたいと思います。

まだ2歳8ヶ月なので、どこまで効果があるのかは未知数ですが、
ちょっと面白そうなチャレンジなのでやってみます。




【明日の予告】

今日と同じ節から、ベンジャミン・フランクリンのエピソードを紹介します。


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大洋へ
今日、お母さんがメダカを大きな箱に入れ替えてくれました。
ちゃんと世話してあげてくださいね。  お父さんより

2011年8月6日土曜日

#23 エゴ検索

大洋へ

今日はおばあちゃんの家に行きましたね。

昼間はごちそうを食べて、
夜は花火をして。

おばちゃんとおじさんは
大洋が強烈に自己主張する様子を
とてもほほえましく眺めていましたよ。


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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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今日は平秀信先生の神楽坂にあるオフィスにお邪魔して、
先生と二人で作戦会議をやってきました。

事前に私が提出していた4つの企画はすべてボツ。

「商売の鬼」になるにはまだまだという感じですが、
そこに通ず道の上を、こうやって一歩一歩歩んでいるんだな~
と実感することだけはできました。


平先生との作戦会議の中で気付いたキーワードは、

「ないものを狙うのではなく、あるものを狙う」

「代行」

この二つ。



特に「代行」については、
単に作業を「代行」するのではなく、
相手が欲しい最終的な結果をお届けする
相手の手間をゼロにする「代行」

そんな商売を設計してみたいと強く思いました。




【今日の質問】

「人を動かす」デール・カーネギー著より
PART2「人に好かれる六原則」第3節「名前を覚える」の初日

====================================================
カーネギーからの質問 #023

Q.
フランクリン・ルーズベルト大統領の右腕であった
ジム・ファーレーの得意技を紹介したい。

そのファーレーは、
彼がいなければ、
ルーズベルトは大統領になれなかったであろう
と言われているほどの人物。

そのファーレーが早くから知っていたことは以下の通り。

文中の「○○」には、何が入ると思いますか?



人間は他人の○○などいっこうに気にとめないが、

自分の○○になると大いに関心を持つものだ。

====================================================
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
A.
名前

※「人を動かす」p.105参照
====================================================



さて、いかがでしたか?



他人の名前には興味を示さないが、
自分の名前には大いに関心を示すということ。

本当にその通りだと思います。


だから、もし私たちが相手の名前に関心を強く寄せれば、
その結果がどうなるかは容易に想像ができます。

ジム・ファーレーは5万人の名前を覚えることによって、
ルーズベルトに対する強烈な支持を有権者から取り付けたそうです。


私(影山)は人の名前を覚えることがとても苦手なのです。


しかし、こんなことを平気で口にすることは、

「私はとても身勝手な人間なので、
 自分以外の人間には興味がありません。
 ということで、あなたにも関心が全くありません」

と、面と向かって宣言しているようなものだと
今更ながら気付きました。



「私は人の名前を覚えることがとても苦手です。」

こんなことは二度と言わないことにします。


もし、そんなことを言いたくなったら、

「人の名前を覚えられるよう、努力しています」

とこれからは言い換えるようにしてみます。





【やってみよう!】

====================================================
Googleに自分のフルネームを入れて
検索をしてみましょう。

(このことを「エゴ検索」と言うそうです)


そして、その検索結果を一つずつ見て、
その時自分の中にどのような感情が生まれてくるのか
もう一人の自分が観察する。

そんな作業をしてみませんか?

====================================================



(影山の場合)

Googleの検索結果を30ページほど見てみました。

同姓同名が少ないせいか、
そのすべてが自分本人の情報でした。


このブログやfacebookの情報以外に、

・昨年秋に自分が講師として話したセミナーの映像

・日本ヨットマッチレース協会の理事としての情報

など、忘れていたような情報が出てきて、

「確かに、そんなことやってたよな~」

と神妙な気持ちで検索結果を眺めました。


自分の名前には、自分もやはり関心がある。

そんな当たり前のことを改めて強く感じることができました。




【明日の予告】

今日と同じ節から、記憶に強く貼り付くトピックをご紹介します。


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大洋へ
明日は大洋が生まれた時に住んでいた中野に
食事会で一緒に行きますよ。
食事中、どれだけ暴れてくれるのか、
今から楽しみに(?)、
そして覚悟しておきます。  お父さんより

2011年8月5日金曜日

#22 クリスマスの○○

大洋へ

先週末は生まれて初めてヨットに乗りましたね。

楽しかったですか?

他の子供が船酔いしている中、
大洋は「きゃっきゃ、きゃっきゃ」と大騒ぎでしたね。

今度はクルーザーではなく、
もっと小さいディンギーに乗せてあげたいな~


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《企画趣旨》
納税額日本一の実業家である斎藤一人さんが「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」と「強運」という著書の中で語っています。日本一の商売人が勧めてくれるのだから、素直に従ってみようと思い立ちました。さらっと七回読み流しても意味はなさそうなので、自分オリジナルの「問題集」を毎日作成しながら、この本を深く濃く七回読むことにチャレンジ中です。
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今日はカスタマワイズの村中代表のセミナーに参加してきました。

セミナー概要
http://solution.gaiax.co.jp/marketingsite/news/2011/0720

村中さんの会社
http://www.customerwise.jp/



アイディア社のWEBを再構築する上で、
顧客事例をふんだんに活用したいと思っているので、
その時、村中さんのお力を借りようと企画中です。

賢い人たちの知恵と経験をお借りしながら
どんどん事業を前へ前へと進めていきたいと思います。


ビジネスはすべてやってみないことには何も始まらない世界ですが、
具体的に物事を始める前に、
成功する確率を最大限高めておくことは極めて重要。

村中さんはこのことを「設計」という二文字で表現されていました。

事前の「設計」を重視するこのスタンス、
とても共感できます。



1996年に「7つの習慣」の3日間セミナーに参加したとき、

「すべてのものはは二度つくられる」

という言葉に出会いました。


世の中に存在するすべてのものは、
最初に、誰かの頭の中で構想が「つくられて」
その後、それが現実の形として「つくられる」

イギリスの工場を3年掛かりで建設して帰国したばかりの私にとって、
この言葉の意味はとても深く理解することができました。


また、別の人から教えてもらった言葉に、こんなものもあります。

ビジネスの3ステップ「創って、作って、売る」

これも意味は同じだと思います。


とにかく、最初に頭の中で

「設計」する

「構想をつくる」

「創る」

という1stステップを大切にしていきたいと思います。




【今日の質問】

「人を動かす」デール・カーネギー著より
PART2「人に好かれる六原則」第2節「笑顔を忘れない」の4日目

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カーネギーからの質問 #022

Q.
ニューヨークのあるデパートが、
繁忙をきわめるクリスマス・セールの期間中に、
つぎのような素朴な哲学を広告に出していたそうです。

その広告のタイトルは、「クリスマスの○○」


以下の広告メッセージの「○○」には、
何が入ると思いますか?



「クリスマスの○○」

元手がいらない。しかも、利益は莫大。

与えても減らず、与えたものは豊かになる。

一瞬のあいだ見せれば、その記憶は永久につづく。

どんな金持ちもこれなしでは暮らせない。
どんな貧乏人もこれによって豊かになる。

家庭に幸福を、商売に善意をもたらす。

友情の合言葉。

つかれたものにとっては休養、
失意の人にとっては光明、
悲しむものにとっては太陽、
悩めるものにとっては自然の解毒剤となる。

買うことも、
強要することも、
借りることも、
盗むこともできない。
無償で与えてはじめて値打ちが出る。

クリスマス・セールでつかれきった店員のうちに、
これをお見せしないものがございましたら節は、
おそれいりますが、
お客さまのぶんをお見せ願いたいと存じます。

○○を使いきった人間ほど、
○○を必要とするものはございません。

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A.
笑顔

※「人を動かす」p.101参照
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さて、いかがでしたか?



すぐにお分かりいただいたことと思います。


笑顔の本質を突いたコピーだと思います。

そして、この広告を絶妙のタイミングで本の中で紹介する
カーネギーのセンスに脱帽です。

1900年代前半に書かれたコピーですが、
時代を超えて今でも通用するパワーを感じさせてくれますね。




【やってみよう!】

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「笑顔を忘れない」

カーネギーが教えてくれるこのことの大切さは
もう十分理解できましたよね。

そこで、自分らしい笑顔をもっともっと増やすために、
賢人の知恵を借りてみませんか?

例えば、自分の身近にいて
いつもニコニコしている笑顔の達人の話を聞いてみるとか。

または、笑顔の達人が書いている本を1冊読んでみるとか。

自分らしい笑顔を増やすために、
何か具体的なアクションを起こしてみてはいかがでしょうか?

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(影山の場合)

今週の水曜日、平先生のセミナーに参加している中で、
重田さんという笑顔の先生の存在を教えていただきました。

そこで、今、この重田さんの本をまずは1冊買ってみました。


一瞬の出会いでチャンスをつかんでいる人の 顔グセの法則
(重田みゆき 著)


笑顔の作り方を人から教えてもらうなんて
以前の自分であれば、
恥ずかしくて、アホらしくてやってられない
という感じだったと思います。

でも、カーネギーがこれほどまで力説してくれていますから、
素直にそのアドバイスを受け入れてみたいと思います。


この本を読んで実践した結果は、
後日またご紹介してみたいと思います。




【明日の予告】

次節「名前を覚える」に移って出題してみます。
これ、とっても苦手なのです。


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大洋へ
明日はおばあちゃんの家に行きます。
大洋のおばちゃんとおじちゃんにも久々に会えますよ。
おばあちゃんに買ってもらった甚平を着て行きましょうね。
お父さんも大洋とおそろいで、
甚平を着ていきますから。  お父さんより